cloudpack橋本です。

■はじめに

前回、CentOS6.5にブロック図生成ツールblockdiagを導入しました。

今回は、webサーバ経由で利用した際のTipsを記載します。

■前提

※前提1: webサーバはapache
※前提2: apacheよりphpが使える状態となっていること

■概要

  • スクリプト上にblockdiagコマンドを定義した場合、「apache」ユーザ/グループで実行されることを考慮
  • ブロック図生成先にapacheユーザ or グループの書き込み権限を付与する必要あり
  • blockdiagコマンド実行時、apacheユーザで実行されるため明示的にフォントを指定する必要あり

■出力先ディレクトリ

デフォルトのdocumentrootより

# mkdir /var/www/html/data
# chown .apache /var/www/html/data

■サンプルスクリプト

# vi /var/www/html/index.php
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BlockDiag Online


",$command); print "
"; if (file_exists($ff)) { echo "$ff が存在します
"; printf("ff: %s
",$ff); print ""; } else { echo "$ff は存在しません。生成に失敗しているようです
"; echo "成功すると以下のようなSVGファイルが生成されます

"; print ""; } } ?>
実行権限付与
# chmod 755 /var/www/html/index.php

■ブラウザより実行

http://example.com/index.php

[続編] blockdiag 導入: ブラウザより実行結果


▽変換結果

[続編] blockdiag 導入: 変換結果

■生成ファイルを確認

# ls -l /var/www/html/data/svg5038.svg
-rw-r--r-- 1 apache apache 7465 10月  8 20:04 2014 /var/www/html/data/svg5038.svg

少しは実際の利用用途に役立つ内容になったかと思います。

以上になります。

元記事はこちらです。
Apache – 続:ブロック図生成ツール blockdiagを導入してみました