DX開発事業部の西田です。

Claude Code から Backlog MCP Server を利用する手順をまとめてみました。

Backlog MCP Server のローカルでの構築手順は以前書いた記事を参照ください。

Backlog MCP Serverを試してみた
DX開発事業部の西田です。アイレットでも業務で活用しているBacklog公式のMCP Serverが登場しました！本記事ではこれを簡単にVS Codeから試してみます。＼Backlog MCP Server をGitHubに公開しました🎉／ClineなどのAIエージェントアプリから、MCP経由でBacklog APIを安全に活用できます。AI × プロジェクト・タスク管理の新しい可能性を、ぜひお試しください👨‍💻✨#Backlog #AI開発https://t.co/JHPZm8os9r— Backlog | みんなで使う簡単、便利なプロジェクト・タスク管理ツール (@backlogapp) April 25, 2025MCPとはKAGのみのるんさ...
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また当方はMacを利用しています。

想定ユースケース

ローカルに git clone した各プロジェクトから、そのプロジェクトに紐づく Backlog の情報を MCP で取得しながら開発を行う用途を想定しています。
これにより。

  • Wikiを参照してのコード開発、コードレビュー、コードを参照したWikiの追加、修正
  • 課題を参照しコードの調査や、不具合対応、課題での報告

などの用途でエディター上からシームレスに活用できるでしょう。

設定手順

1. Claude Code のグローバル設定（~/.claude.json）

Backlog MCP Server の接続情報はプロジェクト横断で使い回したいため、ホームディレクトリの ~/.claude.json に以下の記述を追加します。

  "mcpServers": {
    "backlog": {
      "type": "stdio",
      "command": "node",
      "args": [
        "/Users/nishida/mcp-servers/backlog-mcp-server/build/index.js"
      ],
      "env": {
        "BACKLOG_DOMAIN": "<your_backlog_domain>.backlog.[jp|com]",
        "BACKLOG_API_KEY": "<your_backlog_api_key>"
      }
    }
  }

2. 各プロジェクトの設定（CLAUDE.md）

リポジトリ直下の CLAUDE.md に、プロジェクトキーと利用ポリシーを記述します。必要に応じて調整してください。

## Backlog MCP Server利用時の考慮事項
Backlog MCP Serverを使用する際は、以下のプロジェクトキーのプロジェクトの情報を利用すること
- MY_PROJECT
課題、Wikiという文脈から利用を判断すること

これにより、Claude Code がプロジェクトごとに適切な Backlog プロジェクトを参照しやすくなります。

動作確認

ターミナルで claude コマンドを実行し、Claude Code を起動します。
/mcp コマンドを実行。

※ Tip: Cmd+Escape to launch Claude in your IDE
╭──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────╮
│ Manage MCP servers                                                                                                                                                                       │
│                                                                                                                                                                                          │
│ ❯ 1. backlog  ✔ connected · Enter to view details                                                                                                                                        │
╰──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────╯
   Esc to exit

backlog ✔ connected が表示されればセットアップ完了です。

まとめ

Claude Code と Backlog MCP Server を連携させることで、Backlog の情報とローカルコードをシームレスに組み合わせて Claude Code の能力をさらに引き上げ、開発効率が大幅に向上します。
まだ試していない方はぜひ導入してみてください。