こんにちは、MSPセクションの後藤田です。

今回、東京で開催された「PagerDuty on Tour TOKYO 2024」に参加してきました。
インシデント対応も昔と今では大きく変わってきている、まさしくAI時代に突入しているというのを今回のイベントでも感じました!

PagerDuty on Tour TOKYO 2024

イベントの詳細については、こちらを参照ください!

イベント名
PagerDuty on Tour TOKYO 2024
開催日時
2024年8月6日(火)
13:00-20:30 (受付開始12:30)
会場 東京ミッドタウン
ホール&カンファレンスホールA
〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-1
参加対象
  • インシデント対応に関係する方
  • CIO/CTO/CDO/IT部門長の方
  • 開発/運用エンジニアの方
主催 PagerDuty株式会社

公式サイト:https://www.pagerduty.co.jp/pagerdutyontourtokyo/

Business Session|Keynote: AIと自動化が実現するオペレーショナル・エクセレンス

セッション内容

  • デジタルオペレーションの重要性
    • デジタルオペレーションを最適化することが、現代のビジネスにおける競争力の鍵であると強調されてました。システム障害が引き起こす混乱を最小限に抑えることの重要性を、実際に起きた大障害と照らし合わせて紹介していました。
  • PagerDuty Operations Cloudの紹介

PagerDutyの
「Operations Cloud」とは?
「AIと自動化の力」により、システム障害をもたらしうるイベントを検知・診断し、適切なチームメンバーを動員。デジタル業務全体のインフラとワークフローを最適化します。Operations Cloudは、日本企業のデジタル・オペレーションを変革し、このデジタルビジネス時代を勝ち抜くために不可欠なインフラストラクチャです。

  • AI、自動化によるインシデント管理の進化
    • Operations Console を使用した柔軟なダッシュボードや、インシデントWFを使用した作業の自動化、PagerDuty Advanceで生成AIを活用してインシデントライフサイクルをサポートしてくれる夢のツール等、インシデント管理の最新技術が紹介されておりました。
  • 実践的なデモ動画視聴
    • AIによる自動化の一連のインシデント対応をデモ動画を視聴しました。人の手をほとんど介すことなく、インシデントノイズの削減から、一次対応を自動化しているデモ動画でした。中でもかなり革新的なのが、PagerDuty Advanceを活用したインシデント対応のサポートです。従来の目視監視モデルから脱却し、生成AIが迅速なトリアージと修復を支援することで、対応速度と再現性を向上させるものとなっております。

セッションを通じて理解できたこと、感じたこと

セッションを通じて、改めてインシデント対応の自動化を行い、最適化していくことの重要性を感じました。

印象に残ったのが、インシデントは学びの機会であると表現されていたことが印象的でした。発生したインシデントで学び、未来のリスクに備えておく、発生した場合の修復時間を短縮するなどの事後分析が重要で、これらのプロセスにも生成AIを活用することで、さらに効率化し、最適化できるということを本セッションで学びました。

振り返り/まとめ

その他にも様々な企業のセッションがありましたが、印象に残ったのがイオン様のセッションでした。

基本的なPagerDutyの使い方から、AIOpsの使用状況、所感などをわかりやすく解説されており、とても見応えのある有益なセッションになってました。

中でも「障害対応あるある」は会場からも共感の声が多数あがってました。

弊社でも、現在のPagerDutyの使い方を改革し、更にインシデント管理に特化した形で活用していけるように活動しております。
今回のイベントでは、PageDutyの最新機能を学び、様々な業種でのベストプラクティクスを実用例とともに学ぶことができました。それらを積極的に取り入れ、常に最適化を目指していく姿勢は今後の運用に非常に重要であると感じました。

今後も積極的にPagerDutyのイベントに参加していきたいと思います!!

色々と参加特典のノベルティも頂きました。
嬉しい。