こんにちは!人事企画グループです!
10/31にコーポレート統括本部のリーダーを集めたワークショップを実施しました。
本記事ではワークショップの内容・参加者の様子をレポートします。
アイレットで行なっている研修や文化などが伝われば幸いです!
どうぞご覧ください。
<目次>
CFOの熱い思いからプロジェクトが発足した。
心を開いて、オープンに関わり合う場づくり。
いろんな人と関わり合う中で、本当の自分を見つけてほしい。
本当の自分、本物のリーダーシップ。
LEGO®︎がつなげる人・組織、そして未来。
いい顔をしていい仕事をする人を増やしたい。
CFOの熱い思いからプロジェクトが発足した。
「一人ひとりのさらなる主体性を期待したい」
岡村CFOのこの一言から、コーポレート統括本部 リーダー向けワークショップであるOpen Door Workshopプロジェクト(以後、ODW)が発足したのでした。
アイレットのコーポレート統括本部は、他社ではバックオフィスや管理部門と呼ばれる組織のこと。その管掌役員である岡村が人事企画グループに持ち込んだのが冒頭の言葉です。
会社が急拡大する中で、コーポレート統括本部のさらなる成長は必要不可欠。一人ひとりが今まで以上に主体性を持って行動し、また組織としての一体感を持ち連携を深めてほしい。
穏やかだけれども熱い思いが感じられる岡村の話ぶりに後押しされ、ワークショップの準備を開始。今回は全て内製で実施するため、課題の明確化・ワークショップの方向性と内容の検討、当日使用する資料の作成など、全て自前で準備を行ないました。
2ヶ月間の準備の末、ついにリーダーシップとチームビルディングをテーマにした、ODWの開催が実現しました。
心を開いて、オープンに関わり合う場づくり。
リーダー同士がもっと心を開いて、オープンに関わり合ってほしい。そんな想いを込めて名付けたのが「Open Door Workshop」というタイトルです。
この想いに沿って関係性を深めていくには、オフラインでの開催がよいだろうと考え、今回の会場は「LINK FOREST(*)」に決定。機能性と自然の豊かさが両立し、かつ遊び心のある施設は、参加者の気持ちをリラックスさせてくれます。
9:30開始に向けて続々と集まってくる参加者たち。オフラインでリーダー全員が顔を合わせる機会はほとんどありません。遠方の方も集い、久々の再開に顔を綻ばせる人もいれば、やや緊張気味な人も。企画者側としてはしめしめという気持ちです。
ここからすでにOpen Doorな時間は始まりました。
(*)LINK FORESTとは、KDDIが運営する研修施設のこと。新宿から30分というアクセスの良さでありながら、豊かな自然にも恵まれ、研修に集中できる環境があります。
https://link-forest.jp/
いろんな人と関わり合う中で、本当の自分を見つけてほしい。
全員が集まり、いよいよODWスタート。最初は、岡村と統括本部長である清水の挨拶から。
企画者でもある岡村からは、前向きな考え方を持ち、楽しんで参加してほしいと一言。続けて清水がリーダーシップ、そして利他の精神について語りました。
「リーダーシップは、自らの行動が他の人からどう見られるかで決まる。他人に関心を持ち、関わり、理解をすることが大切。今日はぜひ、いろんな人と関わりあってほしい。その中から本当の自分も見えてくる」
拍手とともに、全体の熱量も徐々に増していくのでした。
本当の自分、本物のリーダーシップ。
ここからは午前のワークショップパートへ。「自分を知る」というテーマを担当するのは人事企画グループの田中。コーチングをバックボーンに持ち、リーダーシップ醸成と対話づくりを得意としています。
マインドフルネス、対話型ワーク、グループコーチングなどを取り入れたワークショップは、一人ひとりが大切にする価値観を引き出し、本当の自分に触れやすくなるよう、内省を深めていきます。
午前の部も終盤に差し掛かり、目玉の1つである360度フィードバックへ。コーポレート統括本部50名全員に協力してもらい、事前にリーダーに対するフィードバックアンケートを実施。当日は封筒に入れ、手紙に見立てて配布を行ないました。
「みんなからの言葉を受け止めてくれるだろうか?」と、緊張が走る時間でもありましたが、参加者からは「なかなかこういう機会はない」「貴重な意見で有り難い」「自分の考えが共有できていたようで嬉しい」など前向きな言葉ばかり。
リーダーとして自分の価値観を大切にできる。そして周りのために行動に移せること。それが本物のリーダーシップ。自分の価値観に触れ、大切な周りの声に触れることで、参加者の表情も徐々にほぐれていき、午後に向けたセットアップができた時間となりました。
LEGO®︎がつなげる人・組織、そして未来。
午後からはいよいよ核心へ。「お互いを知る」そして「私たちを知る」というテーマを担当するのは人事企画グループの渡部。ワークショップ作りのプロであり、エネルギッシュで自然とワクワクしてくる。そんな場づくりが特徴的です。
LEGO® SERIOUS PLAY®メソッドと教材を活用したワークショップ(以下、LSP)のトレーニング修了認定ファシリテーターでもあることから、今回はLEGO®ブロックを使ったワークショップを準備しています。
まずは「お互いを知る」から。特定のテーマに沿って自身を表す作品を制作し、チームでお互いに共有する時間です。LEGO®ブロックを前にすると自然と集中力が上がり、気付けばみんな真剣な表情に。
そうしてできた作品は一人ひとり全く違うもの。でも、表現したかったことは実は同じなんてことも。あれ?実は私たちって似てたのかな?意外!と笑い合ったり、作って語ることで、共通点の発見や新たな一面への気づきが生まれ、お互いの距離感をぐっと縮めることにもつながっていきます。
続いての時間は「私たちを知る」。“理想のコーポ”というお題での作品制作のため、テーマが大きいだけに悩んで手が止まってしまうのでは?と懸念がありました。しかしそれは全くの杞憂に!全リーダーが、個性的で、想いの詰まった作品を完成させたのでした。
そして、メインイベントであるチームで“私たちの理想のコーポ”作品の制作へ。
LSPには「100-100」という大事なキーワードがあります。“100%の人が100%の時間を共有する”、つまり必ずそこにいる全員の意見を聞く、ということ。作品にも、全員の大切な部分を必ず含め、一つの共有作品にしていきます。LEGO®ブロックの位置や向き、それぞれの作品同士のつながりにもこだわって、ストーリーを作ります。
そうして、3つの“理想のコーポ”が完成。チームごとの作品プレゼンでは、どの作品にも、なるほどなぁと思える深い共感があり、そんな面も考えたんだ!という新たな発見があり、もちろん笑いも生まれる時間となりました。
そして、ODWの締めとなる最後の制作は、“理想のコーポ”実現に向けた個人制作。リーダーとしてしたいことを作品にする中で、15名15通りの未来への前向きなキーワードも生まれました。
自らがしたいことを手に、未来のコーポレート統括本部に向けて参加者は会場を後にするのでした。
いい顔をしていい仕事をする人を増やしたい。
ワークショップ中の渡部の言葉で印象的だったのが、「参加者の顔が徐々に良くなっていっている」というもの。この「いい顔」というのは、人事企画グループの持つこだわりの1つです。
人事企画グループでは、事業に貢献する人財育成・組織開発を推し進めています。ただ、事業に貢献する素晴らしい仕事をする人や組織が増えても、そこで働く社員の顔が暗かったら、それは本当に良い会社と言えるのでしょうか?
今回のODWでは、本当の自分を見つけ、コーポレート統括本部の組織をつなげ、未来を描き出しました。そのとき、参加者はとてもいい顔であり希望に溢れていたように感じます。そんな人を増やしていきたいというのが私たちの願いです。
研修はやって終わりではありません。結果が出てくるのはこれから。コーポレート統括本部の一員であり、プロジェクトの企画者側でもある身として、未来が楽しみです。