第四開発事業部の西田です。

2日目2個目のブログは英語力に自信のない人に安心の、数少ない日本語セッションです。

会場は一番遠いMandalay Bayなので基調講演が終わってからすぐ出発しました。
歩くと1時間近くかかりますが、街並みを眺める散歩がてら楽しく歩けました。

途中ちょっと疲れたので無料のトラムに乗って到着。

この会場はかなり広く複数階にまたがるのでついてからもかなり迷いました。
なんとか昼食にもありつきセッションにも間に合いましたが時間にこの会場の時は時間に余裕を持って向かわないといけないですね。

昼食は雑な盛りで恐縮ですが、中東・北アフリカ風のスパイシーランチでした。
クッキーは他の会場でも見かけて、やたら甘いですが美味しいです。

セッション内容

最初に注意としてスライドの内容は全てはre:invent以前の内容で、基調講演などのアップデートは含まれていません。
今年一年のアップデートを振り返る内容となっています。

今年一年の各ジャンルのサービスにどれだけアップデートがあったかのサマリ。
アップデートの数=投資が多かったり、チームが多いというわけでもないとのことですが、一つのトレンドとしてコンピュートやアナリティクス、データベース、ML領域で発表が多かったことがわかります。

今年注目されたのはやはり生成AIで、AWSならBedrockですね。
基盤モデルをAPIを使って利用できること、AmazonとAmazonの選定したモデルを選択できるのが特徴です。

エージェントとRAGはアナウンスはされていたが本日発表されましたね。

コンシューマーとプロデューサーという概念を用いたデータアクセスの管理サービス。
データ活用のスマートさを一段引き上げるサービスです。

VPCで分けられているマイクロサービスを統合して管理するユースケースで使われます。
それぞれ別々のアーキで作ったサービスでもLatticeのルールに基づいてネットワークや認証を管理できるのが特徴です。

ECSやRDSなどマネージドのサービスで使うと移行インパクトを出さずにコスト改善できるかもしれないのでぜひ検討をとのことでした。

Connectの値下げについても触れられています。
値下げはAmazonの創業時の精神で、何かイノベーションが起きて改善ができたら値下げの形で顧客に還元しているとのことです。
ありがたいですね。

2023年は新しい3つのリージョンがGAしました。
さらにDXロケーションに印西のDCが追加されています。

私も育休中にお忍びで行きましたが今年のAWS Summit Tokyoは4年ぶりの物理開催ということで大変盛り上がりました。

LLMの開発支援について。

デジタルマーケットプレイスが実現すれば、政府系案件へのスタートアップの参入障壁を下がり、大手ベンダー以外も受注できるようになる可能性が。

特に目立った事例の紹介。

デジタル人材は非デジタル人材より1.5倍の経済効果があるとのこと。
ただし、まだまだ人材が足りないためAWSも支援していく。

技術アセットの紹介。
generative-ai-use-cases-jpは私もブログで紹介させていただきました!

第四開発事業部の西田です。Amazon BedrockがGAされてAWSの生成AIも盛り上がってきましたね。本記事では、↑こちらに公開されているAWS公式の生成AIユースケースのサンプルを実際にデプロイして試してみました。デプロイしてみるhttps://www.youtube.com/watch?v=9sMA...

最後に告知。
明後日、日本向けにre:Inventで発表されたアップデートを紹介するセッションがあります(私も参加予定です)!

感想

セッションは当然のように全て日本語で参加者もおそらく全て日本人。
セッション中に挙手性のアンケートがありましたが出席者の半分以上初参加のようでした。

内容も自分が追っかけられていないアップデートについて補完することができてありがたかったです。

せっかく海外に来ているので英語のセッションを受けにいくべきだとは思いますが、やはり母国語のほうが理解はしやすいですし箸休めにいいなと思いました!

AWS re:Invent 2023 re:Cap presented by iret 2023年12月7日 (木)「AWS re:Invent 2023」のポイントを解説する「AWS re:Invent 2023 re:Cap presented by iret」を開催します。

詳細はこちら:https://cloudpack.jp/lp/aws-reinvent-recap-2023/