こんにちは。アイレットデザイン事業部のディレクターの岩井です。

前回(Foundations of User Experience (UX) Design 興味本位で初めてみました(1))の続きです

今回は1コース目の覚えておきたいことをメモ的な感じで。

Foundations of User Experience (UX) Design 1コース目

1コース目:UXの基礎**

内容
UXデザイナーの種類
UXデザイナーが働く場所の種類
製品開発のライフサイクル

UXデザイナーの種類

インタラクションデザイナー***

操作性のデザイン。ボタンを押したときのアクションや、ユーザーにアクションを起こさせるにはどうしたら良いのかなどを考える。

ビジュアルデザイナー***

製品や技術の見た目にこだわる。ロゴ、イラスト、アイコンなどをデザインすることもあり、フォントの色や大きさを決めたり、製品のレイアウトを考えたりすることもある。UIデザイナーに近いのかなと思います

モーションデザイナー***

ユーザーが製品内を移動する際の感覚や、アプリやWebサイトのページ間のスムーズな遷移を考える。アプリの体験を設計する上では、重要だと思う。

UXリサーチャー***

人々が製品をどのように使うかを知るための調査やインタビューを行う。

UXライター***

UXをより直感的にするために、製品内の言葉をいかに分かりやすくするかを考える。

カンバセーションデザイナー***

ユーザーが自然な会話で物事を進められるようにする。ユーザーリサーチ、心理学、技術的知識、言語学などを活用し、直感的で魅力的なUXを実現する

VR / ARデザイナー***

3D空間を活用したUXをどのように実現するか?ユーザーが快適にVRやARを体験できるように、デザイナーは音から照明まで慎重に検討する必要がある。

UXプログラムマネージャー***

有用な製品を作るプロセスが最初から最後までスムーズに進むよう、コミュニケーションが求められ、目標の設定やプロジェクトプランの作成も含まれる。

UXエンジニア***

UXエンジニアは、デザインの意図を、ウェブサイトやアプリなどの機能体験に変える?構築する

UXデザイナーが働く場所の種類

UXデザイナーとしてのキャリアを作る場所としては主に4つ。

  1. スタートアップ
  2. 大企業
  3. クリエイティブエージェンシー
  4. フリーランス

製品開発のライフサイクル

アプリであれ、モノであれ、すべての製品は、最初のアイデアの閃きから最終製品のリリースまで、特定の一連のステップを踏んでいて、製品開発ライフサイクルと呼ばれ、ブレインストーミング、定義、設計、テスト、発売という5つの段階がある。

製品開発のライフサイクルと、各段階におけるUXデザインの位置づけについて

ブレインストーミング***

ユーザーに関するアイデアや、ユーザーの潜在的なニーズや課題を積極的に発見することが目的。
ブレインストーミングの段階では、問題を解決するためのアイデアを生み出し、デザインの対象となるユーザーを理解し、そのユーザーが持つ可能性のあるニーズや課題を特定。
最初の段階では、対象となるユーザーを知るためのさまざまな方法を模索するため、リサーチが重要な役割を果たす。
UXリサーチャーやUXライターが大きく関与し、ユーザーへのインタビューなどの調査を行う。

定義***

第2段階は、ブレインストーミングで得られた情報をもとに、ターゲットを絞り込んでいく。開発中の製品がユーザーにどのような影響を与えるかを具体的に決めてゆく。
UXデザイナーとしては、製品に関する具体的な内容、誰のための製品なのか、製品は何をするものなのか、製品を成功させるためにはどのような機能が必要なのか、といったことを考察。
製品・商品設計の目標や問題点を明確にするための記述が大事。

デザイン***

第3段階は、UXデザイナーが積極的にアイデアを練り始め、定義段階の仕様が現実的であるかどうかのチェックをする。
ブレストと定義は、準備と計画に重点を置いていている
ユーザーが誰なのか、ユーザーは何を求めているのか、デザインで解決したい問題や課題は何なのかを明確に理解すること。
UXデザイナーは、最初の2つのステージで得た情報をもとに、ユーザーを最優先に考えたデザインを生み出す。
その際、ストーリーボードと呼ばれるユーザーの体験を描くためのスケッチや、ワイヤーフレームの概要など、さまざまな素材を作成し、UXデザイナーが機能性をテストするためのプロトタイプを作成することもある。

テスト***

第4段階では、ユーザーからのフィードバックに基づいて、製品デザインを評価します。
ユーザーと一緒にデザインをテストすることが重要。何よりもまずユーザーに焦点を当て、次にデザインに焦点を当てるため。
テストを行うことで、デザインを改善するためのポイントが見えてくる他、デザインのインタラクティブ性(相互作用し合う度合い)を検討する際にも役立つ。
この段階では、UXデザイナーとフロントエンドエンジニアの間で、多くのやり取りが発生する。
色やフォントが会社のブランドに合っているか、プロトタイプのデザインは分かりやすいか、なども検討。

ローンチ(リリース)***

最後に、製品開発ライフサイクルの最後の段階として、完成した製品を世に送り出す「ローンチ」がある。
Google Play StoreやAppleのApp Storeへのアプリの掲載、Webサイトの公開、実物の商品の店頭販売など。
発売は、自分のデザインが現実の世界でどのように受け入れられるかを知ることができる絶好の機会なので、チーム全体にとって非常に良い機会ですが発売後も製品に関する作業は完全には終わらない。
フィードバックに基づいて、デザインを改善したり、UXについてさらに理解を深めたりする機会が必要。
そのためには、設計やテストの段階に戻って、より良い製品を作るための方法を考える。

感想・気づき

UXデザイナーの種類が細分化されていていること。
個人的にカンバセーションデザイナーの心理・言語学がとても気になってます。
(ユーザーを考慮する上で大事だなと思います)
製品開発のライフサイクルについては、、、
これ実現しようとすると作り手だけではなくクライアントの理解もとても大事になってくると思うんです。ローンチ後も継続して検討・調整が必要ですよね。
時間と予算がある中、まずは完全にこの流れを追うというよりは多少のカスタムをしていき、より良い方向に向かえば良いなと思いました。
(あくまで自分の仕事環境でのお話しなので皆がこの類ではないと思います。)
きちんとした流れがわかってこそのカスタムだと思うので。

今後もコースの続きや特筆すべきものがあれば記載していきます