A-Frameをつかって物理演算ができるようにしてみます。
今回はボールの平行移動への抵抗を検証します。

例1)linearDamping=0.01
デフォルト値です。

demo
実際のボーリングだと、もっと滑らかに転がっていく気がします。
抵抗を変化させることで、実現できるのではないかと思います。

例2)linearDamping=1
抵抗を高めてみます。


 
demo
ボールが飛んでいかず、静かに落下していきました。
レーンもすり抜けています。
よくわからないので、考えるのはやめて次にいきましょう。

例3)linearDamping=0.99
1はちょっと良くない感じだったので、0.01だけ下げてみましょう。
それでもデフォルトと比べたら大きな抵抗がある状態のはずです。

demo
いちおうボールは前に飛びましたが、レーンを少し転がって停止しました。
いかにも、抵抗を受けているような結果で、わかりやすいです。

例4)linearDamping=0.0001
デフォルト値の100分の1です。

demo
気持ち、デフォルトよりはよく転がったように見えます。

例5)linearDamping=0
抵抗を無くしてみました。

demo
あまり、0.0001のときとの差は感じません。
0.0001で十分小さい値なのでしょう。

まとめ

ボーリングのボールの転がりには0.0001を採用してみます。
レーン側の摩擦係数を変更する事で、より調整ができるかもしれません。

元記事はこちら

A-FRAME: 物理演算でボーリングっぽい動きを実現してみる4(ボールの平行移動への抵抗)