A-Frameをつかって物理演算をできるようにしてみます。
これまで10回の記事を通して、物理演算ライブラリについて学んできました。

他にも色々な機能がありますが、ボーリングっぽい動きを実現するのに必要な機能は一通り検証できた気がするので、ここらでボーリング場を実装してみたいと思います。

ボーリング場のモデルを拾ってきて、ピンを10本並べ、ボールの色や重さ・速度を調整し、ボールの転がりタイミングを調整し、ライトを設置してボーリング場ができました。
では、ボールを転がしてみます。

demo

それっぽくなった気がします。

さいごに

ボーリング場としては質感や影、音などを実装する事で、よりリアリティを出せるのではないかと思います。

物理演算ライブラリについては、

  • mesh、hullの形状の使い方
  • 普通のシェイプと複合シェイプのcylinderの特性が違う
  • 複合シェイプのcylinderでtopとbottomが逆転しているように見える
  • 四元数をうまく扱えない(理解できていないから)

あたりがまだ理解できていないのと、未使用の機能があるので、また別のテーマでチャレンジしてみようと思います。

今回初めて物理演算に取り組んだのですが、次回はシーンを作る際にはスケールと同時に、重さも現実の比に合わせて作るようにします。

最後に、途中で気づいていたのですが、 ボーリングではなくて ボウリングと書くべきだったようです。

参考

今回利用させて頂いたモデル

元記事はこちら

A-FRAME: 物理演算でボーリングっぽい動きを実現してみる11(これまでのまとめ)