イベント概要
12/19にDatadog Japan合同会社様のオフィスで行われた、
APM(Application Performance Monitoring)のハンズオンに参加して来ました。
ハンズオンの内容としては、予め用意されたIDEがあり、
IDEからデプロイされたコンテナ環境がdatadogで監視されている状態から始まります。
コンテナ環境で動いているアプリケーションにはわざと問題のある処理が含められており、
datadog APMのUIから問題箇所を特定し、IDEで修正を入れていくと言った内容でした。
datadogを導入する初期設定は解説はされますが、既に設定済みなので導入してからの使用感に焦点が当てられていました。
手順も画面右の「Instructions」から常に確認出来るので、迷わず進める事が出来ました。
ハンズオンの内容
500エラーの原因究明と解決
datadog上のサービス一覧を閲覧すると、一つのサービスで500エラーが発生しているのが分かります。
そのサービスの詳細情報を確認し、500エラーが発生している処理を特定する事が出来ます。
問題のソースコードをIDEで修正し、再デプロイ。
500エラーが解決した事を確認できました。
レイテンシーの原因究明と解決
再度datadog上のサービス一覧画面に戻り、レイテンシー順で並べてみます。
すると2.5秒かかっている処理があるようです。
そのサービスの詳細情報を確認し、「GET /ads」というAPIリクエストが2.5sかかっていると特定する事が出来ます。
APIリクエストのソースコードをIDEで修正し、再デプロイ。
レイテンシーが2秒以上短縮出来ました。
バージョンタグによる比較
datadog上での固有のバージョンタグで、監視しているアプリのバージョン管理も出来、
特定のバージョンからレイテンシーやエラーが改善・悪化していると言った比較も出来ます。
オフィスの感想
ハンズオンの最後にdatadogのオフィスツアーを行なって頂きました。
オフィス内に大きなキッチンがあり、お店に置いてある様なコーヒーマシンや、
オフィス機器を入れておく様な引き出しいっぱいにお菓子が入っていました。
また、全世界の支社とリアルタイムで繋がっているカメラ+モニターも印象的でした。