アイレット株式会社 DX開発事業部です!
DX開発事業部ではお客様のDX実現のために、生成AIのキャッチアップに日々取り組んでおります🔥
本記事では日々アップデートされる生成AI周りのニュースを週刊でお届けします🚀

AWS

AWS App Studio が一般提供開始

自然言語を使用して企業向けアプリケーションを構築できる、AWS App Studioが2024年11月18日から一般提供開始されました。深いソフトウェア開発のスキルがなくても比較的容易に、生成アプリケーションを作成可能になるようです。
UIの作成やコード生成などは内部的にApp Studioが行ってくれるようで、開発者はアイデアを出すことに集中することができます。
記事によれば、60 日間 (250 ユーザー時間) の無料トライアルを利用可能とのことなので、一度試してみてはいかがでしょうか。

AWS Amplify AI kit for Amazon Bedrockが一般提供開始

機械学習の深い知識がなくても、フロントエンドエンジニアがアプリケーションにAI搭載機能を組み込むことができる、AWS Amplify AI kit for Amazon Bedrockが2024年11月19日、一般提供開始されました。
主な機能として、リアルタイムのストリーミングチャット体験を提供するカスタマイズ可能なReact UIコンポーネント「< AIConversation>」、Amazon Bedrockへの安全なサーバーサイドアクセスを提供する型安全なクライアント、ユーザーコンテキストの共有機能、追加のコンテキストを持つツールの定義機能、そしてAmplify Gen 2とAWS AppSyncを活用したフルスタックのTypeScript開発体験が含まれます。
こちらについても解説ブログがありますのでぜひお試しください。

Multi-Agent Orchestrator Flameworkの発表

AWSから、Multi-Agent Orchestrator Flameworkが発表されました。複数のAI Agentを統合的に管理し、ユーザーの質問に応じて適切なAIエージェントに割り当てを行いつつ、会話全体として、一貫性のある回答を生成することができるような仕組みになっているようです。Amazon Bedrock、Amazon Lex、AWS Lambdaなど他のAWSサービスとの統合も容易に行えるので、AWSを活用したエージェントを用いたシステムを作る際には利便性が高そうですね。

Amazon Bedrockのプロンプト最適化機能の発表

Amazon BedrockにおいてPrompt Optimizationの提供がプレビュー版で開始されました。Prompt Optimizationは基盤モデルから、高品質な回答を得るためにプロンプトを再構築してくれる、という機能です。
エンジニアが頭を悩ませるプロンプト設計ですが、その問題の手助けになりそうですね。
現状、以下のリージョンで利用可能であるようです。東京リージョンでの利用可能が待ち遠しいですね。

米国東部(バージニア州北部)、米国西部(オレゴン)、アジア太平洋(ムンバイ)、アジア太平洋(シドニー)、カナダ(中部)、ヨーロッパ(フランクフルト)、ヨーロッパ (アイルランド) (ゲート付き)、ヨーロッパ(ロンドン)、ヨーロッパ(パリ)、南アメリカ(サンパウロ)

Amazon Bedrock Flowsが2つの新機能を備えて一般提供開始

Amazon Bedrock Flowsが一般提供開始されました。
さらに、リアルタイムのワークフロー実行の可視化とAmazon Bedrock Guardrailsによる保護の機能が追加されました。
Bedrock Flowsは、最新の基盤モデル、プロンプト、エージェント、ナレッジベース、その他のAWSサービスを直感的なビジュアルビルダーでリンクさせ、生成AIワークフローの作成と実行を支援するサービスです。
Amazon Bedrockが利用可能なすべてのリージョン(GovCloudリージョンを除く)で利用可能です。

Google

Mistral AI の Large-Instruct-2411 がVertex AIで一般提供されました

2024年11月22日、Google CloudはVertex AI Model GardenでMistral AIの最新モデルMistral-Large-Instruct-2411の一般提供開始を発表しました。このモデルは1230億パラメータの高度な大規模言語モデル(LLM)となっており、推論、知識、コーディング機能が強化されています。また以前のモデルよりも長いコンテキストや関数呼び出し、システムプロンプトが改善されています。複雑なエージェントワークフローや検索拡張生成(RAG)に強く準拠が必要なアプリケーション、コード生成などのユースケースに最適なようです。

第 2 回生成 AI Innovation Awardsのピッチコンテストの様子が公開されています

2024年10月24日、Google Cloud Japanは第2回 Google Cloud 生成 AI Innovation Awardsを開催し生成 AIを活用した企業の革新事例を表彰しました。最優秀賞にはMR(医薬情報担当者)へのトレーニングに生成AIを活用した事例が選出されていました。最終審査の様子はこちらから閲覧することができます。

「AI Hackathon with Google Cloud」の受賞作品が発表

2024年8月1日〜9月23日に開催された「AI Hackathon with Google Cloud」の受賞作品が発表されました。優勝は視覚障碍者を支援するアプリ「Vision Bridge」、準優勝は個性をAIで再現する「PersonalityAI as a Service」、第3位は冷蔵庫の中身からレシピを提案する料理アプリ「Mini Chef」でした。
その他、様々な分野で革新的な作品が紹介されています!

Gemini API Developer Competitionの受賞者が発表されました

2024年5月のGoogle I/Oで発表されたGemini API開発者コンペティションの受賞者が決定しました。
Geminiを利用した独創的なアプリがいくつも発表されているので是非チェックを!

例えば、最も創造的なアプリを受賞したOutdraw AIは人間とAIが書いてある絵を当てあいっこするゲームでとても斬新で楽しそうです!

Anthropic

Claude Pro、Team、EnterpriseユーザーがGoogleドキュメントを直接Claudeで利用できるように

アイレット

アイレット、社員15名がGoogle Cloud Japan の Google Cloud Partner Top Engineer 2025 を受賞

アイレット株式会社はGoogle Cloud Japanの「Google Cloud Partner Top Engineer 2025」において社員15名が受賞し、特に素晴らしい貢献をした人物が表彰される「Google Cloud Partner Top Engineer 2025 Fellow」に、クラウドインテグレーション事業部の廣山とDX開発事業部の西田の2名が選出されました。

アイレットの社員5名が、Google Cloud Partner All-stars 2024 を受賞しました

この度アイレット株式会社の社員5名がGoogle Cloud Partner All-stars 2024を受賞しました。セールス部門では営業部の石田、小曽戸、中山と、DX開発事業部の西田が、マーケティング部門ではコーポレート統括本部の折居が受賞しました。
Google Cloud Partner All-starsはGoogle Cloudが個人の能力、貢献、顧客第一主義、革新性などを評価し、毎年表彰しているもので、AI、セールス、マーケティング、ソリューションエンジニアリング、デリバリーエクセレンスのカテゴリーで貢献した個人が表彰されます。

KDDI

KDDIとKDDI総合研究所が高度化するサイバー攻撃対応のログイン認証技術「kCAPTCHA」を開発

KDDIとKDDI総合研究所は、生成AIを活用したログイン認証技術「kCAPTCHA」を開発し、2024年11月12日からau IDログインに導入しました。
kCAPTCHAは、生成AIなどを使った高度化するサイバー攻撃の動作を検知・防止します。
また生成AIを活用することで従来よりも視認性の高い認証画像を利用することで、セキュリティとユーザビリティの両立を目指します。

その他

『生成 AI と著作権?5分で分かるAdobe Fireflyの安全な商用利用のための設計』

Adobe Fireflyが生成AI画像を安全に商用利用するためにどのようなアプローチを取っているか、わかりやすく解説された動画が公開されています。


次週はどんなニュースがあるでしょうか。お楽しみに✋

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