セッションタイトル: Cloud Run: What’s new
スピーカー: Tim Harpe, Justin Mahood, Sridhar Venkatakrishnan
この記事は?
Cloud Runの最新情報をまとめてお届け!産地直送です。採れたてです。
セッション本編です
Volume Mounts
プレビュー
ボリュームのマウントポイントを選択するだけで簡単に、マウントできるとのこと。
NFSとCloud Storage(GCSE必須)
また、特にコンテナ側のイメージを書き換える必要がないというのも大きなポイント!
コード側でread/writeするだけでOKとのこと。開発者歓喜。
Automatic Security Updates
プライベートプレビュー
まもなく、パブリックプレビュー!
ベースイメージのセキュリティアップデートを自動で行ってくれるそうです。
自動アップデートのシステムとしてはApp EngineとCloud Functionsの自動アップデート機能を元に作られているそう。
たしかに、裏で頑張ってくれているので、普段気にしないですが…かけがえのない存在ですよね。
Deterministic URL
プライベートプレビュー
Cloud Runのデプロイ時のHTTPSエンドポイントを一定の規則に則ったURLになる。
また、デフォルトのrun.app URLを完全無効にもできるんだとか。
Gemini in Cloud Run Recommendations
プライベートプレビュー
はい!きましたGemini!
Geminiに助けてもらうことで、コストパフォーマンスや構成の推奨事項などを自然言語で質問できるようになるようです。
また、どうやらレコメンデーションのインフォメーションも表示してくれるようです。
ただひたすらに、プライベートプレビューが切ないですね。祈りましょう。
Multi-region services
プライベートプレビュー
待望のマルチリージョンで作成できるようになるようです。
また、コマンド一つでできるのも魅力ですね。
Cloud Run Integrationsに新たな仲間が追加!
プレビュー
- CloudSQL
- Firestore
- Vertex AI
ちなみに、そもそもCloud Run Integrationsというのは、コンソールのUIやCLIから、ぽちぽちするだけで連携したいサービスを自動で作成してくれる機能。
Cloud Run Integrations自体がプレビューで、さらに新たな上記3つの仲間が追加されたよ、ということです。
個人的に上記3つはよくお世話になるので、激アツですね。確変。
特にVertex AIでデータ処理したいだけなのに…というときにCloud Runの設定をごにょごにょするのが辛い日々なので、大変に嬉しいですね。
Application canvas
プライベートプレビュー
昨日のDEVキーセッションでも、個人的にとてもわくわくしたのが、この機能。
追加したいサービスをGeminiにお願いするか、画像右のリストから追加することで、アーキテクチャ図をUIでも表示してくれる(画像下部)という機能。
もちろん確定した際にサービスは自動でデプロイしてくれます。
これが触りたすぎて、埋まりそうです。早めのパブリックプレビュー待ってます!
まとめよう
大変魅力的な機能ばかりで、心が弾みますね。
こんなにCloud Runが便利になりすぎると、依存が多発すること間違いなし。たぶん。(歓喜)
プライベートプレビューが多めなので、まだしばらくはお預け状態かと思いますが、Cloud Runの開発者様に想いを馳せて、待ちましょう!