はじめに

2026年2月20日に開催されるJagu’e’rのイベント「Next PTE is You. Partner Top Engineer 2026 受賞者が語るリアルと未来 ~歴代Rookieも乱入!?受賞者だらけの裏話~」にパネルディスカッションで登壇します。
この記事では、Google Cloud Partner Top Engineer (PTE) になるための道のりや、PTEとしての活動について紹介します。なぜPTEを目指したのか、どのようにしてPTEになったのか、そしてPTEとしてどのような活動をしているのかについて詳しく説明していきたいと思います。

誰かの参考になりましたら幸いです。


※受賞後に自宅に届くトロフィー

もくじ

  • なぜ、PTEを目指したのか
  • A方式もしくはB方式を選んだ理由
  • 通常業務と課外活動とのバランスはどうしてる
  • ブログや登壇など、アウトプットのネタはどのように選んでいますか
  • これからPTEを目指す人に向けてアドバイスはありますか。

この記事を書いた人の自己紹介

まずは、この記事を書いている私について簡単に経歴を紹介します。

  • 2016年に某通信キャリアの子会社に新卒のITスペシャリストとして入社、6年ほど勤務
  • 2022年10月にアイレット株式会社に入社、クラウドインテグレーション事業部 MSP開発セクションに配属(以下、CI事業部MSP開発と表記)
  • CI事業部MSP開発はcloudpackのバックエンドシステムを担当するセクション
  • 次世代監視基盤AMSの運用保守と運用分析を担当
  • 2024年にGoogle Cloud Partner Top Engineer (PTE) に認定
  • 2025年、PTE継続(Data Analytics部門のPTEからServerless App Deployment部門のPTEへ)
  • PTE以外にも以下のとおり、称号を複数保有

称号

  • PagerDuty アンバサダー
  • AWS Community Builders Dev Tools
  • LINE API Expert
  • Microsoft MVP for Developer Technologies

他、受賞歴は以下のとおりです。

受賞歴

  • Google Cloud Partner Tech Influencer Challenge 2025 個人の部 – 特別賞 マルチメディア 賞
  • Google Cloud Partner Tech Blog Challenge 2023 Cloud AI/ML部門
  • LAPRAS OUTPUT AWARD 202401

最近ですが、アイレット公式プロフィールが公開されました。以下のURLからご覧いただけます。

という感じです。これだけ見ると、休日には何をやっている人なのか24時間365日、技術のことを考えている人なのかと思われるかもしれませんが、実際はそうではありません。全然関係ないところに散歩しては写真を撮ったりと仕事以外の時間も充実しています。

※最近だとエクストリームウォークというイベントに参加したり、展示会に行ったりしています。
※土曜日にイベント運営や登壇したりしていることもあります

という感じで、技術のことも仕事以外のことも楽しんでいる人です。
では、次のセクションからPTEについて詳しく見ていきましょう。

なぜ、PTEを目指したのか

結論から先に書くと「今後の生存戦略のために取得した」という感じです。

経緯を説明すると、当初の予定ではAWSのPTEを目指していました。
入社当時(2022年)の印象ですが、アイレットはAWS PTEを認定されている人数が多い印象でした。
それはもちろん、プレミアティアサービスパートナーであることも関係していると思います。

今でこそ、「アイレットさんってGoogle Cloudに強いですよね」と言われることもありますが、入社当時(2022年)はAWSの会社というイメージがありました。※入社理由にも関係しています。

同じセクションや関連セクションにたくさんのAWS PTEがいるので、AWS PTEを今から目指しても独自の強みとして打ち出しにくいのではないかという不安がありました。また、入社したばかりのこともあったので次のキャリアをどうするかとても悩む時期だったことやエンジニアキャリア7年目、クラウド実務未経験だった状態からアイレットに入社という状況もありました。

一方で入社当時(2022年)、アイレット内でGoogle Cloudはまだまだこれから伸びていく分野だったことと、PTEの審査基準が自分にも合っていると感じたことから、Google Cloud Partner Top Engineer (PTE) を目指すことにしました。

A方式もしくはB方式を選んだ理由

私が選んだのはB方式です。ご存知ない人からすると、A方式とB方式って何?と思うかもしれませんが、PTEにはA方式とB方式の2つの認定方式があります。具体的な説明については以下のURLをご覧ください。

https://rsvp.withgoogle.com/events/google-cloud-partner-top-engineer/home

簡単に説明すると、A方式はGoogle Cloudの認定資格の評価点が比較的に高い方式でB方式はGoogle Cloudの認定資格の評価点が比較的に低い方式です。ですので、A方式はGoogle Cloudの認定資格をたくさん持っている人が有利な方式でB方式はGoogle Cloudの認定資格をあまり持っていない人が有利な方式ということになります。

私がB方式を選んだ理由はGoogle Cloudの認定資格の取得状況から考えて、B方式の方が自分にとって有利な方式だと感じたからというのがあるんですが、それ以上に、B方式の方が自分の方向性と合っていると感じたからというのが大きいです。

公式サイトにも説明がありますが、「B方式は特定領域に秀でた技術者に焦点をあてた選考方式」となっており、特定の領域に特化している人が有利な方式となっています。私はGoogle Cloudの認定資格をたくさん持っているわけではないですが、特定の領域に特化しているという自信があったのでB方式を選びました。
※なお、アイレットではA方式の認定が多いので珍しいタイプです。

通常業務と課外活動とのバランスはどうしてる

筆者の場合は10時から19時までが通常業務の時間で、課外活動はそれ以外の時間に行うことが多いです。もちろん、通常業務の時間内に課外活動を行うこともありますが、基本的には通常業務の時間は通常業務に集中するようにしています。
※裁量労働制なので、時間の使い方は自分で決めることができますが、通常業務の時間は通常業務に集中、内部の定例にはなるべく欠席しないようにするという感じでバランスを取っています。

少し早めに始業してGoogle Cloud ブログを読んだり、終業してからブログを書いたりイベント参加しています。
また、Google Cloudだけを発信していくのは難しいと感じることもあるのでLINE API ExpertやMicrosoft MVP for Developer TechnologiesなどでGoogle Cloudについて話す機会があったら、積極的にGoogle Cloudについて発信することもあります。

※Microsoft MVPでは他のクラウドについて話すと「知りたいことだった」と言われたり、LINE API ExpertやLINE Developer CommunityではGeminiを積極的に活用している人も多いので、Google Cloudについて話すと「Google Cloudも使ってみたいし、もっと知りたい」と言われることもあります。

ブログや登壇など、アウトプットのネタはどのように選んでいますか

いくつかポイントがあります。具体的には以下のとおりです。

  • 興味があるまたは得意なこと
  • これから学びたいまたはこれから伸びるかもしれないこと
  • さまざまな最新情報を踏まえて自分の経験と考えからネタを選ぶ

逆にあまり興味がないことや得意ではないこと、旬だからという理由でネタを選ぶことはあまりないです。
理由としてはブログだったら長いことを読まれて欲しいことと、登壇だったらアーカイブが残ることもあるので再生数が多くなって欲しいこともあるからです。(だいぶ大人の事情かもしれません)
加えて、今やっていることを今後につなげていくことができるようにするためというのも理由の1つです。

最近はさまざまな最新情報を踏まえて自分の経験と考えからネタを選ぶということをやるためにAndroidアプリのGemini Appを活用しています。パーソナライズ機能が使えるようになったので、自分の過去の登壇やブログなどのアウトプットをもとに、Google Cloudに関する最新情報を踏まえて自分の経験と考えからネタを選ぶことができるようになりました。

また、ふと思いついたことを書き留めておくついでに「XXについてブログや登壇で話すとしたらどんな内容になるか」あるいは「今、XXについて考えているので意見が欲しい」というプロンプトをGemini Appに投げることもあります。そうすると、過去のアウトプットや最新情報を踏まえて、ブログや登壇で話すとしたらどんな内容になるか、あるいは今考えていることについての意見が返ってくるので、それを参考にしてネタを選ぶこともあります。

今はGeminiが技術的な側面で一番の相談相手になっています。

(まとめ)これからPTEを目指す人に向けてアドバイスはありますか。

最初のゴール設定としてA方式で挑戦するのかB方式で挑戦するのかをまずは考えることをおすすめします。
自分のGoogle Cloudの認定資格の取得状況やどのようなアウトプットをしていきたいのか、どのような活動をしていきたいのかなどを踏まえて、A方式とB方式のどちらが自分にとって有利な方式なのかを考えることが大切だと思います。

筆者の場合は自身のキャリアや他の称号の観点からB方式を選択しました。
アイレットでは有資格者数が多いのでA方式で挑戦することがメジャーとなっているところがありますが、技術面で突き抜ける予定があるのであれば、B方式で挑戦することも全然ありだと思います。

キャリアの見直しや今後の活動の方向性を考えるきっかけにもなると思いますので、ぜひGoogle Cloud Partner Top Engineer (PTE) を目指してみてください。