「アイレットの新卒採用を知ろう」シリーズ第2弾です。
今回は内定後のフォロー体制がテーマです。
アイレットの新卒3年以内の離職率は最新のデータで3.9%。
2019年に厚生労働省が実施した調査によると2016年3月に大学を卒業して就職した新卒社員のうち、3年以内に仕事を辞めてしまう人は32%でした。
この数字と比較してもかなり低い数字といえます。
また、新卒社員はさまざまな場面で活躍し、アイレット全体を盛り上げてくれています。
今回はそんな新卒社員が活躍できる環境を整備する人事企画グループの桑原里奈に、内定から入社後のフォロー体制についてインタビューを実施しました。
人財戦略セクション 新卒研修担当
桑原里奈
入社後の不安を解消するために
本日はよろしくお願いします。
まずは、内定から入社までの期間にどんなフォローがあるのかを教えてください!
まず、新卒採用担当と一緒に「内定者面談」を実施します。その後、「内定者懇親会」と「内定式」を企画・運営します。また、参加は任意ですが、入社前にAWS社員によるAWSの技術トレーニングや、AWSの資格勉強会も開催しています。
去年からは全てオンラインでの開催ですが、何か工夫していることはありますか?
私の所属は人事企画グループですが、新卒一年目や内定段階中は、“人事”という名がついているとどうしても相談したりすることはハードルが高くなってしまいます。そのため、メンターに近い「頼れるお姉さん」を意識して、少しでも相談しやすいと思ってもらえるように言葉遣いや雰囲気などを心掛けています。どんな些細なことでも相談されたり頼りにしてもらえたりするのはとても嬉しいです。
入社前に相談できる社員がいるのはとても心強いですね。内定後の連絡手段は採用活動でも導入している「LINE」で行なっているのでしょうか?
内定後は、ビジネスチャットツールである「Slack」で連絡を取り合っています。
アイレットは入社すると基本的に「Slack」で連絡を取り合うので、早く慣れてもらうために入社前から使ってもらいます。内定者懇親会でしっかりと使い方もレクチャーしますよ。
私は入社後に初めて「Slack」を利用したのですが、使いこなせるようになるまで苦労しました。入社前から使えるのは新卒社員にとってすごくありがたいことですね。
新卒社員はやはり色々な不安を抱えて入社してくるので、入社前に1つでも不安要素を解消できると嬉しいです。
活躍できる環境を整備することがミッション
入社後は約2ヶ月間にわたり、4つの項目の研修を受けてもらいます。ビジネス研修および、技術研修は
トレノケート株式会社様にお願いしており、全てオンラインで行なっています。入社式後には歓迎会、そして研修終了後には慰労会を、今年はオンラインで開催しました。
●組織理解・・・・会社の歴史や今後の展望・企業理念・事業部・職種説明を踏まえ、組織理解を深めます。また、事業部長や現場で活躍するエンジニアの話を直接聞き、また質問することができる機会を用意しています。
●ビジネス研修・・・社会人としての基本的な姿勢・ルール・マナーを学びます。
●技術研修・・・案件の受注から開発・納品・運用までの全ての工程を体験します。中でも「開発」は、0から作り上げる経験を積み、配属後にも必要な基礎知識を学んで行きます。
●AWS研修・・・1年先輩の社員が講師となり、座学形式・ハンズオン形式で業務に必要なAWSの知識を習得します。
研修最終日「慰労会」一本締めの様子
AWS研修は1年先輩の社員が講師を務めるんですね!
はい!アイレットならではの研修だと思っています。新入社員に1年でここまで成長できるんだという姿を見せることができますし、私としても活躍している姿を見ることができるので嬉しいです。
毎年AWS研修は全社員が見学可能ということで私も参加させていただきました。AWS研修については次回の記事で詳しく取り上げるとして、研修以外のフォロー体制はどんなものがありますか?
メンター制度を導入しています。1:1のペアメンタリングと10人程のグループメンタリングを行なっていて、定期的に話す機会を設けています。メンターには1年上の先輩がつくので、1年前に同じ経験をした先輩からの具体的なアドバイスをもらえます。このメンター制度はかなり好評です!
アイレットは現在、基本的にリモートワークなので社員同士で話す機会は貴重ですよね。雑談でも定期的に話す時間があるのは安心できると思います。
また、今年度からは新たに「年間育成シート」の運用を始めました。
これは、新卒社員が会社と仕事にやりがいと魅力を感じ、持続的に活躍できる土台作りと新卒社員が上司から求められている事を理解すること、また、自分自身の具体的目標を設定するためのシートです。スプレッドシートで管理をしていて、上司からフィードバック面談を月に1回実施してもらっています。
新しい取り組みも積極的に行なっているんですね!人事のみなさんは配属後の新卒社員とどう関わっていくのでしょうか?
私たち人事担当も定期的に面談を実施しています。入社してから、配属されてからの状況確認やキャリアについて話をしています。メンター、配属先の上司や先輩、そして内定時から関わっている人事担当とそれぞれ違う立場から新卒社員をサポートしています。
配属されたら終わりでなくて配属後も人事担当と定期的に話せる機会があるというのは嬉しいですね。
そうですね。採用チームがアイレットで成長してくれる・活躍してくれる人材を採用してくれていますので、そのバトンを受け取った私たち人事は、入社までしっかりフォローすること、そして入社してくれた人材がしっかりと成長・活躍してくれる環境を整えることがミッションだと考えています。
「新卒社員頑張ってるね」の声が直接届く
人事担当としてどんなことにやりがいを感じていますか?
役員や事業部長、また先輩社員など多方面から「新卒社員が活躍してくれている」「すごく頑張ってくれている」という声をいただくことが多いです。入社2年目でグループリーダーになったり、案件の主担当を任せてもらえたりと、各現場で活躍してくれていることがとてもやりがいになっています。
新卒社員本人も「アイレットに入社できてよかった」「仕事にやりがいを感じている」といった声を面談などで聞かせてくれます。これもやりがいに繋がっていますね。
それは嬉しいですね!
新卒研修担当として、アイレットの新卒採用についてどう感じていますか?
新卒社員ならではの良いサイクルができていると感じています。アイレットは一昨年からAWS認定資格の取得に力を入れているのですが、毎年かなりの数の資格を新卒社員が取得してくれています。今年度の新卒社員は、入社前や研修中に資格を取得してくれる人もいました。3年連続で実施しているAWS研修や全社的な取り組みが功を奏し、新卒社員の取得数が大躍進しています。
新卒社員の頑張りがしっかりと次の代に引き継がれていっているんですね。
そうですね。新卒社員の勢いがさらに加速して、会社全体の活力になっていったら嬉しいです。 そのために私たちは新卒社員と密にコミュニケーションを取りながら、フォロー体制をさらに強化していきたいと思います。
編集後記
今回のインタビューを通じて、アイレットは「アイレットで活躍してほしい」という新卒社員に対する想いが溢れ出ている会社なのだと感じました。
その想いが充実したフォロー体制に繋がっています
マーケティンググループには新卒社員は配属されていないのですが、それでも新卒社員の活躍はよく耳にします。
そんな新卒社員の活躍に刺激を受け、会社全体としてもさらにパワーアップしていきたいと思います。
「私も負けていられないな」と気持ちが引き締まったインタビューでした。
それでは最後までお読みくださりありがとうございました。
次は番外編として、AWS研修について講師を務めた6名へのインタビュー記事を公開します。お楽しみに!