こんにちは!

2026年7月15日(水)、KDDIアイレットの新オフィスを舞台に、大人気エンジニアコミュニティイベントクラウド食堂 #9 ~AI エージェント活用  LT 会~」が開催されました。connpass での参加登録はなんと60名超!これまでの回と比べても、大きな盛り上がりの中でのスタートとなりました。

技術の最前線、会社の垣根を越えた人の繋がり、そして「食堂」の名にふさわしいアットホームな空気。そのすべてが詰まった一夜の様子をお届けします!

そもそも「クラウド食堂」とは?

「技術を肴に、カジュアルに語り合おう!」

そんなコンセプトで、Top Engineer たちの繋がりから生まれたのが「クラウド食堂」です。AWS をはじめとするクラウド技術をテーマに、エンジニアたちが自作の LT を持ち寄り、フラットに交流するコミュニティ主導の勉強会です。

・AWS を使い始めたばかりの初心者も大歓迎!

・各種 AWS 表彰(アンバサダー、Top Engineer、Jr. Champions、コミュニティビルダーなど)を目指す人・選出された人たちの交流の場

・2ヶ月に1回のペースで継続開催

初心者から「雲の上の存在」のような極強エンジニアまでが同じテーブルを囲み、まるで本物の食堂のようにアットホームな雰囲気で技術を語り合えるのが最大の魅力です。今回は運営メンバーのうち、KDDIアイレットのみちのすけさん・前野さん、そしてアイレット卒業生 / 坂田さん、檜山さんの4名が中心となって進行しました。

コミュニケーションが生まれる、KDDIアイレットの「ラウンジ」

今回の会場は、2025年12月に移転したばかりの KDDIアイレットの新オフィス。運営の坂田さんも思わず「オフィスがすごく綺麗だ」とこぼすほどの自慢の空間です。
中でも会場となった「ラウンジ」のコンセプトは『とにかく、人と人がリアルにコミュニケーションをとれる場所にすること』。社内メンバーの交流はもちろん、社外の勉強会やコミュニティイベントでも積極的に活用してほしいという想いのもとで作られたスペースです。

今回のイベントでは、現場のエンジニアから「せっかくラウンジを使わせてもらうので、会社の紹介をしてどんな会社か知ってもらいましょう!」という素敵な提案がありました。

この社員の声を受けて、ラウンジを今後のイベントでもっと活用しやすくするために「ラウンジ利用時のSlackワークフロー」を整備!その中で「会社紹介の可否」もスマートに選択できる仕組みを構築しました。会社のために提案してくれた社員の方には本当に感謝しかありません!そんな素敵な経緯もあり、オープニングでは私からオフィスのご案内と KDDIアイレットの紹介をさせていただきました!

皆さまからは温かい拍手までいただいて…本当に本当にありがとうございました😭

メインディッシュ!熱いLTセッション開始

今回のハイライトは、なんといっても登壇エンジニアたちの熱量!全8本の LT 内容をギュッと凝縮してご紹介します!

1. Claude CodeとAmazon Bedrock AgentCoreでつくる、自分だけのAIアシスタント

登壇者:前野 佑宜 さん(KDDIアイレット)
日常生活への AI 導入を目指し、Bedrock AgentCore と Claude Code を組み合わせた自作アシスタントを構築。日記などの情報を S3 経由でベクトル化して過去の出来事を検索できるようにしたほか、ロングタームメモリー機能や PWA 化によるスマホへのリマインド通知など、自動化の工夫を紹介。「仕組みさえ作ればAIを育てられる」という知見を共有してくれました。

2. Amazon Bedrock Agents がメンテナンスモードに入る前に持っておきたい視点

登壇者:坂田 裕二 さん
Amazon Bedrock Agents のメンテナンスモード移行をフックに、AWS サービスのライフサイクルをどう見極めるかという視点を解説。「雰囲気を読む」だけでなく「ドキュメントの細部(対象モデルの古さ等)を読む」ことの重要性を説きました。AI でスライドを自動生成した制作過程(人間4割・AI6割)も披露し、会場の共感を集めました。

3. 企業リサーチを Agent と Tavily でさせてみたら…

登壇者:阿部 昌 さん
社名非公開の求人から企業を特定するリサーチ業務を、AIエージェントと検索 API「Tavily」で効率化した事例。検索クエリの自動化で実用レベルに達した一方、「実際の距離計算」などの地理的な誤判定という生成 AI 特有の課題も共有。今後の Google Maps API 連携などの展望を語りました。

4. Snowflake×AWS で実現する分析の民主化と業務自動化

登壇者:somasun さん
Snowflake と Amazon QuickSight を組み合わせ、データ分析の民主化を進める取り組みを紹介。専門人材不足などの壁を、自然言語でBI作成ができる QuickSight と、確固たるデータガバナンスを持つ Snowflake のシナジーで乗り越えるアプローチを解説しました。コミュニティを通じて自身が AWS Champion へ成長したストーリーも印象的でした。

5. ユースケースで考える AI エージェントアーキテクチャ

登壇者:kei1-dev さん
AI エージェントのアーキテクチャ設計を「ワークフロー」と「エージェント」の2軸・基本6パターンに整理して解説。実際の監査報告書作成というユースケースに当てはめ、ワークロードの特性に応じてパターンを比較検討するステップを紹介し、実装前の設計の重要性を伝えました。

6. マルチ AI エージェントで設計書作成とレビューを自動化してみた

登壇者:佐藤 淳 さん
マルチ AI エージェントフレームワーク「CrewAI」を使い、要件定義や基本設計の作成・レビューを自動化する試み。役割ごとに異なる LLM(Claude や GPT-4 など)を割り当て、チェンジリクエスト(仕様変更)対応までをワンストップで実行する実用的なデモを披露しました。

7. iOS アプリ開発の面倒くささを少しだけ解消するskillsを使ってる話

登壇者:Q-Q さん
iOS アプリのストア申請に必要な LP 素材やプロモーション動画の作成を AI で自動化した事例。テストシナリオ、音声合成、BGM を組み合わせて紹介動画を自動生成する仕組みを構築し、これまで3時間かかっていた作業を30分に短縮。「楽しいことだけをやれるようになった」という言葉が響きました。

8. AWS 環境を Terraform 化する Claude Code プラグインを作った

登壇者:大嵩 洋喜 さん(KDDIアイレット)
既存の AWS 環境を Terraform コード化する地道な作業を自動化するため、Claude Code のプラグイン「aws-to-terraform」を開発。スキャンからコード生成、差分修正までを自動実行し、小規模環境なら15分で完了する仕組みを解説。安全性のための権限設計や、今後のマルチツール対応への展望も語られました。

ラウンジで語り尽くす懇親会タイム&おわりに

全8本の熱い LT が終了した後は、お待ちかねのネットワーキングタイム!
会場のあちこちで「あの技術、現場で使ってみてどう?」と本音の技術談義で盛り上がったり、登壇者を囲んで「あのエラーどうやって回避しました?」と熱心に質問攻めにする姿など、オフィスラウンジが目指した「とにかくコミュニケーションが生まれる場所」が見事に体現されていました。

今回のクラウド食堂は、単なる勉強会を超えて「人と人、技術とパッション」が交差する最高の一夜と感じました。ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

次回のクラウド食堂は9月に開催予定です。ぜひ楽しみにお待ちください!
また KDDIアイレットにも遊びにきてくださいね👋

クラウド食堂についてはこちら
https://cloud-shokudo.connpass.com/