2024年10月10日(木)に、東京国際フォーラムで開催されていた 日経クロステックNEXT 東京 2024 に参加してきました!参加したセミナーの内容をご紹介します!
今回参加したセミナー
【生成AIとクラウド、注目すべき最新潮流を一挙解説】
セミナーは事前登録制でしたが、当日受付でも参加できました!
2024年10月24日(木)~11月20日(水)で、セミナーのアーカイブが配信されるそうです!
とても興味深いコンテンツが満載ですのでぜひ見てみてください!
https://events.nikkeibp.co.jp/xtechnext/2024tky/
概要
生成AIとクラウドの最新動向について、以下の3つをテーマにした内容でした!
1. クラウド業界の動向
2. 生成AIの2024年トレンド
3. 生成AIの2025年以降
詳細
1. クラウド業界の動向
2022年は、オンプレミスへの回帰が注目されていたそうです(円安によるコストの増加や、コンテナ技術やサーバーレスアーキテクチャへの対応が難しいという課題が浮上とのこと)この動向の一例として、Dropboxがオンプレミスへの回帰を選択したことや、AWSの売上が鈍化したことが挙げられていました。しかし、2023年以降、クラウド市場は再び成長を始めたそうです。 特に注目されたのは、BroadcomがVMwareを買収したことや、クラウド事業者の関心が生成AIにシフトしている点です。 Oracle Cloud Infrastructure(OCI)はその象徴的な存在で、消費電力が800MWに達する巨大なデータセンターを運営し、大規模言語モデル(LLM)の活用が進んでいるとのことでした。
2. 生成AIの2024年トレンド
2024年は言語モデルの巨大化と小型化が同時に進行し、テキストや画像、音声、動画といったマルチモーダルAIの開発が加速するという内容でした。 2024年後半は、 生成AIの 論理的思考(推論)の強化が進む一方、生成AIの導入や運用には依然として大きなハードルがあるというお話がありました。コンサルティング会社のGartnerの予測によれば、2025年末までに約30%の生成AIプロジェクトが概念実証(PoC)段階で廃棄される可能性が高いとのことです。生成AIの運用を成功させるためには、プロンプトエンジニアリングやファインチューニングの高度なスキルが不可欠であり、これらの技術的課題に直面している企業が多いとのことでした。
3. 生成AIの2025年以降
今後生成AIはさらに進化し、システムコンポーネントを組み合わせた「複合AI」の時代が到来すると予測されているという内容でした。 その代表例がRAG(Retrieval-Augmented Generation)。 RAGは、情報の検索と生成を組み合わせる技術で、 ベクトル化、検索、生成、検証のプロセスを通じて機能すると言われています。またMicrosoftのAIスパコンや世界中で拡大するGPUクラスターの進化により、さらに高度な大規模言語モデル(LLM)が2025年以降に登場することが期待されています。この進展によって、現在の技術予測を超える大規模AIの出現が見込まれ、今後の動向に注目が集まっているそうです。
終わりに
話題のAIについての動向や課題を聞くことができてよかったです。
AIによって私たちの日常がどう変わっていくのか、どう便利になるのか、楽しみです!
今後もセミナーやイベントに積極的に参加して情報収集を行い、AIの活用を進めていきたいと思いました!
最後までお読みいただきありがとうございました!