概要
先日、アイレット社内で開催されたGenerative AIがテーマの「AWS GameDay」に参加してきました!
本記事では、具体的な課題内容はご紹介できませんが、イベントの雰囲気や実際に体験して感じたことなどをレポートします。
AWS GameDayとは
AWS GameDay は、チームベースの環境で、AWS ソリューションを利用して現実世界の技術的問題を解決することを参加者に課題として提示する、ゲーム化された学習イベントです。従来のワークショップとは異なり、GameDay は自由で緩やかな形式で、参加者は固定概念にとらわれずに探索し、考えることができます。
今回は、自分含め4名のチームで構成して参加しました。
事前に用意されたAWS環境を舞台に、AIアシスタントである「Amazon Q Developer」を駆使しながら次々と出される課題(シナリオ)を解決し、そのスコアをチームで競い合います。
当日行った内容としては下記です。
テーマ:Generative AI 想定レベル:AWS Certified Solutions Architect – Associate程度以上 所要時間:全体を通して4時間程度
参加にあたって
Amazon Q Developerを利用することはアナウンスされていたので、ローカル環境には導入していました。
もともとAIツールはCursorを使っていたのですが、タイプが違うAIツールだったので新鮮でした。
当日の様子
全体で2~4名のチームが15チームほど参加していたかと思います。
チームによっては、オフラインで集まっていたり、オンライン上で会議ツールを使って参加していたようでした。
私のチームは、私以外のメンバーが大阪拠点に集まっており、東京拠点の私だけオンラインでの参加でした。
当日の流れとしては、
1.AWS担当者によるGenerative AIに関係する座学
2.作業環境準備
3.GameDay本番
4.小休憩
5.表彰、シナリオの解説
といった感じでした。
シナリオ回答率としては最後の1問だけ残した状態だったので、多少の減点はありましたが高得点で終われたと思います。
(チームメンバーの皆さんのおかげ)
最終的な順位はTOP3までしか発表されず、私達のチームが何位だったかはわからなかったのですが、途中経過の時点ではちょうど中間ぐらいに位置づけていたので、そのくらいの順位で終わったのかなと予想しています。
所感
Amazon Q Developerはすごい
Amazon Q Developerを初めて使う場としても使用感のイメージが付きやすく非常に有意義な時間だったと思います。
起きている事象とその解決方法を投げかけることで、AmazonQが解決してくれるため、プログラミングのエラーも瞬時に解決してくれました。
AIの”暴走”とハルシネーションの怖さ
前述で最終問題が解けなかった点については、AIに渡すプロンプトの問題(MCPもいれていなかったことも含む)もあったかと思いますが、AIに任せっきりだとハルシネーション(もっともらしい嘘の回答)が起きていても原因に気が付かず、AIが暴走して大量の不要なリソースを作ってしまう自体になってしまいました。
AIアシスタントは便利ですが、実際の業務上では使う場面やAIの制御と内容理解をしっかりと行わないと事故にも繋がるということが実感できた場でした。
最後に
余談ですが、作業拠点の都合で仕方なかったとはいえ、チームで私だけオンラインの参加だったこともよくない点でした。
なるべくオフライン環境で対面でやることで、スピード感や問題解決に対しても優位に働くと感じた日でした。
とはいえ非常に楽しくできたので、またGameDayに参加しようと思いました!