昨年の夏、Google は AI を活用したリサーチや執筆する際のアシスタントである NotebookLM を発表しました。そして本日より、 Google Labs で Gemini 1.5 Pro を搭載した更新版の NotebookLM を日本語を含む言語で 200 以上の国と地域に順次提供します。私たちが Not...

6/6(米国現地時間)、日本語対応発表があったばかりのNotebookLMを早速使ってみたところ、そのユーザー体験に感動したのでレビュー記事を書いてみました!


初期画面はこのようになっています。Googleアカウントでのログインが必要ですが無料で使えます。

ノートブックという単位でメモの集まりを管理でき、ノートブック単位でほかのGoogleアカウントと共有して共同利用も可能です。
また、サンプルのノートブックも用意されています。

ノートブックに入るとこのような画面になります。

「メモを追加」からフリー入力でメモをつくることができます。
ここまではよくあるノートアプリですが、NotebookLMは生成AIからメモの作成をアシストしてもらったり、メモから新たな提案や洞察を使いやすいUIで簡単に得られます!

作ったメモを選択することでチャット欄が有効化されます。
プリセットのボタンやチャット入力からメモに対するアドバイスや洞察を得ることができます。

試しにレシピの改善点を提案してもらいました。

チャット画面が展開し新たなアイデアを提案してもらうことができました。
ピンマークを押すことでもらった回答をそのまま新たなメモにもできますし、さらに対話を続けることもできます。

ソース情報を追加することでドキュメントやウェブページを知識ベースに先程のチャットを行うこともできます。

弊社のサービスサイトを追加してみたところ、このように質問のサジェストが出てきます。

メモと同じようにチャット形式でソース情報から提案や洞察を得ながらメモを作成していくことができます。

データソースをペインで参照しながらメモ作成やチャットを行うこともでき、生成の根拠づけ箇所が参照できるようになっているのも使いやすいです。


まだ使用感を確認しただけですが、複数のデータソースを横断してGeminiをつかってメモ作成やアイデア出しの支援が簡単にできる、生成AIによって到来する未来を感じさせるノートアプリだと思いました!