12月8日(水)、アイレットとNew Relic株式会社(以下 New Relic)のオンライン共同採用イベントを開催しました!

テーマはずばり、「クラウドエンジニアへのキャリアチェンジを考える」です!

本イベントでは、クラウドテクノロジーに取り組むキャリアへの転職を考えているエンジニアに向けて、”元トラック運転手のエンジニア”と”元国産SIer出身エンジニア”が、自分たちの転職のきっかけや実際に転職してキャリアチェンジについてどう感じているのかなどを紹介しました。

イベント開催背景

今回のイベントは、日々エンジニアの採用活動に取り組むアイレットとNew Relicの採用担当様が感じている、ある問題がきっかけでした。

それは、技術の進化とキャリアの現状とのギャップに悩んでいるエンジニアが多いということです。

「テクノロジーは日々進化しているけど、自社の業務環境では取り組むことができない」「エンジニアだからこそ、もっと最新の技術に触れる環境で働きたい」などの悩みを抱えているエンジニアの方に、一歩踏み出す勇気を与えたいという想いで本イベントを開催する運びとなりました。

トラック運転手からクラウドエンジニアへの転職とその理由

まずは、アイレットのMSP運用セクションリーダー・蓮沼によるLTです。

蓮沼 翔悟
アイレット MSP運用セクションリーダー

アイレットに入社する前、宅配物などを運ぶトラック運転手として働いていた蓮沼。トラック運転手は体を駆使して働きます。そして雨が降ろうが風が吹こうが、天気や状況に関係なく外で働くので、「このままトラック運転手として働き続けていたらいつか身体を壊すのではないか」という心配が生まれました。また、屋根のあるところで仕事をしたいと思っていたそうです。

そんな時に友人からアイレットを紹介してもらい、転職することができました。
ITの知識がゼロの状態で入社できたことは今でもラッキーだったと感じているそうです。

未経験からクラウドエンジニアへ転身した理由の中でも、トラック運転手として働く中で芽生えた「挑戦心」が大きかったとのことでした。

IT未経験でアイレットに入社して大変だったことは、初めて聞く言葉が多すぎたこと。同僚が何を言っているのかも分からない状態でしたが、そんな中でもお客様と話をする際にはプロとして自分の言葉で話さなければならず、まずは知識を習得することにとても苦労したといいます。

この苦労した時期を乗り越えられたのは、蓮沼が
“技術と探究心で 今日の「できない」を 明日の「できる」に”
というマインドを持っていたからです。

これはアイレットのパーパス(存在意義)であり、会社と社員の行動指針となるものです。

アイレットは全体の約8割がエンジニアという会社ですが、経験者だけでなく、蓮沼と同じように異業種(居酒屋店長、美容師、スーパーの店員など)から未経験でエンジニアを志して入社した社員が多くいます。皆同じように「できない」を「できる」にするマインドを常に持っており、それを実践すること、これこそが未経験ながらに活躍するための秘訣だと話していました。

現在、運用保守をメインに担当している蓮沼ですが、入社以降クラウドエンジニアとして、そしてマネージャーとして様々な業務に携われたことを入社して良かったことに挙げていました。

“技術と探究心で 今日の「できない」を 明日の「できる」に”
というパーパスのもと、アイレットはIT未経験でも活躍できる環境を整えています。もし自身のキャリアに少しでも不安を抱えているのであれば、「挑戦する気持ち」をもって一歩踏み出してほしいとエールを送っていました。

伝統的SIerからクラウドへの挑戦とその理由

続いてNew Relicシニアソリューションコンサルタント・瀬戸島氏のLTです。

瀬戸島 敏宏
New Relic シニアソリューションコンサルタント

瀬戸島氏は大手SIerに10年以上勤務していましたが、日頃からある「もやもや」を感じていました。

その「もやもや」とは最先端の技術に触れたいという想いや、自分の成長速度が鈍化している感覚、そして1つの会社に所属し続けることへの危機感でした。ちょうどそのタイミングで知人がNew Relicへ転職する話を聞き、自身も一歩を踏み出すことを決意しました。

New Relic では「勇敢さ」「情熱的」「責任感」「誠実さ」「連帯感」といった5つのValue、そしてチームワークを非常に大切にしているそうです。

瀬戸島氏はNew Relicでの働き方について以下のように考えています。

様々なプロフェッショナルとチームを組み、自分の裁量で仕事できることが魅力とのこと。また、業務であるオブザーバビリティ啓蒙活動において、技術視点で様々な業種のお客様と会話できることが刺激的で、モチベーションになっているとのことでした。

New Relicでは、前職で感じていた「もやもや」が晴れたことはもちろん、急拡大している環境でチャレンジを続け、日々刺激を受けながら働いているそうです。

そんなNew Relicでは一緒に働く仲間を大募集しています!
少しでも興味のある方はぜひ採用ページをご覧ください!

クラウドエンジニアに転職するなら今?
パネルディスカッションQ&A

イベントの後半には「クラウドエンジニアへの転職」をテーマに、パネルディスカッションQ&Aが行なわれました。

この記事では3つの質問に対する2人の回答を紹介します!

転職の際に重視していたことは?重視するべきだったと思うことは?

私の場合は、「新しいことにチャレンジしたい」という気持ちはあったのですが、未経験だったので何をやりたいかという点が漠然としていました。転職のポイントとはずれてしまいますが、まず、自分がやりたいことを明確にして、今の会社では本当にそれができないのか考えてみて欲しいと思います。また、入社後にギャップが生まれないようにすることも大切だと思います。アイレットでは、「うぇぶはち会」のような会社の様子が窺えるカジュアルな中途採用イベントを定期的に開催しているので、ぜひ活用して欲しいですね。


私はスキルアップできるかを重視していましたね。それまでは主にインフラに携わることが多かったのですが、インフラ以外の部分にも関わりたいと思っていたので、自分の領域を広げられそうかという観点で見ていました。また、その会社にいる人がどんな人かを見ておくことは重要です。私の場合は入社前に何人かの社員の方に会ったり、飲み会に参加させてもらったりしました。

両社で目指せるキャリアは?

アイレットでは、AWSをはじめとする最新のクラウド技術を活用し、お客様の課題を解決しています。AWSのあらゆるニーズに対応する「cloudpack」というワンストップサービスがあり、その運営に携わることも可能です。私は今後、グローバルに働くということにも挑戦してみたいですね。


New Relicでは、毎日様々なお客様とお話しする機会があります。それぞれのお客様がどんな技術を使っているのか、どんな運営をされているのかを聞くことで、世の中の技術の動向を知ることができます。そして、お客様に幅広い選択肢を提供できるのが面白いところだと思っています。外資系企業なので、グローバルに働くチャンスは大いにあります。私自身で言うと、入社してすぐにコロナが拡大して未だ出張などに行けていないので、状況が落ち着いたら海外へ行きたいですね。また、自社のサービスを運営することはあまりやったことがないので、これから携わりたいと思っています。

クラウドエンジニアを目指す上で、どのような準備をすれば良いでしょうか?

最近はAWSやGoogle Cloudの教材が充実していて、資格にも気軽に挑戦できるようになってきていますよね。しかし私としては、技術力は実践あってこそ身に付くものだと思っています。まずは、アカウントを取得して触れてみるというのがスタートとしては良いのではないでしょうか。


私も蓮沼さんと同意見ですね。以前はクラウドがなかったので自分で触るということはできなかったですが、今は無料で触れることができます。とりあえず動かしてみるというのが、今のクラウド時代には大事だと思います。資格についても、幅広く知識を身に付けるには良いと思うので、どちらも取り組んで欲しいと思います。

まとめ

今回登壇した2人が、現在について「様々な業務を経験でき、充実している」と話していたことが印象的でした。

バックグラウンドは異なりますが、転職を決意し行動したことで2人とも理想の働き方を実現できています。
このままでいいのかな?という不安や、何だかもやもやする、という気持ちを抱えているときは、現状から一歩踏み出すタイミングかもしれません。

ぜひ、「挑戦する気持ち」を持って、行動に移して欲しいと思います!

そして、ぜひ両社の採用イベントに参加して、理想のキャリアや働き方を実現できそうだと感じていただけたら幸いです!
New Relic採用ページ:https://newrelic.com/jp/about/culture-and-hiring
アイレット採用ページ:https://www.iret.co.jp/recruit/

それでは最後までお読みくださりありがとうございました!