2026年1月にアイレットに入社し、マーケティンググループに配属されました、本多と申します。
入社して間もない今、この会社への第一印象は「AI どんどん使おうぜ!感がスゴい」。
そんな雰囲気に刺激され、私も何か新しい AI ツールを試してみよう!と思いついたのが「音楽生成 AI」です。ピアノ歴30年の私が、最近話題の音楽生成 AI ツールを使って実際に作曲してみました。
夜、仕事でクタクタ。
仕事や家事を終えて、ようやくソファに深く腰を下ろした夜。
一日中酷使した脳はパンパンに膨れ上がり、もはや複雑な思考を拒否しています。
そんなとき、そっと耳に届く「優しいピアノの音」が欲しい。
それも、誰かの意図が詰まった「音楽」というより、今のこの空っぽな心に、静かに溶け込んでくれるような音が。
今回は、そんな「究極の癒やし」を求めて、実験を行ないました。
話題の音楽生成 AI 2つと、そして私(ピアノ歴30年の人間)が、同じお題でピアノで作曲したらどうなるのでしょうか?
比較する3人の「演奏家」
今回の検証に参加してもらうのは、以下の3者です。
- Suno AI
今、世界で最も使われている音楽生成 AI 。日本語のニュアンスをどこまで音に反映できるかが見どころです。 - Google Lyria 2
Google DeepMind が開発した、最高峰の音質を誇る音楽生成 AI 。その「解像度」に期待がかかります。 - 人間(私)
6歳からピアノを習っていて、途中ジャズピアノも勉強したり、今もちょくちょく YouTube にアップしたりしています。
AI に「僕の気持ち」は伝わるか?
AI に、私の今の「疲れ」をぶつけてみました。
プロンプト
「仕事や家事で完全に疲れ果てた深夜のための、スローでミニマルなピアノソロ。もう何もしなくて良いんだ、と感じさせてくれるようなメロディ。温かく、穏やかで、静かな雰囲気。スローテンポ、少ない音数、そして音と音の間にたっぷりとした沈黙(静寂)があること。高品質なアコースティック・グランドピアノで。」
ここで、いきなり事件が発生。
Google の最新 AI・Lyria 2が、「Unsupported language(未対応の言語です)」とエラーを出したのです。

仕方なく、英語に翻訳し、再挑戦しました。
英語プロンプト
A slow and minimalist piano solo for a late night when you are completely exhausted from work and chores. A melody that makes you feel you don't have to do anything anymore. The atmosphere is warm, gentle, and quiet. Slow tempo, very few notes, plenty of silence between sounds. High-quality acoustic grand piano.
運命の聴き比べ。結果は?
AI(Suno)が作ったピアノ曲 (1分01秒)
え、めっちゃ良いですね。染み渡る感じ。普通に癒されます。
AI(Google Lyria)が作ったピアノ曲 (0分32秒)
これも良い…!心がほぐれていきます。おやすみなさい。
人間(私)が弾いたピアノ曲 (1分18秒)
お疲れさん〜と声をかけるような感じで弾いてみました。
実際に聴き比べてみて、思ったより人間が必死だった話
正直な感想を言います。AI 、めちゃくちゃ優秀。
数秒で、ちゃんと「癒やしっぽい音」を出してきます。
一方、人間(私)はというと、
「この音、多くないかな…」
「今、これ鳴らすと疲れさせないかな…」
などと考えながら、普通に悩みながら作曲しました。
AI は一瞬で癒やす。
人間は、癒やそうとして自分がちょっと疲れる。
やや「負けた感」があります。
皆さんは、どちらの音に癒されますか?
3つの音を聴き比べて思ったのは、
「どれが一番すごいか」よりも、「その夜の自分に合うかどうか」でした。
AI の曲がぴったりハマる夜もあるし、人間のピアノがちょうど良い夜もある。
実際に3つの音源を聴き比べてみて、あなたの心が「ふっ」と軽くなったのはどれだったでしょうか。 ぜひ、感想を教えてください。
最後に
冒頭でも記載した通り、アイレットでは全社的に 生成 AI の活用を推進しています。
iret.media にはエンジニア・非エンジニア問わずの生成 AI 活用についてたくさんの記事が公開されていますので、ぜひご覧ください!
また、生成 AI の活用でビジネス変革・DX を促進する「生成 AI 導入・活用支援サービス」を提供しています。ぜひお気軽にご相談ください!