今回参加した講座
先日、「Google Cloud で目指す クラウド二刀流エンジニア講座」に参加させていただきました!
この講座を通じて、マルチクラウドというものに対して、認識が大きく改まったので、その内容をご紹介します。
概要
1.マルチクラウドの定義
2.エンジニアのマルチスキル化
クラウドテクノロジーの根本思想を理解することの重要性と、実践を通じたスキル習得の必要性について深く掘り下げました。
詳細
二刀流エンジニアの定義とは
- マルチクラウド:他のクラウドと併用する
- ハイブリッドクラウド:オンプレとクラウドを組み合わせる
- マルチスキル:複数のクラウドスキルセット
マルチクラウドは、複数のクラウドプロバイダーを利用する戦略を指す
ハイブリッドクラウドは、オンプレミスとクラウドの組み合わせを指します
二刀流エンジニアとは、複数のクラウド環境やスキルセットを持つエンジニアを意味します。
マルチクラウドにおける顧客とエンジニアにとってのメリット
顧客目線:
- ベンダーロックインを避けて、選択を広げることに繋げられる
エンジニア目線:
- スキルの幅を広げられる
顧客にとっては選択肢が広がり、エンジニアにとってはスキルの幅を広げられるメリットがあります。
SREとガバナンスの重要性
Googleでは:
- 内製化
- SRE
- ガバナンス
などを社内で知見を高めるためのワークショップがあります
SREとは:
- 運用管理の高度化と効率化を指します
「Site Reliability Engineering」の略称です。
Googleが提唱したシステム管理とサービス運用に対する概念で、信頼性の重要性を意味しています。
マルチクラウドの推進により、内製化やSRE、ガバナンスの重要性が増しています。
ベストプラクティスと実践の重要性
- ベストプラクティスを知るだけでは足りない
- 実際に試そう
- ベストプラクティスは手段でしかない
- 課題ファーストである
ベストプラクティスを知るだけでなく、実際に試すことが重要です。
比較は陳腐化する
- 比較・検討をするのはやめにしないか
ということも話されていて、大変勉強になりました
- 目的に立ち返って
- まずは試そう
- 比較している間に試せる
まさに案件の提案で言いたいなと思いました!
実際に試して、クラウドテクノロジーの根本思想を理解することが、真の二刀流エンジニアになるための鍵です。
スキル習得のアプローチ
クラウドの根本思想を理解することが大事
スキルを身に着けるには:
- 理論と実践が大事
- 資格だけとっていてもダメ
スキル習得には理論と実践の両方が不可欠で、資格取得だけでは不十分です。
まとめ
Google以外の他社のことも喋っていただける大変楽しいイベントでした!
クラウド全体を一緒に盛り上げていきたいという強い意志を感じました!次回もぜひ参加したいです!
いつもお客様には、”弊社はマルチクラウドのベンダーであり、クラウド間を比較し、最適な提案をしている”と説明していましたが、その説明では不十分で、そもそもマルチクラウドとは何ぞやまで立ち返ることができました。
今後のクラウド技術の発展と、それに伴うエンジニアの役割の変化に、より一層注目していきたいと思います。