DX開発事業部 モダンエンジニアリングセクションの西田です。

先週ラスベガスで開催されていたGoogle Cloud Next ’24で発表された「Gemini in BigQuery」と「Data Canvas」を早速プレビュー申請して触ってみました!

Gemini in BigQuery

BigQueryの中のGeminiということで、BiqQuery StudioのクエリエディターやPythonノートブック上でGeminiによるコード生成や、オートコンプリートの提案を受けることができるようになりました✨

オートコンプリートはこんな感じで、コメントや書いてる途中のSQLクエリをいい感じに保管してくれます。
ステッキのようなマークを押すことでもコード生成のダイアログを開くことができます。

このように自然言語からクエリを作成できます。
生成されたものはそのままクエリエディターに挿入できます。

ほかにも、「テーブルソースを編集」で利用するテーブルを選択してJOINの選択肢を狭めてあげたり、「クエリサマリー」で生成されたクエリの内容を説明させることもできます。

ノートブックでもサジェストとコード生成が使えます。

この辺から細かい機能ごとのオプトイン/アウトも可能です。

Data Canvas

Gemini in BigQueryも十分すごいのですが、もっと驚いたのがこのData Canvasです。
LookerやLooker Studioとも違う全く新しい使い勝手に驚嘆しました✨

このように巨大なキャンバスにテーブルを配置し、そこから分析を開始できます。
ここでもGemini in BigQueryによるクエリの提案を受けることができるのがわかります。

さらにクエリで導出した結果をグラフ形式でヴィジュアライゼーションまでやってくれます。
ここもプロンプトによる指示だしが可能です。

アドホックさと見やすさ、自然言語指示による気軽さを備えた未来のデータベース分析インターフェースだと感じました!
まだプロンプトだけでは込み入った分析は難しそうという所感ですが、できること自体がすごいので細かい使い勝手はすぐにおっつきそうな気がします。