アイレット株式会社 DX開発事業部です!
DX開発事業部ではお客様のDX実現のために、生成AIのキャッチアップに日々取り組んでおります🔥
本記事では日々アップデートされる生成AI周りのニュースを週刊でお届けします🚀

AWS

Anthropic の Claude 3.5 Haiku モデルが Amazon Bedrock で利用可能に

Anthropic の Claude 3.5 Haiku モデルが Amazon Bedrock で利用可能になりました。このモデルは高速な応答時間と向上した推論能力を兼ね備えており、コーディングを含む多くの知能ベンチマークで前世代の Claude 3 Opus を上回ります。特にエントリーレベルのユーザー向け製品やカスタマイズされた体験の生成に適しており、大量の非構造データを効率的に処理できるようです。現在はテキスト専用モデルとして利用可能で、画像入力のサポートも予定されています。
現在、本モデルは米国西部(オレゴン)リージョン、クロスリージョン推論経由で米国東部(バージニア北部)リージョンにおいて利用可能です。

Amazon Bedrock のモデルアクセスの有効化や制限値の引き上げができない時の対応方法

現在一部のユーザーにおいてAmazon Bedrockにおける基盤モデルが利用できない、という事象が発生しているようですが、ケース別に対応手順が解説されている記事が公開されています。モデルが利用できない事象が発生している場合は一度本記事を参照してみるのが良さそうです。

AWS Cloud Quest の生成 AI ロールが日本語化対応

AWS についてゲーム形式で学習できるコンテンツ「AWS Cloud Quest」の、生成AIロール (※利用にはAWS Skill Buliderのサブスクリプションが必要)が、日本語で利用できるようになりました。
生成AIに関する学習のニーズが高まっている今、こういった形で楽しみながら生成AI知識を学んでいくのもいいかもしれないですね。

Amazon Bedrock Prompt Managementが一般提供開始

11/7に、Amazon Bedrock Prompt Management が正式リリースされました。
Amazon Bedrock Prompt Managementとは基盤モデルからの応答を最適化するためのプロンプトの作成、評価、バージョン管理、共有を容易にする機能です。
新機能として、Amazon Bedrockの、ConverseAPIおよびInvokeModel APIとの統合が追加され、プロンプトの設定や生成AIアプリケーションへの統合がよりシームレスになりました。これにより、ユーザーがプロンプトのパフォーマンスと出力を特定のユースケースに合わせて最適化できるようになります。
生成AIを用いたアプリケーションで重要となるプロンプトの管理と最適化が簡単に行えるようになったことで、AIアプリの精度と効率の向上も期待できますね。

AWS IoT と 生成 AI を使って自宅の消費電力を測定・予測してみよう

AWSが公開しているブログbuilders.flashにおいて11/1に公開された記事「AWS IoT と 生成 AI を使って自宅の消費電力を測定・予測してみよう」では、家庭内の電力使用を効率的に管理する方法が紹介されています。具体的には、Wi-SUN USBアダプターとRaspberry Piを用いてスマートメーターからデータを取得し、AWSの各種サービスを活用して消費電力の可視化や予測を行う手順が詳細に説明されています。さらに、Amazon Bedrockを使用して天気予報から間接的に消費電力を予測する方法にも触れられています。
AWSのIoTサービスを使って家庭内のコスト最適化や、作業の効率化に繋げられると面白そうですね。

Google

Professional Cloud Architect のベータ試験が受験可能になりました

2021 年 5 月以降に Professional Cloud Architect になった方を対象に、ベータ試験を受験して合格すると認定資格を更新することができます。ベータ試験ガイドに沿った多肢選択式および複数選択式の質問の他に、Google Cloud の生成 AI ソリューションに関するケーススタディが出題されます。言語は英語のみで2024年12月1日まで受験可能となっています。

BigQuery にて Gemini によるクエリ変換が利用可能になりました

クエリ変換が利用可能になったことで、別のデータベースを利用するシステムにおいて BigQuery への移行が容易になりました。変換元は DB 2やOracle、PostgreSQL など利用頻度の高いデータベースの他に Presto やSnowflake、Teradata などから選択することができます。一部のデータベースはプレビュー版での提供となっています。(2024年11月時点)
以下は BigQuery コンソール上で提供されていたサンプルクエリの変換例です。Teradata の文法で記載されたクエリが BigQuery 用のクエリに変換できていることがわかります。

仕事用の動画作成サービス Google Vids が一部のプランで一般提供されました

Google Vids は今年の4月に発表された AI を活用した動画作成サービスで、全社共有のための動画、従業員トレーニング用の動画、キャンペーンやイベント向けの動画などさまざまなユースケースがあります。プロンプトを指定したり Google ドライブ上の自身のドキュメントや画像を使用してビデオをカスタマイズすることも可能です。
現在は以下の Google Workspace のプランで利用することができます。

  • Business Standard and Plus
  • Enterprise Standard and Plus
  • Essentials, Enterprise Essentials and Enterprise Essentials Plus
  • Education Plus*
  • Gemini Business, Enterprise, Education* または Education Premium* アドオンをお持ちのお客様

OpenAI ライブラリから Gemini へのアクセスが可能になりました

2024年11月8日より OpenAI ライブラリと REST API を介して Gemini モデルにアクセスできるようになりました。最初は Chat Completions API と Embeddings API がサポートされており、今後数週間から数か月で互換性をさらに高められる予定となっているようです。
参考:OpenAI の互換性

OpenAI

OpenAI が chat.com ドメインを購入し chatgpt.com にリダイレクトするように

こちらのサイトで現在の価格を調べると$942,697.00(現在のレートで約1億4000万円)でした…!

Anthropic

Claude 3.5 Haiku が Anthropic API、Amazon Bedrock、Vertex AI で利用可能に

アイレット

Bedrock / Gemini / Copilot etc. 生成 AI トレンドと独自の最新事例を徹底解説

2024年11月19日(火)19:30~21:00、NECソリューションイノベータ株式会社が主催する「Bedrock / Gemini / Copilot etc. 生成 AI トレンドと独自の最新事例を徹底解説」が開催されます。
DX開発事業部の並木が登壇します。

Generative AI Conference

アイレットはプラチナスポンサーとして協賛します。
またDX開発事業部、事業部長の石川が「生成AIを活用したビジネス変革に導くための社内導入のススメ」と題し、特別講演を行います。

iret × Google Cloud 共催セミナー #5

DX開発事業部の西田がGoogle Cloud の生成 AI を活用した DX 化のパターン、実現方式をご紹介いたします。


次週はどんなニュースがあるでしょうか。お楽しみに✋

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