はじめに

Claude Code にカスタムサブエージェント機能が追加されました。
カスタムサブエージェントは、特定の種類のタスクを処理するために呼び出される特殊な AI アシスタントです。

Sub agents - Anthropic
Create and use specialized AI sub agents in Claude Code for task-specific workflows and improved context management.

サブエージェントとは

Claude Code がタスクを委任できる事前に設定された AI です。
各サブエージェントは以下の機能を持っています。

  • 特定の目的と専門分野がある
  • メインの会話とは別の独自のコンテキストウィンドウを使用する
  • 使用が許可されている特定のツールを設定可能
  • カスタムシステムプロンプトが含まれている

サブエージェントの作成

Claude Code 内で以下のコマンドを実行します。

/agents

Create new agentを選択します。

サブエージェントの場所をプロジェクトか個人か選択します。

作成方法を Claude で作成するかカスタムで作成するか選択します。
Claude で作成するが推奨されています。

サブエージェントの定義を行います。

サブエージェントの定義を入力すると、Tool の許可を選択します。

サブエージェントのカラーを選択します。

サブエージェントの定義の確認をして作成します。

作成されたサブエージェントの定義は .claude/agents/{NAME}.mdとして保存されます。

サブエージェントの実行

2つのサブエージェントを定義しておきました。

  • python-loop-optimizer
    • Python のループ処理最適化レビュー
  • python-style-enforcer
    • Python のコーディング規約レビュー

「サブエージェントを使用してレビューしてください」と依頼をします。
サブエージェントがそれぞれ実行されています。

各サブエージェントでの結果を返してくれました。

まとめ

Claude Code のサブエージェント機能を試してみました。
専門的なことをサブエージェントに委任することで、専門タスク化や再利用性というメリットがあります。
サブエージェントを上手く活用することで、より複雑なタスクを AI に任せることができそうだと感じました。