タイトル

Mint gen AI NFTs on Ethereum with account abstraction wallets and IPFS

概要(原文)

In this workshop, build an NFT minting and exploring application. Learn how to create account abstraction wallets using Amazon Managed Blockchain and AWS Key Management Service (AWS KMS) for secure key management and signing; deploy an AWS CodePipeline CI/CD pipeline for an NFT smart contract built with Foundry; use an indexer to query smart contract data with rich queries; generate artwork with a Stable Diffusion foundation model on Amazon SageMaker JumpStart; mint the artwork as an NFT; and deploy a React frontend with AWS Amplify. You must bring your laptop to participate.

ワークショップのざっくりとした概要

  • Amazon Managed Blockchainを使ってイーサリアムテストネット上にNFTを作成する。
  • SageMakerを使って画像を自動生成、自動生成された画像でNFTを作成する。
  • 秘密鍵はKMSに保管し、秘密鍵が露出しないように構成をする。

ワークショップの概要

Moduleは2個に分かれていました。
スクリプト実行待ちの時間などでアーキテクチャの説明などしていただきました。

ワークショップ専用ページがあるので案内がありました。
初回接続だったのでアカウント作成をしました。
別のワークショップで作成していていればアカウントの使いまわしはできそうです。

アカウントログイン後、今回のワークショップ用のコードを入力して以下の画面が表示されました。
ワークショップの概要と説明を確認、ワークショップの開始を選択してワークショップを開始しました。 

実際に手を動かすModuleは15分と60分の計75分でその他の時間は説明の時間が設けられていました。

トランザクション発行フロー

Modele1ではCloud9を用いて環境を構築していきます。
AWSアカウントは自身のAWSアカウント、ワークショップ用に払い出されたAWSアカウントどちらでも利用ができました。
自身のAWSアカウントではIAMロールの準備をしないといけないので時間内で完了するのは難しそうでした・・・。
コストもどれくらいかかるか分からないのでワークショップ用のAWSアカウントがいいですね!

スクリプト等はすべて準備されているのでCloud9でCDKやAWS CLI、jq、yqなどをインストールして準備されているスクリプトを実行するとAmazon Managed BlockchainやPipeline、KMSなどの構築、walletの作成などが行われました。

Module1完了後、ampliyfyのURLが生成されました。

ampliyfyのURLにアクセスするとNFTの発行やWalletにアクセス出来るUIが作成されたWeb Appが表示されました。
NFT作成にあたってNFTの名前を入れてMintを選択します。

NFT作成用のトランザクションが発行され、NFTがMintされました。

生成されたトランザクション

https://goerli.etherscan.io/tx/0xd7fbd730f2e93764554cf686342d0042f5c76736cf0166378ff4638c079aa088

Walletを見るとERC721規格のNFTがwalletに存在することを確認できました。
ちなみにEthereumのネットワークはテストネットであるgoerliで作成されていました。

NFTのTransferのトランザクションも発行できます。

送信時に生成されたトランザクション

発行したNFTのオーナーなども同ページから確認が可能でした。

Module2は残念ながら時間が足りず未完了でした・・・。

SageMakerで自動生成された画像でNFTを発行するデモを投影されていましたので紹介します。
作成したい画像のキーワードを入力して生成された画像でNFT発行が可能になるシステムをModule2で構築ができるようでした。
※アーキテクトの方がおっしゃってましたがかなり難易度が高いワークショップとのことでした。

アカウントアブストラクションのフロー

スマートコントラクト発行フロー

 

wallet秘密鍵の管理をどのように行うか

CodePipelineを使ったスマートコントラクトの発行

まとめ

ワークショップ初参加でしたが説明を交えて実際に手を動かしてアーキテクチャを構築、サービスの利用ができるのは非常に勉強となりました。
英語が苦手なので不安でしたが、日本のソリューションアーキテクトの方がいらっしゃったのでエラー発生時などサポートいただけました。
すべてのModuleは時間の関係上完了できませんでしたがマネージドサービスならではの構築負荷が限りなく少なくEthereumチェーンのデプロイができました。
gethのインストールやブロックデータの同期も不要でこんなに短時間で簡単にデプロイできるのかと感動しました。
また、NFTの発行用のトランザクションの仕組みをマネージドサービスで構築、walletの秘密鍵などをKMSに保管するこで露呈しない仕組みを使うことで運用負荷もかなり少ないのではないかと感じました。
NFTの発行については企業様に限らず自治体や大学などでも活用されていくと思いますので、マネージドサービスを使いNFTを手軽に発行できるのはNFT発行の敷居も下がりWeb3業界も活性していくのではないかと思います。

Amazon Managed BlockchainでEthereumのL2チェーンであるPolygonチェーンの対応もされたようなので、より一般化していくサービスだと思います。
Ethereumのトランザクション生成の手数料が高いので、Polygonチェーンに対応したことは一般ユーザからするとかなり嬉しいアップデートだと感じました!
※記載時点でEthereumのswapトランザクションで$3、Polygonで$0.005

re:Invent 2023で食べたご飯

ベラージオホテルの中にあるPrime Steakhouseでお客様と会食していたのですが、リブアイステーキが美味しすぎて食べすぎました・・・
何度かステーキを食べましたが本場とあってどこも美味しすぎます!
まだラスベガスでステーキ食べてない方はぜひ食べて帰ってください!

https://maps.app.goo.gl/Nz2QXmnifhNzzsXY7

AWS re:Invent 2023 re:Cap presented by iret 2023年12月7日 (木)「AWS re:Invent 2023」のポイントを解説する「AWS re:Invent 2023 re:Cap presented by iret」を開催します。

詳細はこちら:https://cloudpack.jp/lp/aws-reinvent-recap-2023/