2ヶ月ほど前から社内でもくもく会が継続して開催されています。
もくもく会については以前に記事が書かれているので、こちらから!

私も誘っていただき参加していますが、異なる得意分野を持つエンジニアが集まってもくもく作業したり、技術について話したりする場は非常に刺激的です。
また普段の仕事では関わることのない社内のエンジニアともお話しできる点も魅力です。

さて、今回はそのもくもく会発のLT会を開催しましたので、ご紹介します!

LTとは?

LT(ライトニングトーク)は、短時間で行うプレゼンテーションのことです。
エンジニアが自身の興味や得意分野について手軽に発表できる形式として、多くの企業で取り入れられています。

アイレットでは度々LT会が開催されており、今回もその中の一つとしてもくもく会発のLT会を開催しました!

準備

LT登壇者募集

登壇者募集のアナウンスがされると、なんと約2分で4枠が埋まりました(!!!)
このスピード感からも、もくもく会に参加しているエンジニアがLT会に対して高い関心を持っていることが伝わります。
テーマは自由でしたが、そのため自分の興味や得意分野について話す絶好の機会となりました。

機材準備

もくもく会の参加者の方が発表用の機材を用意してくださったおかげで、発表はスムーズに進行しました。
オンライン参加者も置いてきぼりにされないよう、ハイブリッド開催に向けた配信準備がしっかりと整えられていました。この準備のおかげで、文字通り全員が問題なく参加することができていたと思います。

いざ当日!

今回はオンラインとオフラインの両方で参加可能なハイブリッド形式で開催しました。

当日のタイムスケジュール

全1時間のLT会で、5つのLTが発表されました。
今回は特にテーマを決めなかったため、発表者それぞれの特性に寄ったニッチなテーマが揃いました。

さらに今回は、ほとんどのLTが新卒3年目までの若手エンジニアの発表だったのも注目です!

No.1 「もくもく会の紹介」

もくもく会を知らない社員も視聴していたので、最初はもくもく会の紹介です!
もくもく会立ち上げメンバーとしての想いが共有され、LT会のエンジンがかかりました。

もくもく会の紹介

No.2 「Mac Pro Late 2013にProxmox入れてk8sクラスターを構築した話」

2番目はインフラ分野からKubernetesの話題です!
ProxmoxやCloudflareなどを使用したk8sクラスター構築で、インフラエンジニアの心をガッツリ掴みました。

Mac Pro Late 2013にProxmox入れてk8sクラスターを構築した話

No.3 「モールス信号でAmazon Bedrockとナイショ話」

3番目は開発分野からAWSのAmazon Bedrockと電子工作の話題です!
生成AIとモールス通信を行う内容で、新しい生成AIとのコミュニケーションの試みについての発表でした。

モールス信号でAmazon Bedrockとナイショ話

No.4 「ウォーターフォールとReact」

4番目は開発分野からReact導入に対する開発手法や案件状況での選定方法についての話題です!
質疑応答ではディープな意見交換が行われ、聞いているだけでも勉強になりました。

ウォーターフォールとReact

No.5 「Headless UI紹介」

最後はデザイン分野からヘッドレスUIライブラリの紹介でフィニッシュです!
実際にHeadless UIを使った開発の知見共有や、他のヘッドレスUIライブラリ紹介がありました。

Headless UI紹介

実際の参加人数

オフラインには10人、オンラインには49人が参加しました。合計で59人のエンジニアが集まり、大盛況でした!
参加者の中には、普段もくもく会には参加していないエンジニアもおり、新たな交流の機会となりました。

会場の雰囲気

オフライン開催も行ったため、発表に対する反応が発表者に届きやすく、わいわいとした雰囲気でした。
リアルタイムでの反応やオンライン参加者からの多くのコメントを発表者が拾うことにより、インタラクティブな発表が展開され会場は非常に盛り上がりました。
発表者としても多くの質問をいただき、逆に学びを得る機会にもなりました。

LT終了後

参加者の感想とフィードバック

参加者からは「楽しかった!」「他の部署のエンジニアがどんなことに関心を持っているか知る良いきっかけになった!」などの声が寄せられました。
多くのポジティブなフィードバックをいただき、今後のイベントへのモチベーションが高まりました!

LTで見つけた新しい技術の面白さ

個人的に今回のLTの一番良かったことは、
各々が技術の面白さを共有する
が行われていたことです。

部署を超えた活動だからこそ、好きな技術について話すことで、新たな技術分野を知るきっかけが生まれます。

また、その分野に知見のある他のエンジニアが質問や知見を共有することで、新たなシナジーが期待できます。
今回のLTでは各エンジニアの強みが発揮され、アイレットならではの多様なスキルと知識が存分に活かされた非常に有意義な会となりました。

やはり技術は面白くて楽しいです。

おわりに

発表内容や準備が万全に整っていたこともあり、LT会は非常に盛り上がりました!
アイレットではリモートワークをしている社員がほとんどなため、部署を跨いだイベントは今後も大切にしていきたいです。