こんにちは!クラウドインテグレーション事業部MSPセクションで一次運用(コアオペレーショングループ)でグループリーダとして活動しております石田(姉の方)と申します!

行ってきました!年に一度のお祭り「AWS Summit Japan 2025」! 今年も幕張メッセはすごい熱気で、AIやデータ活用に対する皆さんの期待の高さを肌で感じてきました!

今年のSummitで、ひときわ目に入ったのは「AI」と「データ」「セキュリティ」です。基調講演から各セッション、ブースの展示まで、至る所でこれらのキーワードが交わされていました。

本稿では、数々の学びの中から「AI」と「データ」テーマに焦点を当て、私たちマネージドサービスプロバイダー(MSP)が今後どのような価値を提供していくべきか、その考察をレポートします!

といいつつ真っ先に向かった認定ステッカー

早速横道それて個人的なエピソードから始めさせていただきます!

開場の合図と共に私が真っ先に向かったのは、前回前々回でGETできなかった認定ステッカー!

無事に全種類のシールを手にした時、これは単なる記念品ではなく、日々の学習の積み重ねが形になった証であり、技術への探求心をさらに掻き立てる起爆剤だと感じました!

石田(姉の方)
石田(姉の方)
いやったーーーーーーーー!うほーい!

『データ活用の民主化』セッションから得た気づき

今回のSummitで、私が特に強い衝撃を受けたのが、企業データの民主化をテーマにしたセッションです。

このセッションでは、企業内にサイロ化されたデータをいかに解放し、役職や部門を問わず誰もが安全かつ容易に価値を引き出せる状態にするか、その重要性が語られていました!

「データが散らばって使えない…」多くの企業が抱える“あるある”な悩み

石田(姉の方)
石田(姉の方)
いろんなとこにデータ散らばってて探すの大変!!ぎょへっっっ!

セッションの冒頭で語られたのは、きっと皆さんの会社でも「あるある!」と頷いてしまうような、共通の課題でした!

  • データのサイロ化:(部署ごとにデータがバラバラで、いざという時に全然使えない…!っていう、あのお悩みです)
  • 運用負担の増加:(データ基盤の管理に、時間もお金もかかりすぎ…!)

AIをビジネスに活かすのが当たり前の時代。「専門家じゃなくても、誰もがデータを使って新しいアイデアを生み出せるようにしよう!」というのが「データ活用の民主化」です。でも、この2つの大きな壁が、その行く手を阻んでいるんのだなと思いました。

そしてこの話を聞き、生成AIの活用が叫ばれる今、その成否を分けるのはAIモデルの性能以前に、良質なデータを継続的に供給し続ける「データエンジニアリング」の力なのだと考えました。

【考察】MSPは『運用に強いデータエンジニア』へと進化したほうがいいのでは!?

感じたMSPの新たな使命

AIの登場は、私たちMSPに大きな問いを突きつけています。それは、サーバーを監視し、障害に対応するといった従来の「守りの運用」だけで、本当にお客様のビジネスに貢献できるのか?という問いです。

運用はゴールではなく、スタート地点

その答えは明確に「No」だと考えます。しかし、悲観する必要はありません。むしろ、私たちには大きなチャンスがあります。私たちが日々扱っているシステムログ、パフォーマンスメトリクス、セキュリティログといった「運用データ」は、価値の宝庫です。これをAIで分析し、障害予兆検知や運用の自動化を実現する「AIOps」は、私たちが真っ先に取り組むべき領域です。

しかし、それもあくまでスタート地点に過ぎません。

『運用に強いデータエンジニア』という独自の価値

お客様が本当に求めているのは、運用課題の解決の先にある「ビジネスの成長」です。そのためには、運用データだけでなく、お客様の売上データや顧客データといった事業データを掛け合わせ、新たなインサイトを導き出す必要があります。

ここで求められるのが、データの収集・蓄積・加工・分析といったデータパイプライン全体を設計・構築できる「データエンジニア」としてのスキルセットです。

そして、ここにこそMSPの独自の価値が生まれると感じました。インフラの安定稼働、セキュリティ、コスト効率を誰よりも深く理解している私たちだからこそ、信頼性と拡張性に優れたデータ基盤を構築・運用できるのです。これこそが、私たちが目指すべき『運用に強いデータエンジニア』という新しい姿かなと考察いたしました。

具体的な提供価値

  • AIOps/MLOps: 運用知見を活かしたAI基盤のプロアクティブな監視と安定稼働支援。
  • データ基盤構築: お客様のビジネス全体を見据えた、スケーラブルでセキュアなデータ分析基盤の設計・構築・運用。
  • データ民主化支援: 組織の誰もがデータを活用できる環境づくりのコンサルティングと実装。

未来を創るパートナーとして

AWS Summit Japan 2025は、技術の進化が加速する現代において、私たちMSPが果たすべき役割が大きく変化していることを改めて認識する機会となりました!

私たちはもはや、単なる「運用代行業者」ではありません。お客様のデータを預かり、その価値を最大化することでビジネスの成長を共に推進する『戦略的パートナー』へと進化していかなければなならないと感じました。

その第一歩として、『運用に強いデータエンジニア』集団をめざしたい!MSPで新たな学びを加速させていきたいと思います!来年のSummitでは、具体的な成功事例を皆様にご報告できることを目標にしたいです!

まとめ

AWS Summit 2025で見えてきたのは、誰もがデータとAIを武器に戦える時代の幕開けでした。その中心にいるのが「データの活用・AIの活用」。これはもう、単なるツールの進化じゃなく、働き方そのものを変える革命だなと感じました。

そして、そんなワクワクする時代だからこそ、僕たちMSPの役割はますます重要になってくると想いました!引き続きデータの活用・AIの活用の世間の動向をMSPとして考察しつつ追っていこうと思います!


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それでは、皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!!