【AWS re:Invent 2022】serverless のこれから

はじめに

アイレット第一開発事業部の中村です。
本日は severless 関連をメインに紹介します。

Accelerating innovation with serverless on AWS

基本情報

概要

Serverless empowers organizations to go to market faster while lowering cost across a wide range of applications. Join Holly Mesrobian, VP of Serverless Compute at AWS, to learn about the innovations happening at all layers of the stack, across both serverless functions and serverless containers. Discover important lessons learned from customers achieving long-term success on their serverless journey in the face of rapid change. Finally, explore newly released innovations that enable more secure, reliable, and performant applications. From newly launched startups to large enterprises, learn why over a million customers choose serverless for their most demanding use cases.

サーバーレスにより、組織は幅広いアプリケーションでコストを削減しながら、より迅速に市場に参入できます。 AWS のサーバーレス コンピューティング担当バイス プレジデントである Holly Mesrobian に参加して、サーバーレス関数とサーバーレス コンテナーの両方にわたって、スタックのすべてのレイヤーで起こっているイノベーションについて学びましょう。 急速な変化に直面しながら、サーバーレスへの移行で長期的な成功を収めたお客様から学んだ重要な教訓を発見してください。 最後に、より安全で信頼性が高く、パフォーマンスの高いアプリケーションを可能にする、新たにリリースされたイノベーションを調べてください。 立ち上げたばかりのスタートアップから大企業まで、100 万人を超えるお客様が最も要求の厳しいユースケースにサーバーレスを選択する理由をご覧ください。

開催日時

• 2022/11/29 15:30-16:30

セッションレベル

• 200 – Intermediate

セッションタイプ

• Leadership Session

開催場所

• Level 5, Palazzo Ballroom B, Venetian

利用される主なサービス

• AWS Lambda
• AWS Fargate
• Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS)

スピーカー

• Holly Mesrobian, VP – Serverless Compute, AWS Lambda, Amazon
• Guillermo Rauch , CEO, Vercel
• Sheen Brisals, Senior Engineering Manager, The LEGO Group

まとめ・所感

serverless の推進

本セッションでは serverless のメリットに重点を置いてプレゼンが進められていました。

• スケーラビリティ
• 低コスト
• 利用までの簡単さ
• 信頼性
• 速度
• パフォーマンス
• セキュリティ

私自身も業務で Lambda や Fargate をよく利用するので、serverless サービスの使い易さは身をもって感じています。
以下ページのスライドは、上に行くほどマネージドサービスを利用すると良いでしょうという AWS からのアドバイスになります。
確かに余程の理由がない限りは EC2 を利用する機会は少ない印象です。
インスタンスの管理工数も増加してしまうことになるので…。

Lambda の新機能

先日の夜の keynote でも Lambda SnapStart が発表されていましたが、この場でも再度周知されました。
特にバックエンドアプリで利用する場合など、コールドスタートは避けては通れない道だったので非常に助かります。
速度が10倍向上するとのことで、実装されたら試してみたいですね！
また、Amazon Inspector が Lambda に対応するとのこと。
私がアプリ開発メインということもあり、正直脆弱性に関してはあまり詳しくありません…。
これを機会に勉強します。

全体を通して

私自身の業務がバックエンドシステムの設計・開発ということもあり、
serverless 関連のセッションは興味をそそられる内容が多いです。
本記事には記載していませんが、Lambda 以外のコンテナサービスを利用したアーキテクチャパターン、機能も紹介されていました。
今後の設計にも活かせる良い機会となりました！