アイレットの事業部紹介シリーズ『iret Division Interview』第2回目は、「クラウドインテグレーション事業部〜大阪/構築・開発篇~」をお届けします。
※クラウドインテグレーション事業部は、「東京/構築・プリセールス」、「大阪/構築・開発」、「MSP・セキュリティ」の3つの部門があり、部門の傘下に複数のセクション(各セクションリーダーが統括)、セクションの傘下に複数のグループ(各グループリーダーが統括)が存在する組織構造になっています。
iret Division Interview #1
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■「クラウドインテグレーション事業部~大阪/構築・開発~」とは
「クラウドインテグレーション事業部」の大阪/構築・開発は、グランフロント大阪にある大阪オフィスを拠点とした部門です。製造業を中心としたエンタープライズ顧客へ向けたITソリューションの企画から提案、構築・開発から運用をご提供しています。
構築第一セクション、構築第二セクション、開発セクション、PMOセクションがあり、インフラエンジニアと開発者の割合はほぼ5:5となる約40名と、 PMOの役割を担う5名で構成されています。
顧客によって達成するべきQCD(Quality/Cost/Delivery)を意識し、メリハリのある提案を実施すること、メリットだけでなくベネフィットを追求し、顧客自身が気づいていない課題の本質に迫るソリューションを提供すること、準備を怠らず、お客様のご要望については原則断らないことを基本姿勢とし、業務に取り組んでいます。
関西・京滋・中部地区を中心に、西日本インバウンド拡大に向け、チャネルの立ち上げと社外ステークホルダーとの協業施策をすすめながら、既存のお客様の発展と本業への貢献に向けたリレーションシップの発揮をミッションとしています。
今後はマルチクラウドを活用した適材適所の提案とそれぞれのクラウドの長所を組み合わせたIT戦略の提案、ゲーム領域やデータベース運用、負荷試験の内製化を行い、提供ソリューションの拡充を推進していきます。
今回は、構築第一セクション、構築第二セクション、開発セクションから以下の3名にインタビューを行いました。
久米 拓馬(くめ たくま)
大阪構築第二セクション/グループリーダー/インフラエンジニア
言上 侑也(ごんじょう ゆうや)
大阪構築第一セクション/グループリーダー/インフラエンジニア
田添 勇人(たぞえ ゆうと)
大阪開発セクション/開発エンジニア
■事業部内の社員の年齢層、経歴、雰囲気は?
――皆さんが所属しているセクションの年齢層や、メンバーのバックグラウンドを教えてください。
インフラエンジニア、開発エンジニアなどの経験がある人が多いですが、大阪が拠点として立ち上がった約5年前にはクラウド経験者が少なかったこともあり、入社後にAWS (Amazon Web Services)などのクラウドサービス(以下、クラウド)を学んだ人も多いです。
オンプレミスでの運用構築の経験者が多く、前職でAWSやクラウドの業務経験がある人と無い人の割合は半々くらいです。
これまでは、アイレットに入社してからクラウドを学ぶ人が多かったですが、最近ではクラウドの経験がある人、業務としてクラウドに携わっていなくても独学で資格を取っている人などが増えてきました。
開発に関して何かしら経験がある人が入社していて、年齢層は構築のセクションと同じく30代が最も多いです。
――では、セクション内の雰囲気はいかがですか?
ときには雑談しながら、ワイワイやっています。風通しがいいと感じますね。
■主なお客様や案件、仕事のすすめ方は?
――皆さんが所属されているセクションではどのような業務を行っているか教えていただけますか。
アイレットの「cloudpack」のサービスである「migrationpack」の利用が多いですが、同じく「cloudpack」の新サービスであるVMware環境をクラウド最適化する「VMware on AWS構築サービス」も、現在進行形で実施中です。
全社的に力を入れている取り組みではありますが、特に私たちのセクションが、親会社であるKDDIとタッグを組んで率先して検証して導入した分野です。
テレビ局やゲーム会社の業務では、放送やゲームの発表などに合わせてアクセスが集中するためサーバーを増強するなど、状況に合わせたサーバー管理を随時行っています。
予期せぬ障害に対してもいち早く察知し素早く対応するほか、日頃からアクセス状況を分析して、サーバーの増減の提案も行っています。
また、AWSはもちろん、Oracle Cloud Infrastructureを活用したソリューション提供も行っています。
特に、チャットボットツールの開発で豊富な実績があり、「LINE BOT」を使用した事例では、イベントでのスタンプラリー利用や、エリアごとの観光案内を情報提供する観光系のシステムなどがあります。
また、顧客のニーズに合わせた社内ツールとして、独自のチャットボット開発も行っています。その範囲は、日報入力から、営業対応部署の振り分けシステム、さらにはスポーツ興行における利用など、多岐にわたります。
お客様からの問い合わせに対応し、プロジェクトの立ち上げをサポートする役割も担っています。
技術的な知識も持つことから、営業とエンジニアの間に立ち円滑にプロジェクトをすすめるキーマンになっています。
構築セクションにてグループリーダーを務める久米と言上。セクション間での協業も多い
――案件の期間や案件による人数、体制についても教えてください。
メイン担当に補佐がつく体制ですが、補佐の人数を案件の規模によって調整します。
リーダーを担うプロジェクトマネージャーとメインで開発にあたるメンバー、その傘下にサブのメンバーといった体制です。最小単位は2名で、案件によって人員を増強します。
また、開発を含まず、顧客のアドバイザーとして関わる場合は、1ヶ月未満の案件もあります。
――仕事をすすめる上で、他の事業部との関わりはどのくらいあるのでしょうか。
セクションをまたいで協働することも少なくありません。MSP(Managed Service Provider)セクションには、我々が構築した後の運営を任せるため、週1回の定例会を行っており、密に連携をとっています。
また、大阪だけでなく東京の営業と行う仕事もあります。
また、開発のデザイン実装の段階では、東京のデザイン事業部に依頼するため、連携しています。
■業務をスムーズにすすめるための工夫、チームビルディングのノウハウは?
――業務を行うために、心がけていることや工夫していることを教えてください。
「お客様の言うとおりにしました」だけでは提案として浅いと考えています。
漏れなく業務をすすめることができるだけでなく、新しく入ってきた方が案件にスムーズに取り組めるというメリットもあります。
――業務を遂行するにあたってチームビルディングが欠かせないと思いますが、良いチームをつくるために行っていることはありますか。
コロナ以前では、飲みにもよく行っていましたし、休日に有志でBBQをすることもありました。また、大阪全体での懇親会を開いたりもしていました。
また、セクションの垣根なく、麻婆豆腐好きやカレー好きが集ってランチに出掛けたりして交流しています。
――やはり、リモートならではの工夫があるのですね。
■入社後のフォロー体制や、勉強会は?
――中途入社の社員に対しては、フォロー体制はあるのでしょうか?
――勉強会などは行っているのでしょうか。
■うちの事業部の魅力は○○!こんな人に来てほしい!
――最後に、事業部(特に大阪/構築・開発)の魅力や、求める人物像、メッセージをお願いします。
事業部やセクションはもちろん、会社全体のカルチャーがそうですね。主体的に動けば動くほどやりがいを感じられるので、自ら考えて、それを行動にうつせる人がマッチするのではないかと思います。
構築のセクションとしてはマルチクラウドの考えで、さまざまなクラウドを駆使したよりよい提案を行う方向性に舵を切っているので、クラウド全般に興味がある人にはおすすめです。
クラウドの経験が無くても、オンプレミスのインフラ経験や独学での学習経験があるなど、何かしらのバックボーンがあれば十分活躍できる可能性があるので、興味がある人は応募してほしいと思います。
求める人物像としては、アイレットのベンチャー気質を継承できるような、主体性がある人です。新しい技術に関しても、なんらかのトラブルに関しても、自分ゴトとしてとらえ、主体的に関わっていくことができる人と働きたいです。クラウド経験者でなくても、物理サーバーを触ったことがあり、ネットワークの考え方や仕組みについて理解していれば、クラウド構築でも活躍できる可能性を秘めていると思います。
構築セクションとは別に、24時間365日の監視運用保守を担当するMSPセクションもあり、そこで経験を積むこともできるので、クラウドに興味があればチャレンジしてほしいと思います。
また、LINEやAlexaといった、最新の技術を取り入れた開発に携わることができるのも特長です。そのため、新しい技術を取り入れて実装していくことに前向きな人、受け身ではなく自分から情報を取りにいってチャレンジできる人が向いていると思います。
私自身も中途入社だったのですが、クラウドの知識を習得するには最高の環境だと感じています。開発セクションであっても構築部分を触ることができますし、クラウドを利用したシステム開発を0から100まで経験できるので、クラウドにおけるシステム開発の経験を積みたい人には本当におすすめの職場ですよ。
■編集後記
事業部の方針でもある、「顧客自身が気づいていない課題の本質に迫るソリューションを提供する」という意識がひとりひとりのメンバーに浸透しているクラウドインテグレーション事業部大阪。関西圏のお客様だけでなく、東京など全国の案件も手掛けられるのは、クラウドだからこその醍醐味かもしれません。
コロナ禍においてもグループによって、毎日オンライン会議を開催したり、自由につぶやけるSlackチャンネルを設けたり、オンラインゲームをしたりと、さまざまな工夫がされているので、入社後のコミュニケーションもご安心を。
クラウドの経験を積みたい方には最高の環境ですので、主体的にチャレンジしていきたいという方は、ぜひご応募をご検討下さい!技術勉強会「雲勉」も定期的に開催していますので、まずはそちらを覗いてみるのもありですよ。
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