アイレット株式会社 DX開発事業部です!
DX開発事業部ではお客様のDX実現のために、生成AIのキャッチアップに日々取り組んでおります🔥
本記事では日々アップデートされる生成AI周りのニュースを週刊でお届けします🚀

AWS

Amazon Bedrock が Meta の Llama 3.1 70B および 8B モデルのファインチューニングをサポート開始

Amazon Bedrock が Meta の Llama 3.1 70B および 8Bモデルのファインチューニングをサポートするようになりました。Llama 3.1 モデルは、128K のコンテキスト長(Llama 3 の 16 倍)を備えており、長いテキストからより多くの情報を取得できます。Llama 3.1 70B モデルは、コンテンツ作成、会話型 AI、言語理解、R&D、エンタープライズアプリケーションに最適で、Llama 3.1 8B モデルは、計算能力とリソースが限られているシナリオに最適であるようです。

Amazon Q Developer 、インラインチャットをサポート開始

Amazon Q Developer はインラインチャットのサポートを開始しました。これにより、開発者がコーディング中に直接チャットを開始できるようになりました。VSCode、 JetBrainsなどのIDE(統合開発環境)を使えば、既存のコードの最適化、コメントの追加、テストの作成などのリクエストに対し回答を生成、反映してくれるだけでなく、エディタ上で変更差分を一目で確認できるようになります。

Amazon Bedrock Prompt Flowsによるドキュメント処理の自動化

現状プレビュー版が提供されている、Amazon Bedrock Prompt Flowsと、Amazon TextractやAWS Lambdaなどのサービスと組み合わせて、文書処理パイプラインを構築する方法が解説されています。プロンプトフローは、生成AI技術を利用した新しいアプローチで、企業が文書のデジタル化や情報抽出をスムーズに行うことを可能にします。具体的な手順や実際のアプリケーション例を交えながら、業務効率の向上やコスト削減のメリットについて詳しく解説されています。

Amazon Redshift ServerlessがAI駆動のスケーリングと最適化を導入

Amazon Redshift Serverlessは、AI駆動の自動スケーリングと最適化機能が導入されました。
これにより、データ量やユーザーの需要に応じて、自動でリソースを調整し、コストと性能のバランスを最適化します。この新しい機能では、パフォーマンススライダーを用いてユーザーがコストとパフォーマンスの優先度を選択可能で、AWSのテストで価格性能が最大10倍向上したケースも確認されています。
追加料金なしで利用できる、とのことなのでより費用対効果を高くDWHの管理ができるようになることが期待できますね。

Amazon RedshiftとAmazon Bedrockが統合可能に

Amazon RedshiftとAmazon Bedrockの統合が可能になりました。この統合により、Redshiftデータを活用した生成AIの実装が可能となります。基盤モデルを、RedshiftのSQLコマンドから直接呼び出し、テキスト生成、感情分析、分類などが容易になります。AI機能の迅速な統合が可能となり、Redshiftユーザーのデータ分析のさらなる強化が期待できます。

生成AI利用率の低下の課題を打破するユースケースのご紹介

企業が生成AIツールの利用率低下に直面する中、AWSの生成AIソリューションを用いて改善に成功した事例がまとめて紹介されています。記事内では、サポートデスク業務の効率化、議事録作成の迅速化、コンタクトセンター業務の改善、社内ナレッジベースの活用などのユースケースが紹介されています。
弊社導入事例でも使用されている Generative AI Use Cases JP (GenU)も紹介されています。

AWS AI Day

2024 年 10 月 31 日にAWS AI DAYが開催されました。
DX開発事業部の西田がイベントレポートを書いてますのでご覧ください。

DX開発事業部の西田です。2024年10月31日(木)に「AWS AI Day 〜AWS のテクノロジーで加速する生成 AI のプロダクション活用〜」が開催され、現地参加してきたのでイベントレポートを投稿します!会場は芝公園にホテル「ザ・プリンス パークタワー東京」のコンペテ...

Google

Gemini モデルが GitHub Copilot に登場

今回、Google Cloud と GitHub が提携し GitHub Copilot で Gemini 1.5 Pro が利用可能になりました。開発者はコード生成、分析、最適化に優れた Gemini 1.5 Pro を Copilot のモデルピッカーで選択できます。Gemini 1.5 Pro の特徴として最大200万トークンのコンテキストウィンドウを持ち、10万行以上のコードを処理可能です。また、GitHub Copilot Chat on github.com、Visual Studio Code、Visual Studio 向けの Copilot 拡張機能でも Gemini 1.5 Pro を利用できます

Gemini at Workが開催されます

Google Cloud主催のもと11 月 27 日(水)にGemini at Workが開催されます。
 
Gemini at Work – Google Workspace –
– 開催日時:11 月 27 日(水)10:00 – 12:00
Gemini at Work – Data for AI –
– 開催日時:11 月 27 日(水)14:00 – 17:30

当日の10:00 – 12:00はGemini at Work – Google Workspace -と題してGemini for Google Workspaceのアップデート情報や各業界における導入事例、実践的な活用方法に関するセッションが用意されているようです。また14:00 – 17:30はGemini at Work – Data for AI -と題し、BigQueryやLookerに統合されたGeminiによるデータ分析の最新情報や導入事例が紹介されます。それぞれハイブリッド形式で開催される予定で、参加にはサイトのフォームより申し込みが必要となります。

Google Cloud認定資格 Data Practitioner – Beta(英語)が受験可能になります

2024年11月6日から11月26日の期間にて、新しいGoogle Cloud認定資格のAssociate Data Practitioner – Betaが受験可能になります。ベータ版ではありますが、試験に合格するとGoogle Cloud Certified – Associate Data Practitioner の資格が取得できるほか、受験費用が40%割引になるというメリットがあります。英語でのみ受験可能ということで難易度は上がりますが一般公開に先立っていち早く資格取得できますので力試しにぜひ挑戦してみたいですね。

Google MapsにGeminiが統合

Google MapsにGeminiが統合され自然言語による場所の提案や、場所に関する詳細な質問、レビューの要約などができるようになるようです。

OpenAI

ChatGPTにチャット履歴にの検索機能が追加

高度な音声モードがmacOSとWindowsデスクトップアプリで利用可能に

ChatGPT searchが提供開始

ChatGPTのWeb検索機能がリリースされました。
ChatGPT Plus およびTeam ユーザー全員、およびウェイトリストに登録していたユーザーが利用可能です。
PerplexityやGoogle検索にとって競合する機能になりそうで、Chromeの検索バーをChatGPT searchに切り替えるChrome拡張機能もあわせてリリースされています。

Anthropic

ClaudeのデスクトップアプリがmacOSとWindowsで利用可能に

Claude 3.5 SonnetがPDF内の画像の読み取りに対応

これまでは文書内のテキスト情報しか解釈できなかったのが図表などの画像情報にも対応しました。

Apple

Apple Intelligenceが米国で提供開始

Apple Intelligenceのために設計されたM4チップを搭載したiMacMacBook Proも発表されました。

GitHub

自然言語指示だけでアプリケーションを生成することができる「GitHub Spark」のテクニカルプレビューが開始

GitHub Copilotがマルチモデル対応しClaude 3.5 Sonnet、Gemini 1.5 Pro、o1-preview、o1-miniを利用できるように

これまではCopilot用に調整されたGPTシリーズのモデルが使われていましたが、オープンな開発者プラットフォームの理念のもと、ユーザーが利用モデルをClaude 3.5 Sonnet、Gemini 1.5 Pro、o1-preview、o1-miniなどの中から自由に選べる用になります。

GitHub Copilotによるプルリクエストのレビューがパブリックプレビュー

CopilotをレビュアーとしてPRに追加することで自動レビューを行ってくれる機能がパブリックプレビューになりました。
アクセスをリクエストするにはウエイトリストに登録する必要があります。
これまではLLMによるPRレビューを実現するにはGitHub ActionsなどのCIに組み込む必要がありましたが、これがGitHubのプラットフォームだけで完結するようになる嬉しいアップデートです。

アイレット

Jr.Champions選出社員の前野が、若手エンジニア応援LT会(Japan AWS Jr. Champions & JAWS-UG東京 コラボ)に登壇

弊事業部所属の、2024 Japan AWS Jr. Champions選出者であるDX開発事業部の前野が、10/30(水)にAWS目黒オフィスにて開催された 若手エンジニア応援LT会(Japan AWS Jr. Champions & JAWS-UG東京 コラボ)にて、
「生成AIとAWS CDKで実現! 自社ブログレビューの効率化」という題目で登壇を行いました。イベントレポートについてはこちらで公開されておりますので、よろしければご覧ください。

【Google Cloud Gen AI Hero Program】第2回!事業部合宿開催レポート2日目

DX開発事業部の酒井がGoogle Cloud様と共同で行った事業部合宿の2日目の開催レポートを投稿しています!
過去記事も合わせてご覧ください!

AWSの「genai-quickstart-pocs」を使ってお手軽に生成AIのPoCを始めよう!

DX開発事業部の前野が、AWSの生成AIサービスを活用したPoCを簡単に始められる「genai-quickstart-pocs」を紹介する記事を投稿しています。

「Bedrock / Gemini / Copilot etc. 生成 AI トレンドと独自の最新事例を徹底解説」のイベントページを公開しました

2024年11月19日(火)19:30~21:00、NECソリューションイノベータ株式会社が主催する「Bedrock / Gemini / Copilot etc. 生成 AI トレンドと独自の最新事例を徹底解説」が開催されます。
アイレットからはDX開発事業部の並木が登壇します!


次週はどんなニュースがあるでしょうか。お楽しみに✋

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