12月18日(水)に日経ビジネス様主催の「Generative AI Conference」に協賛いたしました。
特別講演として、「生成 AI を活用したビジネス変革に導くための導入のススメ」について、DX開発事業部 事業部長の石川天行が登壇し、企業から寄せられる生成 AI 導入/活用の課題感やお悩みポイントについてお客様の事例を交えてご説明いたしました。
石川は冒頭で、生成 AI がどれくらいの規模の経済効果をもたらす可能性があるのか?(総務省のデータでは、2027年に1200億ドル規模の経済価値があるようで、これは2023年のノート PC 市場と同等というので驚きです。)、主要国における生成 AI の利用率状況は?(総務省のデータでは、日本での生成AI利用率は9.1%、一方で、ドイツやイギリス、アメリカは30%以上で、中国に至っては56.3%だそうです。日本には伸びしろがあるとも言えるので、もっと積極的に活用していきたい。)などを説明しました。
続いて、アイレットが生成 AI のご提供を行ったお客様4社の事例をご紹介しました。お客様が抱えていた課題と、その課題に対してどのように生成 AI をご提案し導入したのか。また、生成 AI は単に導入するのではなく、「ビジネス変革」まで導くためには、どういった観点での検討が必要なのかなどを、詳しく解説いたしました。
さらに、アイレットが社内で取り組んでいる事例についてご紹介しました。お客様のクラウドで稼働するサーバーの監視と運用保守を行っている MSP チームが保守運用業務に生成 AI を活用している事例となります。サポート窓口に問合せが入ると、Google Cloud の Vertex AI が内容を要約し、社内各所に蓄積された過去のナレッジや関連情報を検索して、回答のアドバイスを行うというものです。
最後に、生成 AI は大きな可能性を秘めつつも、不完全な部分は当然ながらあり、場合によっては誤った情報も生成されるため、そのリスクを認識し、いかに上手く活用するかについて解説しました。
展示ブースでは、「生成 AI で DX を加速する」として登壇内容をサマライズしたパネル展示と、生成 AI をスモールにスタートできる「かんたん AI パック」のデモ展示を行いました。
「かんたん AI パック」のデモは、RAG チャットボットと URL 要約の機能を体験いただきました。
・RAG チャットボット:社内規定などのドキュメントをグラウンディング※して LLM がチャットで回答する
※グラウンディングとは、特定の知識や情報源に接続することで、言語モデルの回答や生成内容を裏付けるプロセスのこと
・URL 要約:Slack 上で特定のスタンプが押されたらそのメッセージ内の URL を抽出して LLM が URL 内の内容を要約する
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