はじめに
こんにちは、MSPセクションの毛利です。
今回は、私の転職体験記をお届けします。
もともとSIerで開発者として働いていた私が、なぜアイレットに転職し、クラウドインフラエンジニアとして新たなキャリアをスタートさせたのか。その背景や入社後の経験、そして今後の展望についてお話します。
きっかけ:開発からインフラへ
新卒で大手SIerに入社して以来、私は長年システムエンジニアとして開発の仕事に携わってきました。プログラミング、設計、要件定義、チームのマネジメントなど、幅広い経験を積むことができました。
しかし、開発者としてキャリアを重ねるにつれマネジメントの比率が増えていく中で、ある思いが芽生えてきました。
もっと技術に携わっていたい!!
そんな時に出会ったのが、クラウドです。
それまでクラウドに対しては、「単にインフラをクラウド上に構築するだけでしょ?」という程度の認識しかありませんでした。
しかし、実際にAWSやGoogle Cloudなどクラウドについて学び始めてみると、その奥深さに衝撃を受けました。
ネットワークやサーバーなどのインフラ環境が、わずか数分で簡単に構築できる!
インフラ環境をコード化し、コードを実行するだけでインフラ環境が構築できる!
インフラ環境をコードで管理することで、自動でインフラ環境の構築、プロビジョニング、テストが行える!構成管理もできる!
サーバー以外にも、監視サービスやサーバーレスサービスなど、何でもできるのではないかと思えるほどの充実したサービス群!
クラウドの可能性に魅了された私は、「今すぐクラウドにチャレンジしたい!」という思いがどんどん強くなっていきました。
アイレットとの出会い
クラウドへの挑戦を決意した私は、転職活動を開始しました。数ある企業の中からアイレットを選んだのは、以下の理由からです。
- AWSパートナーネットワークにおいてAWS プレミアティアサービスパートナーの認定や、Google Cloud Partner Advantage プログラムにおいて、Google Cloud のプレミア パートナー – Sell および Service エンゲージメント モデル の認定を受けておりクラウドに強い
- 未経験者を積極的に採用しており、インフラやクラウドについて一からしっかりと学べそう
- iret.mediaや雲勉など、技術に関する情報発信を積極的に行っていたり、うぇぶはち会で現場のエンジニアの話を直接聞く機会があり、技術を重視する風土を感じた
また、cloudpackとしてMSPサービスを自社で提供しており、開発で保守に長く携わっていた経験が活かせるのではないかと感じた点も、非常に大きな理由の一つでした。
入社後の学び:充実した研修制度と学び合える仲間
開発とインフラは、ITという点では共通していますが、求められる知識やスキルは大きく異なります。
開発ではプログラミング言語を用いてアプリを開発しますが、インフラではLinuxやミドルウェアなどの知識を駆使してインフラ環境を構築します。
また、保守という観点でも、開発ではログなどからアプリケーションのバグを見つけ修正するのに対し、インフラではCPU使用率やメモリ使用率などからインフラの問題を特定します。
開発からインフラに飛び込んだけど本当に大丈夫かな?
正直、不安な気持ちはありました。
しかし、アイレットに入社してからは、充実した研修制度のおかげで、未経験の私でもスムーズにインフラの世界に飛び込むことができました。最初は戸惑うこともありましたが、研修を通して、着実に知識とスキルを身につけていくことができました。
特に、先輩社員の方々は、私がわからないことを質問すると、いつも快く教えてくださいました。 また、一度質問したことを覚えていてくれて、「これ知ってる?」と関連する情報を教えてくれるなど、本当に親身になってサポートしてくださいました。
同じ時期に入社した同期社員の存在も、大きな支えになりました。同期は皆、向上心が高く、お互いに刺激し合いながら、切磋琢磨することができました。
そして、何よりも、職場の雰囲気がとても良いと感じています。 毎日笑顔で働くことができ、本当にアイレットに入社して良かったと思っています。
また、アイレットのファーストキャリアがMSPで良かったと心から思っています。
成長:初めての転職、そして成長
アイレットは、研修中であっても、立場に関係なく、どんどん仕事を任せてもらえる環境です。
私は、入社後まもなく、サービスレベル向上活動に参画する機会を得ました。
開発で保守をしていた際に、障害の再発防止策を取りまとめたりしていた経験を活かすことができ、100時間/月のアラート対応時間削減という大きな成果を上げることができました。
いよいよ研修終了
研修終了後は、いよいよ独り立ちです。
最初は頭が真っ白になり、手が止まってしまうこともありました。しかし、周りのメンバーのサポートのおかげで、不安な中でも前進することができました。
今では、自信を持って監視業務を行えるまでになっています。
未来:この先やってみたいこと
アイレットに入社して多くの学びと成長がありました。
現在は、次のステップとしてシニアメンバーを目指し、日々業務に取り組んでいます。
構築や監視設定など、シニアメンバーとして必要なスキルを身につけるためのステップアップ研修も整備されています。業務と並行して、これらの研修を受講することで、さらなるスキルアップを目指しています。
今後は、AWSなどのクラウド技術やAIなど、新しい技術に積極的にチャレンジしていきたいと考えています。また、cloudpackサービスの運用設計や運用改善にも携わってみたいです。
そのための第一歩として、ITILファンデーション試験を受験し、見事合格することができました。ITILファンデーション試験の勉強を通して得たサービスマネジメントの知識と、これまでの開発経験を活かして、cloudpackサービスのさらなる改善に貢献できると嬉しいですね。
入社後のタイムライン
最後に
アイレットは、やってみたい!という気持ちがあれば、経験に関わらず、誰でもチャレンジできる環境です。
この記事を読んで、アイレットに興味を持ってくださった方は、ぜひカジュアル面談にご参加ください。
あなたがチャレンジしたいことを教えてください。