はじめに
AWS Summit Japanに初参加!私の現状と意気込み
6月からエンジニアとしてMSPメンバーとして入社しクラウドに携わり始めたばかりの私にとって、AWS Summit Japanは初めての体験でした。
内容の理解が追いつけるか正直不安でしたが、クラウドの熱量を肌で感じ、これからの学びのヒントを得るべく会場へ向かいました。
会場の雰囲気
足を踏み入れた瞬間の『熱量』
幕張メッセに足を踏み入れた瞬間、あまりの人の多さと会場全体の熱気に圧倒されました。
想像を超える広大な空間には180以上の企業ブースがずらりと並んでおり、各所で最新の技術やソリューションが活発に紹介されています。
この熱気を肌で感じ、エンジニアとしての期待感と同時に身の引き締まる思いがしました。
初心者目線で感じた『今日のトレンドワード』
AI
- AIを使用することで、「新しいレベルの自動化」を目指すという話が多く聞かれました。
- これまで人が手作業で行っていた複雑なプロセスや判断が、より効率的かつ高精度に自動化されていく未来がすぐそこにあるのだと感じました。
セキュリティ
- クラウドやAIの普及がさらに進む中、その安全性をどう確保するかが喫緊の課題だと感じました。特に印象的だったのは、「攻撃検知以降の対応が重要」という点です。
- ただ攻撃を見つけるだけでなく、その後の迅速な対処や復旧がいかに大切か、という議論が交わされていました。
- また、マネージドセキュリティサービスがますます普及していくという話を耳にし、セキュリティ会社がお客様のクラウド環境をセキュアに管理することで、クラウド知識が少ない初心者でも安心してクラウドを利用できる環境が整いつつあることを実感できました。
初心者に優しかったセッションとそこでの学び
これからのデータ活用を支える、Amazon QuickSightの進化と革新
データを分析してビジネスに役立てるBI(ビジネスインテリジェンス)サービスであるAmazon QuickSightが、AIの力でいかに進化しているかが分かりました。
【Amazon QuickSightの進化とポイント】
- データ表現の多様化とレポート効率化
- “Highchartsビジュアル”でグラフ表現が多様になり、“ピクセルパーフェクトレポート”で定型レポート作成が効率化されるとのこと。
- “埋め込み分析”によるデータ活用の民主化
- ダッシュボードの共有が容易になり、QuickSightの分析機能を自分のアプリケーションに組み込める「埋め込み分析」によって、誰もが手軽にデータを活用できるようになることを学びました。
- AIアシスタント“Amazon Q in QuickSight”による分析の民主化
- これが最も驚きでした!生成AIのAmazon QがQuickSightに組み込まれ、自然な言葉で質問するだけでAIがダッシュボードやデータストーリーを自動作成してくれます。
- 複雑な分析もシナリオ分析機能でステップ・バイ・ステップで進められ、スプレッドシートよりも最大10倍も速いデモを見て、AIによるデータ活用の未来を強く感じました。
- セキュリティも万全
- QuickSightへのアクセスはAWS Privatelinkでセキュアなプライベート接続を確立できると説明があり、クラウドサービスでも高度なセキュリティが考慮されている点も安心材料でした。
【このセッションを通して】
AIの進化により、データ分析がより身近で強力なものになり、私のような初心者でもデータ活用に挑戦できる未来が来ていることを実感しました。
ブース体験記
会場の企業ブースでは、10分程度の講演で効率的に知識をインプットできました。
特に、ゲーム感覚でAWSリソースを学べる「Smart Architecting Poker」は斬新で、楽しく知識を深めることができる体験に感動しました。
しかし、もっと深く話を聞きたかったという心残りもあります…
次回参加できた際にはAWSサポートエンジニアの方々とサービスの疑問点や課題についの会話をもっとしたいと思います。
Summit参加を通して見えた、私の『これからの学びの道筋』
初めてのAWS Summit Japan参加を通して、今後の学びの道筋として「セキュリティ」の重要性が明確になりました。
今後はセキュリティ関連のAWS認定資格取得を目指し、体系的な知識を身につけていきたいです。
また、今回のサミットで興味を持ったサービスには積極的にハンズオンで触れ、理解を深めるつもりです。
私のような初心者エンジニアの皆さん、ぜひイベントへ参加し、現地の熱気を肌で感じ自身の学びのヒントを見つけていきましょう☁️✨
まとめ
AWSに関する理解がまだ浅い私でも、今回のAWS Summit Japanは本当に楽しむことができました。
自分が求めていた情報だけでなく、予想もしなかった新しい発見や知識を得る素晴らしい機会でもありました。
この貴重な経験を活かし、これからさらに多くのことをインプットし、そして積極的にアウトプットしていくことで、エンジニアとして着実に成長していきたいと強く感じています。
来年のAWS Summit Japanも、さらに成長した姿で参加できるよう、日々精進してまいります。