大会前日(8/16)
- 6:00 ~
おはようございます!起床しました!
この日は、ものすごく楽しみにしていた、カーボアップDay(炭水化物を多くとる日)です。
8月に入ってからは、1日900kcal(タンパク質160g、脂質30g)で生活していて、炭水化物は完全カットしていました。
ですが、今日は、明日の大会に向けてパワーがでるようにするのと、筋肉をパンパンに張らすために、多くの炭水化物を摂取します。
食事内容などは、この2ヶ月通っていた六本木のWoot!(https://woot.fit/)というパーソナルジムのトレーナーの方に指示をいただいていて、この日は、10時から食事スタートで22時に食事終了。2時間おきに炭水化物を80g目安にとっていくというものでした。(1日8回の食事)
食事内容は、寿司(1、4、7回目の食事)、ライスケーキ + あんこ(1、4、7回目以外の食事)です。
ライスケーキとは、米を原料にしたお菓子で、水分が全くないのが特徴です。
なぜこれを食べるのか?
それは、大会当日ステージに立つときに皮下水分を抜いて筋肉を良く見せるためです。
皮下水分を抜くためには、前日から水分量を調整しないといけません。
普段は、6Lぐらいの水を飲んでいるのですが、大会前日は、2.5Lに減らしました。普段多く水を飲んでいると、水を排出する力が強くなって、大会当日に水がよく抜けてコンディションが良くなるらしいです。
- 7:30 ~
ジム到着!ジムは、家から歩いて20分ぐらいのところに通っています。
明日が大会になるので、疲労を溜めないために、10時前にトレーニングを終えるようにすることと、トレーニング時間を100分に収めるようにしました。
トレーニング内容は、胸、肩、背中を各部位30分ずつぐらいで回していきました。各種目のインターバルは30秒から1分で、15回ぐらいできる重量で追い込んでいく感じです。この時は、まだご飯食べれていないので、結構きつかったですね。特に肩トレが泣きそうになりました。
このトレーニング時に2Lの水を飲みきるようにトレーナーの方から指示をいただいていたので、しっかり水分を取りながら、大会前、最後のトレーニングをやり切りました!
約2ヶ月トレーニングお疲れ様でした、よく頑張った!
- 9:45 ~
トレーニングを終えて、家に到着!
10時から楽しみにしていたご飯タイムです。
1食目は、寿司です!スーパーでマグロとかイカとか色々入っているやつを買ったのですが、めちゃめちゃ美味かったですね。減量中でも、海鮮系は食べれていたのですが、米が食べられていなかったので、久々の米 + 魚の組み合わせが最高でした。
大会前日の塩分は、この寿司を食べるときに使う醤油からとるようにしていました。
塩は、水を溜め込む性質があるので、水分と同様に摂取量を調整する必要があります。
塩分や水分を完全にカットすると、逆に筋肉が張ってくれないらしく、このように塩分も少しとるようにしていました。
- 10:00 ~ 18:30
基本的にこの時間帯は、家にいて、ポージングの確認をしながら、2時間おきに食事をとっていました。
1、4、7食目に食べられる寿司は最高なのですが、それ以外の食事は、パッサパッサのライスケーキとあんこです。あんこがつけられるので、久々の甘みで最高だったのですが、3食目の時点で味に飽きてしまいましたね。
このライスケーキが本当に水分がなくて、口がパッサパッサになります。
本当にこの時間帯からは、水分との戦いでした。
この日飲めるのがあと500mlだったので、貴重な水を少しずつ飲みながら生きていました。
水をごくんって飲めない辛さを味わうのは、人生で初めてで、減量よりもこの水抜きのほうがきつかったです。
- 18:30 ~ 21:00
新宿にあるスプレータンニングサロンに行きました。スプレータンニングとは、名前からなんとなく想像つくと思いますが、スプレーで体を真っ黒にするというものです。体が黒いと、細く見えるので、スプレータンニングは、大会に出る人の多くはやっていると思います。ステージに立つと、照明でより体が白く見えちゃうので、このスプレータンニングは重要ですね。
- 21:30 ~
スプレータンニングが終わって家に到着!
信じられないぐらい体が真っ黒になりましたww
軽くシャワーで流したりすると、自然な色になるそうなのですが、
色が定着するのが8時間ぐらいかかるそうです。
なので、明日の朝、お風呂に浸かりたいと思います!
- 23:00 ~
就寝!
体重は、この時64.25kgでした。前日の夜が64.55kgだったので、めちゃくちゃ食べたのに痩せていてびっくりしました。
体って不思議です。
大会当日(8/17)
- 2:30 ~
おはようございます!ww
速攻で起きてしまいましたw
ただ闘争モードになっていたからか眠さや体のだるさは全くなかったです。
もう寝れる感じではなかったので、この時間からポージングの確認をしていました。
体重は、この時63.70kgで過去最小値でした!
- 4:30 ~ 5:00
真っ黒になった体を自然な色にするために、お風呂を沸かして、15分ぐらい湯船に浸かってました。
お風呂が真っ黒になりましたねw
- 6:00 ~
今日の朝ごはんは、米150g、サーロインステーキ200g、コーヒー200ml、ハーゲンダッツ(バニラ)一つです!
アイスとコーヒーの組み合わせは、やばすぎましたね。甘からの苦の組み合わせは、頭がぶっとびそうになるような、うまさでした。
- 7:00 ~
出発前にコンディション確認!
炭水化物をカットして萎んでいた筋肉が前日に摂取した炭水化物のおかげで、張りがでています。
前腕にも血管がでてきました。
本当にここまでの体を作ってくれたパーソナルトレーナーの方には感謝の気持ちでいっぱいです。
前日の夜のスプレータンニングに行く前のコンディションがこれなので、
体の色と筋肉の張りの違いが結構わかります!血管もこの時は、全然出てないですね。
写真右側に写っているタッパーには、ライスケーキが入っています。
移動中は、これを持ち歩いて、決まった時間に決まった量を食べていました。
ライスケーキを食べている時、周りの人から、すごい変な目で見られていた気がしますが、
そんなのは気にしません!!ww
- 7:30 ~
私の家の最寄駅に、平野副社長が車で迎えにきてくれました!
大会会場まで運転ありがとうございました!!
- 8:30 ~
大会会場に到着!会場は、埼玉県にある越谷サンシティホールというところでした。
9時10分選手集合で、まだ時間に余裕があったのでカフェに行って涼んでいました。
ただこのカフェが事件でした。
僕は、もうステージに立つ直前のパンプアップの時にしか水分を取れない状態だったのですが、
目の前に明らかにヤバそうな色をしている果糖ジュースが置かれています。
もうそれが気になって気になって仕方なかったですね。
平野副社長に聞いてみたら、ブラッドオレンジジュースというものでした。
うめぇっていいながら、ごくごく平野さんが飲んでいました。
水分ハラスメントです。
ただこのおかげで、少し絞れた気がします。
- 9:00 ~
カフェをでて、会場前に着いたら、この日に向けて鍛えてきた方がたくさん並んでいました。
なかなか見ない光景だったので面白かったです。
選手集合時間の9時10分になってから、会場の中に入れるようになりました。
会場に入ってからは、運営の方から簡単に大会についての説明があった後、選手受付をしてサーフパンツにつける自分の番号のバッジをもらいにいきます。
会場に入った時は、ついに今日ステージに立つのかという実感が湧いてきて、少し緊張しましたね。
- 10:30 ~
選手控え室というのがあってそこで、自分が出場するクラスの呼び出しがあるまで、待機していました。
トレーニングマットを持っていきていたので、それを敷いて横になってリラックスする時間にしていました。
- 11:00 ~
私が出場するトゥルーノービスのクラスの招集がかかりました。
ステージ裏に移動して、ステージに立つ予定時刻の12時までパンプアップをさせていきます。
パンプアップする時間が1時間あるので、そこまで焦る必要はないのですが、周りがどんどんパンプアップをさせているバックステージの異様な雰囲気にのまれそうになって、焦る気持ちが出ちゃってましたね。
ただ、バックステージにはサポートで平野副社長と遠藤執行役員が入ってくれていたので、会話をしていくうちに、気持ちが落ち着いて自分のペースでパンプアップできました。
一人だったら、かなり焦ってしまって、うまくパンプアップできなかったと思います。
遠藤執行役員はステージに上がる直前までパンプアップを手伝ってくれました。パンプアップの補助は、結構大変で、筋肉を張らすために、力を入れて私に負荷をかけていくので、普通に疲れます。
本当にステージギリギリまでサポートしていただいて、ありがとうございました!
- 12:00 ~
ついに私が出場するクラスが始まりました。
正直、緊張するかなと思ったのですが、あまりしなかったです。
多分、全てやりきったから緊張しなかったんだと思います。本当にやりきりました。あとはステージに立って、練習した通りにポージングをする。それだけです。
名前が呼ばれた時に、ステージに向かいました。
ステージに立ってポージングをした瞬間、応援してくれている声がブアーっと、ものすごく聞こえてきました。
そのおかげで、慣れない場所なはずなのに、アウェイじゃない気がして、堂々とポージングをとることができたし、パワーも自然と湧いてきました。
応援していただいた方達には、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!!
大会結果
残念ながら、最下位という結果に終わりました。
コンテンストでは、一人ずつステージに上がり、審査員が評価をした結果、評価の高かった人から順に呼ばれる流れになっています。
呼ばれる順番は、ファーストコール(入賞する組)、セカンドコール(もしかしたら入賞する組)、サードコール(入賞から漏れた組)というように大きく3つに分類されていて、サードコールになると順位がつかず、一律最下位となります。
私は、このサードコールに入ったので、順位がつかず、最下位という結果になりました。
約2ヶ月本気で取り組んだので、悔しい気持ちもあったのですが、それ以上にたくさんのサポートだったり、応援をしていただいた中で、結果が出せなかったことに申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
敗因は、完全に絞りの甘さです。あと3kgは落とさないといけなかったかなと思います。
大会終了後
平野副社長が朝飲んでいたカフェのブラッドオレンジジュースを奢ってくれましたw
前日からずっと喉がカラカラだったのと、果糖ジュースなんてずっと飲んでいなかったので、ものすごく美味しく感じました。
この味は忘れられないです。
そして、この後、平野執行役員が打ち上げを開いてくれました!
ずっと減量中食べたかったハンバーガー、ピザ、ドーナッツを食べました!
本当に美味すぎました。ハンバーガー食べた瞬間、体のグルメ細胞が活性化されて、血管がとんでもないことになりました。
2ヶ月の減量の成果
減量スタートした6月の最大値が74.50kgで、大会当日の体重は、63.70kgでした。
2ヶ月で11kg弱の減量に成功しました!
6月24日から、自分の体の写真をとるようにしていたので、恥ずかしいですが、初回の写真と大会当日の写真を載せようと思いますw
- 6/24
減量初期の身体がこちらです。
見ての通り、大分わがままボディとなっております。
- 8/17(大会当日)
おりゃああ!
俺の腹筋、お久しぶりです!!
人間本気になれば、2ヶ月ぐらいで変われるものですね。
2ヶ月どんなモチベーションでトレーニング、減量をしていたか
平野副社長にボディコンテストにチャレンジをするきっかけをいただいて、この約2ヶ月間、ボティコンテストで勝つために全力で走りきりました。
なんとなくやってみるかって感じで軽い気持ちで始めましたが、これ以上ないってぐらい本気でやりました。
このチャレンジはイージーゲームではなく、減量中だとあまり眠れなかったり、低カロリーで体調が悪くなったりすることもありました。
だがしかし!もうしんどいから今日は休もうと思ったことは一度もありませんでした。
なぜなら本気だからです。
自分の体をより良くするために、どうすればいいか日々考えて、最善だと思う行動をする。
毎朝、20秒全力ダッシュ10秒休憩を10本。仕事終わりにジムで3時間のトレーニング。24時をこえてトレーニングをすることも多々ありました。
もちろんインターバルは全てストップウォッチで測って管理していました。
1日900kcalで生活していた時も、むしろMAX重量を上げていって、この日のトレーニングが自分を変えると思って、日々全力で頑張りました。
毎回毎回、限界まで追い込む。限界だと思う自身の弱い心と戦い、筋肉に耳を傾け、筋肉の全然大丈夫だよ!っていう声を聞き、トレーニングに励む。
こんな感じで日々目の前のことに集中していたので、つらいとかマイナスな感情を抱くことは全くありませんでした。
だた唯一あったマイナスな感情は、不安感です。ちゃんと大会に出られるような体を作り上げることができるかという不安感。こいつは厄介でした。
どう対処したかというと、不安に思った時は、あ、私は、まだ不安に感じる余裕があるのか。なら大丈夫だと思ってトレーニングに励むようにしました。
例えば、5分後に英単語の小テストがあるとします。5分後にテストやばいって不安に感じて手がつかなくなる人はいるでしょうか。おそらくいません。めちゃ集中して単語帳をみて覚えてテストに向かいます。しかもこういう時は、かなり覚えれられます。
それは、なぜか。不安に思う余裕がないほど集中しているからです。
私は、不安に感じたら、この原理を思い出して、不安感をポイしてから、目の前のやるべきことに集中しました。
今までの人生でこれほど、自分の筋肉と真摯に向き合ったことはありませんでした。
平野副社長、こんな貴重な経験ができるきっかけを作っていただいて、本当にありがとうございます!!
ボティコンテストを終えて
この2ヶ月が終わって、一番に思ったことは、人間って最高だな!です。
トレーニングをしている時は、基本的に自分との戦いですけど、孤独感みたいなものは全くなかったです。
というのも、この2ヶ月間いろんな方にサポートしていただきました。
トレーニング着とかプロテインとか高級な牛肉とか恵んでくれたりしましたw
トレーニング内容も食事もパーソナルトレーナーの方が丁寧に教えてくれるだけでなく、精神的な面でもサポートしていただいて、2人3脚でここまでの体を作り上げることができました。
私の頑張りなんざこの体の1割ぐらいしか構成していなくて、ほとんどはトレーナーの方のおかげです。本当にそう思うほど、献身的にサポートしていただきました。
そして、大会当日は、本当に多くの方に応援していただきました。この年になって、こんなに人に応援してもらえることなんてなかなかないと思います。
このチャレンジのおかげで人間の温かさを再確認して、人間社会で生きるって素晴らしいなと思いました。
人間に生まれて良かったです。
応援してくださった方々、サポートしてくださった方々、本当にありがとうございました!!
最高に楽しい充実した2ヶ月でした!!
(コンテスト以降、食欲が爆発しすぎて5日で8kg増えました。)
ボティコンテスト 完