はじめに

2026年6月25日、KDDIアイレットのラウンジを会場に、【Tokyo Config Watch Party 2026】が開催されました。

今回はこのイベントに運営ボランティアとして参加してきたので、その様子をレポートします。
会場の写真

Config Watch Party とは

Figma は毎年「Config」という大型カンファレンスをアメリカ本国で開催しており、ここでは毎年 Figma の最新機能や今後のロードマップ、デザインプロセスに関する様々なセッションが発表されます。Config の開催地に直接足を運べる人は限られているため、世界各地の「Friends of Figma(fof)」コミュニティが、現地で発表された内容をみんなで一緒に視聴し、感想や知見をシェアし合う「Watch Party」を企画するのが恒例になっています。

fof Tokyo は日本国内の Friends of Figma コミュニティの中でも最大規模を誇り、デザイナーやエンジニアなど多くのメンバーが参加しています。今回の Watch Party も、その fof Tokyo が主催する「1年で最も大きいイベント」という位置づけで開催され、KDDIアイレットのオフィスラウンジが会場として選ばれました。

発表された新機能

2026年6月23日〜25日(現地時間)、アメリカ・サンフランシスコのモスコーニ・センター(Moscone Center)で開催された本国の「Figma Config 2026」では、デザイン・コード・AI をシームレスにつなぐ大型アップデートが多数発表されました。主な新機能は以下のとおりです。

Code Layers(コードレイヤ): デザインとコードを同一キャンバス上で直接つなぐ機能。デザインレイヤをワンクリックでインタラクティブなコードに変換でき、キャンバス上で編集・確認が可能。GitHub と直接連携し、ハンドオフの手間をなくします。

Figma Motion(フィグマ・モーション): 外部のモーションツールを使わず、Figma 内でタイムラインやキーフレームを使ってアニメーションを直接構築できる機能。スケール、回転、3D トランスフォームなどを制御でき、WebM や MP4 などの形式で書き出しが可能です。

Shaders(シェーダ): AI プロンプトや画像を参照することで、ぼかし・ノイズ・ピクセレートなどの高度なビジュアル表現を簡単に生成できる機能。生成したエフェクトはパラメーターで細かく調整でき、コードとしても扱えます。

Generative plugins: ローカル環境や専門的なプログラミング知識がなくても、プロンプトを入力するだけで独自のプラグインを生成できる機能。作成したプラグインはファイル内で共有でき、チームのワークフローに合わせて拡張できます。

Figma Weave Tools: AI による画像・動画加工を Figma 内で行える機能。背景の差し替えや360度動画の生成などができます。もともと別サービスだった「Weave」を Figma 社が買収・統合したもので、AI を使った複雑な生成ワークフローを、キャンバス上のシンプルなツールとして扱えるようになりました。

Agent skills and context: Figma エージェントが Notion、Slack、GitHub などの連携ツールから文脈を読み取れるようになり、自分の作業手順を「スキル」として登録・再利用できるようになりました。

こうした発表をみんなでスクリーン越しに見ながら、視聴後のネットワーキング中に「これは業務でどう使えそうか」といった会話が自然に生まれていたのも印象的でした。

当日の様子

当日は天気があまり良くないコンディションでしたが、それでも多くの方が会場に足を運んでくださいました。私はボランティアとして、以下のような運営サポートを担当しました。

  • 会場設営
  • 来場者の受付・案内のサポート
  • イベント終了後の片付け

当日は非常に盛況で、運営サポートに追われてケータリングを食べる暇もないと思っていましたが、先輩方の配慮のおかげで、おいしいケータリングをいただくことができました。社内の温かいサポート体制を実感した瞬間でもあります。

また、イベント本編ではアメリカで行われた Figma Config の発表内容をスクリーンに映し、参加者全員で視聴しました。

ネットワーキングでの交流

視聴会の後には、ネットワーキング(交流会)の時間も設けられていました。

ここでは、社外の様々な企業のデザイナーやエンジニアの方々と直接お話しする機会があり、それぞれの会社での Figma の使い方や、新機能への期待・気になっているポイントなどを聞くことができました。
普段の業務ではあまり接点のない方々と話せたことは、非常に刺激になりました。

ボランティア参加を振り返って

天候が不安定な中での開催ということもあり、設営や案内には多少の気配りが必要な場面もありましたが、来場者の方々が最後まで楽しんで参加されている様子を見て、無事にイベントをやり遂げられたことに安心しました。

fof Tokyo という、日本国内で最大規模のコミュニティの、しかも年間最大のイベントをKDDIアイレットのオフィスで開催できたこと、そしてその運営に携われたことは、貴重な経験になりました。

また、今回はあくまで「現地で行われた Config の発表を見る」という立場での参加でしたが、実際に発表を見ているうちに、いつかは本場アメリカで開催される Config そのものに現地参加してみたいという気持ちが強くなりました。

会場の熱気や、世界中から集まるデザイナー・エンジニアとの交流を現地で体感してみたいというのが、今回のイベントに関わって生まれた新たな目標です。今後も社外コミュニティとの接点を持てるような機会には積極的に参加していきたいと思います。

参照
Figma Config 2026 公式
Figma Config 2026 アーカイブ動画