AWS Certificate Managerで証明書を発行する際のドメイン認証については、現在、メール承認のみとなっています。
例えばexample.comのサブドメインでSSL証明書を発行した場合で、ドメイン管理者が管理者のメールアドレスを公開していないと、デフォルトで以下のようにサブドメインがメールドメインの宛先に承認確認メールが送信されてしまいます。この場合メールを受信できないことが多いため、これをメインドメインへ承認メールを送信する方法を紹介します。
◆サブドメイン
stg.example.com
◆メール送信先:
admin@stg.example.com
postmaster@stg.example.com
administrator@stg.example.com
webmaster@stg.example.com
proxy@whoisprotectservice.com
hostmaster@stg.example.com
現在、AWSコンソールからは制御ができませんので、aws cliを使用してACMを発行します。
発行対象ドメイン:stg.example.com メール送信先対象ドメイン:example.com
とした場合、以下のようなコマンドで発行が可能です。
aws acm request-certificate \ --domain-name stg.example.com \ --domain-validation-options DomainName=stg.example.com,ValidationDomain=example.com
エラーがでなければ、AWSコンソールから発行したACMについて、承認メール送信先が意図したものとなっているか確認してください
よくある質問 – AWS Certificate Manager(簡単に SSL/TLS 証明書を作成、管理、配置) | AWS
request-certificate — AWS CLI 1.10.67 Command Reference
元記事はこちら
「AWS Certificate Managerでサブドメインを発行する時に承認メール送信先を変更する【cloudpack 大阪 BLOG】」