8月28日にアイレットの技術力とパートナー企業様の知見を合わせた、より先進的な取り組みや IT 業界における最新トレンドなどを発信しているイベント「iret tech labo with partners」を開催いたしました。
第25回となる今回はデータ分析基盤の整備・発展における主要な課題と、それらを解決するMySQL HeatWave の価値をテーマに、日本オラクル株式会社の加納 康世様をゲストにお迎えし、アイレット株式会社の高橋 美沙輝が講演を行ないました。
本動画および詳細については、以下よりアーカイブ動画をご視聴ください。
>>アーカイブ視聴はこちら<<
▪️日本オラクル株式会社 加納 康世様のセッション
セッションテーマは「データ活用の壁を超える新たなソリューション、HeatWave の世界」。「データ活用の壁」としてデータ分析基盤の整備・発展における課題に焦点を当て解説いただきました。
分散構造とデータのサイロ化・データの鮮度・性能とコストのジレンマが課題であり、これらを解決するソリューションとして、Oracle Labs の R&D 活動から誕生した「MySQL HeatWave」が紹介されました。
また、「MySQL HeatWave」の主な特徴と、具体的なユースケースについて、運用負荷軽減、コスト最適化、リアルタイム分析による顧客体験向上などの効果についてお話がありました。
<主な特徴>
• 超高速なクエリ処理
• 多様なデータ集約・活用に対応
• シンプルで安価な価格設定
• Enterprise 用途の MySQL DB マネージドサービス
▪️アイレット株式会社 髙橋 美沙輝のセッション
セッションテーマは「MySQL HeatWave と Looker で実現!リアルタイムデータ分析」。
データ分析基盤の課題として挙げたのが、OLTP と OLAP が分離しているため環境が複雑化し、構築・運用コストが増大し、既存の BI ツールがデータ分析基盤に対応していないこと。
また、データ分析のための都度変換や変換処理に時間がかかり、更新頻度によってはデータが常に最新ではない可能性があり、ETL処理の失敗が遅延を招くと説明しました。
MySQL HeatWave を導入することで下記が解決されます。
- 構築リソースの削減
- MySQL HeatWave Lakehouse による ETL 不要化
さらに、OCI 上に構築された MySQL HeatWave と Object Storage、そして Google が提供する BI ツールである「Looker」を連携させた構成をご紹介。MySQL HeatWave Lakehouse がデータ分析基盤の構築を容易にし、Object Storage との連携で ETL 不要での分析結果出力を高速化、そしてマルチクラウドでの分析を可能にすることで、データ分析基盤の課題を解決するとまとめました。
まとめ
MySQL HeatWave は、一つのデータベースで、超高速な分析とトランザクション処理を低コストで実現し、ETL 不要で多様なデータを活用できる、マルチクラウド対応のデータ&アナリティクスプラットフォームです。アイレットの各種支援サービスと組み合わせることで、企業の「攻めのデータ分析戦略」を強力に推進する基盤となります。
本動画および詳細については、以下よりアーカイブ動画をご視聴ください。
>>アーカイブ視聴はこちら<<
最後に
OCI に関する「既存システムからの移行」「運用コストの最適化」のようなお困りごと、どんなことでもアイレットまでご相談ください。
クラウドの導入を検討されているお客様を対象に、オンラインにて「OCI 導入相談会」を開催しております。OCI の導入に関する課題やお悩みを、経験豊富なアイレットが解決いたします。
【毎週水曜日開催中!】
>>OCI 導⼊相談会(無料)はこちら<<