2024年10月2日に、アイレットの技術力とパートナー企業様の知見を合わせた、より先進的な取り組みや IT 業界における最新トレンドなどを発信しているイベント「iret tech labo with partners」を開催いたしました。

第11回となる今回は「クラウド環境の効果的なコスト管理手法と最適化の実践例」をテーマに、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社の尾崎 周也 様と、アイレット株式会社の 檜垣 慶太が講演を行いました。

セッション1「いま抑えるべきコスト管理の定石 ー クラウドを安心して利用するために ー」

まずはじめに、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 パートナー技術統括本部 テクニカルイネーブルメント部 パートナーソリューションアーキテクトの尾崎 周也 様より、クラウド環境におけるコスト管理の基本的な考え方をご紹介した上で、AWS サービスを活用した効果的なコスト管理手法についてご講演をいただきました。

講演では、クラウド環境におけるコスト管理の基本的な考え方として「AWS Well-Architected Framework (W-A)」に含まれる「コスト最適化ー5つの設計原則」について解説をいただきました。

「AWS Well-Architected Framework (W-A)」とは、AWSの長年の経験から得られたシステム設計や運用に関する大局的な考え方とベストプラクティス集です。

https://aws.amazon.com/jp/architecture/well-architected/

この中の「コスト最適化ー5つの設計原則」のポイントについて解説をいただきました。

コスト最適化の柱ー5つの設計原則

  1. クラウド財務管理(CFM)を実装する
  2. 不要な「使用」を削減する
  3. ビジネス成果の測定値とデリバリーコストを使ってコスト効率性を評価する
  4. 差別化につながらない高負荷の作業に費用をかけるのをやめる
  5. 費用を分析し帰属関係を明らかにする

アーカイブ動画では上記の内容に基づき、クラウド財務管理(CFM)の具体的な運用方法について解説をしております。内容の続きはアーカイブ動画にて公開をしております。

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セッション2「コスト最適化のベストプラクティスに基づく最適化サイクルの実践例」

続いて、アイレット株式会社 カスタマー支援事業部 インフラセクションの檜垣 慶太より、実際の事例を題材にコスト最適化のサイクルを持続的に回すために必要なポイントについてご紹介しました。

講演では、アイレットがお客様のコスト最適化支援をどのように進めているのかをご紹介。

また、コスト最適化をしていくためには IT と財務チームが一体になって推進することも重要である点を指摘しています。

また、持続可能なコスト最適化を実現するためには以下の5項目が重要であると紹介しました。

  1. コストの可視化を推進する
  2. クラウドコスト最適化の事例を整理し、行動計画を建てる
  3. アーキテクチャーに自動化を組み込み、リソースを調整する
  4. 組織ごとに AWS 予算を管理し、計画と予測を実行する
  5. 財務部門と IT 部門の部門横断的な組織を形成する

アーカイブ動画ではこのほか、実際の事例にてどのようなアプローチでコスト最適化を実現したのかをステップバイステップで紹介をしています。内容の続きは、ぜひアーカイブ動画にてご視聴ください。

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まとめ:クラウド環境の効果的なコスト管理手法と最適化の実践例

今回のセミナーでは、

  • クラウド環境におけるコスト管理の基本的な考え方をご紹介
  • AWS サービスを活用した効果的なコスト管理手法をご紹介
  • 実際の事例に基づくコスト最適化のサイクルを持続的に回すためのポイントをご紹介

以上3つのポイントについてご紹介をいたしました。

詳細な内容が気になる方は、ぜひ以下のリンクよりアーカイブ視聴をお申し込みください。

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また、アイレットでは AWS の導入についてお気軽にご相談ができる「導入相談会」を開催しております。ぜひ以下のリンクよりお申し込みください。

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