はじめに
こんにちは、
MSPチームのクリスです!
内部業務改善を担当しております!
MSPはAppSheetを活用して、各自が抱えているプロジェクトの可視化を実現しております。
そのおかげで、日々の進捗確認と月次の締め作業に費やす時間は導入前より1人5時間以上削減できたと実感しております。
ただ、全体像を掴めるために、データをグラフにして、解析する必要があります。
今回はLooker Studioを活用し、各グループを単位にして、分析ダッシュボードを作成してみました!
データソース
ソースはAppSheetに使われるGoogle スプレッドシートになります!
Looker Studioのダッシュボードは、複数のソースを指定できるため、プロジェクト管理のシートだけではなく、顧客管理用のものも同時に導入することは可能です!
ダッシュボード
各グループでセクションを分けて、複数ページを用意しています。
課題数累計・集計
まずはBacklogプロジェクトの課題累計ダッシュボードになります。
毎月の起票件数、やり取りがあるプロジェクトのデータをグラフ化することで、どの時期が忙しいなのかを推移できるようになります。
なお、各グループのトレンドも異なるため、グラフのスパイクとディップがある時期、グループ間での助け合いもよりしやすくなります。
担当プロジェクトの割合
各プロジェクトの課題数、カテゴリー、作業の実績時間を円グラフにすることで、プロジェクト間での時間割合を可視化することが可能になります。
顧客管理
グループが担当している顧客の環境の監視状況から、請求関連までを1ページで把握可能になります。
さいごに
各グループの状況が可視化され、リソースの分配は一つのグループ内だけではなく、MSP一次運用内の全グループ横断でリソースの調整が可能になっています。
AppSheetの運用とLooker Studioの可視化のおかげで、MSP内は過去より効率で業務を進めるようになりました!
Looker Studioはノーコードで、直感で利用できるツールなため、初心者でもとてもおすすめです!
可視化の有用性はこの記事を通して、みなさんに伝えられたらとても嬉しいです!