2026年1月23日、アイレット主催のエンジニア向けLT会「雲勉 Google Cloud Tech Night」を開催!
Google Cloud を活用した開発における現場のリアルな試行錯誤と知見をシェアするLT会@オンラインを開催しました!
LT会はこちらからご覧いただけます!
初心者の方から実践者まで、Google Cloud の進化をどう業務に落とし込むか?
DX開発事業部の若手エンジニアたちが、最新の「Gemini 3」や「ADK(Agent Development Kit)」をテーマに登壇しました✨

登壇者の皆さん
1. ADK エージェントの種類と比較

登壇者:松田 陽佑 さん
トップバッターは松田さん。コードファーストでAIエージェントを構築できるADK (Agent Development Kit)の設計パターンについて解説。
- GUIツールとは異なり、エンジニアがロジックを厳密に制御できるのがADKの強み。
- 逐次実行、ループ、並列実行といった構成を、タスクの複雑さに応じてどう使い分けるべきか、選定基準を明確に提示。
- 「会話が必要ならサブエージェント、一問一答ならツール」という使い分けの勘所は、すぐに実践に活かせる内容でした。
2. Gemini Enterprise でできること

登壇者:青木 駿弥 さん
続いて青木さんからは、組織全体のAI活用を加速させる統合プラットフォーム「Gemini Enterprise」の紹介です。
- 「Agent Designer」を使えば、非エンジニアでも現場のノウハウを詰め込んだエージェントを自然言語で作れる「開発の民主化」が加速します。
- 入力データが学習に使われないのはもちろん、既存のGoogleドライブの権限をそのまま引き継げるなど、エンタープライズ基準のガバナンスについても詳しく解説。
- 個人の効率化を超え、組織全体のスケールを実現するプラットフォームとしての可能性を感じさせました。
3. Gemini 3 Flash と Gemini 2.5 Flash の画像認識能力の比較

登壇者:篠原 優月 さん
篠原さんは最新のGemini 3 Flashの「眼」の進化を検証。「お寿司のカウント」で精度を測るというユニークなアプローチでした。
- Gemini 3 Flashは、複雑なネタの種類や空間配置を正確に把握する能力が飛躍的に向上。
- 2.5世代と比較して精度が上がっただけでなく、応答速度も約30%高速化。
- 「速くて安い」のがFlashの魅力ですが、もはや精度面でもメインを張れる実力があることを証明してくれました。
4. ADK を使ってエージェントを評価してみた

登壇者:開江 太一 さん
4番手の開江さんは、エージェント開発において最も頭を悩ませる「評価」に切り込みました。
- 単に答えが合っているか(最終回答評価)だけでなく、正しい思考プロセス(軌跡評価)を辿ったかを自動化する手法を解説。
- ROUGE-1やLLM-as-a-judgeを用い、ADKのCLIなどで効率的に評価サイクルを回す実戦的なフローを紹介。
- 「なんとなく動く」から「信頼できるエージェント」へ昇華させるための、プロフェッショナルな視点でした。
5. Gemini 3 Pro の思考プロセスを可視化する

登壇者:戸塚 晴菜 さん
トリを飾った戸塚さんは、Gemini 3 シリーズの注目機能「Thinking(思考プロセス)」の可視化についてデモを交えて発表。
- AIが回答を出すまでの「自律的な推論と検証」を人間が確認できるようになりました。
- 複雑な論理パズル(農夫と動物の川渡りなど)において、AIがどう計画を立て、どこでミスを防いだかが手に取るようにわかります。
- ブラックボックスになりがちなAIの思考をオープンにすることで、デバッグの容易さとユーザーの安心感を両立できる未来を示しました。
皆さんのLT会はこちらからご覧いただけます!ぜひご覧ください🙋♀️
進化し続ける Google Cloud エコシステム
今回の「雲勉」を振り返り、「Gemini 3 による圧倒的なモデル性能の向上」と、それを「ADK で自在に制御・評価する技術」の両輪が揃ったことを強く実感しました。
初心者の方から「これ、明日から使えるな」という具体的なヒントを得た方まで、非常に満足度の高い1時間になったのではないでしょうか。
第2回「Google Cloud Tech Night」は4月開催を予定しています!ぜひご参加ください✨