はじめに

先日(といってもだいぶ前ですが、、)JAWS-UGのイベントに参加した際に、AWSのカードゲーム「AWS BuilderCards」を体験しました!

このゲームが面白かったので、共有します!

「AWS BuilderCards」とは?

AWS BuilderCards は、Amazon Web Services が提供するクラウドサービスや、サービスを組み合わせたアーキテクチャを学べるカードゲームです。

サービスを組み合わせてアーキテクチャを構成する思想は、ビルディングブロックと呼ばれます。AWS BuilderCards を通じて AWS が提供している数多くのサービスを組み合わせて「可用性が高く」、「柔軟性があり」、「拡張性のある」、「セキュリティが適用された」システムを作り上げる Well-Architected なアーキテクチャを学ぶことができます。

簡単に言うと、自分の手札にあるオンプレミスのサービスを、どんどん構築・購入し、AWSに移行していくというゲームです!
遊びながら実際のアーキテクチャを構築し、学ぶことができます。

ルール


上の写真がイベントで頂いたゲームの説明です。
下記リンクに詳しい遊び方が掲載されています。
楽しみながら学べる AWS BuilderCards の遊び方、そして日本語化に込めた思い

・プレイ人数:2~4人

・所要時間:20~30分

カードは3つの種類に分かれています。

1つはStarter Cards(オンプレカード)。プレイヤーが最初に持っている10枚のカードです。物理サーバや物理ストレージ等のオンプレリソースが描かれています。

2つ目はWell-Architected Cards。1ptと3ptの2種類あり、最終的にこのカードの合計ポイントが高い人が勝ちになります。ゲームは場にあるWell-Architected Cardsがなくなったら終了です。

3つ目はBuilder Card。AWSサービスや認定等が描かれています。カードによってそれぞれ効果があり、他のカードと組み合わせたりすることで、その効果を発動させることができます。
プレイヤーはこのカードを購入していくことで強いデッキを作ることができます。

下の写真の机の真ん中にカードが並んでいる場所がMarketplaceです。プレイヤーはここからWell-Architected CardsやBuilder Cardを購入します。
写真手前にあるのがPlayer Space(自分のデッキ)です。プレイヤーはここにある手札のカードのポイント・効果に応じてMarketplaceからカードを購入することができます。

プレイヤーはWell-Architected Cardsを買うために、自分のPlayer SpaceにあるカードをStarter Cards(オンプレカード)からBuilder Cardにどんどん変えていき、強いデッキを作っていきます。
ちなみに、上の画像はStarter Cards(オンプレカード)が1枚で、Builder Cardが4枚なので結構強いです!!

やってみた感想

「AWS BuilderCards」をやってみて、純粋に楽しかったです!
イベント内でも人気のワークショップで、早めに並んでギリギリ参加できました!
Builder CardはAWSのサービスが描かれているのですが、SQSやEventBridge等LambdaのトリガーになるようなサービスはLambdaと組み合わせたときに効果が発揮されたりと、サービスそれぞれの特徴がゲームに反映されていて面白かったです。
このカードのセットをイベントの際にいただけたので、帰ってからも遊びましたが、AWSをあまり知らない人でもカードゲームとして楽しめるゲームでした。
特に自分のデッキを作っていくゲームが好きな方はハマるんじゃないかなと思います!

現在「AWS BuilderCards」は一般販売等はされておらず、AWSのイベントで配布されていたり、JAWS-UGのゲーム体験イベントで体験できるそうなので、機会があれば是非遊んでみてください!

楽しみながら学べる AWS BuilderCards の遊び方、そして日本語化に込めた思い