DX開発事業部の西田です!
アイレットでは現在期間限定のお試しではありますが、情報システム部主導のもと限られたメンバーでSlack AIのPoCを実施中です!
ありがたいことに検証メンバーに入れて頂けたので感想と知見をシェアしたします!
Slack AI でできることを試してみた!
毎日のまとめ(Recap)
指定したチャンネルを翌日の朝7時にまとめてくれる機能です。
動きが早いチャンネルや、サマリだけ知りたいチャンネルを設定しておくとキャッチアップが楽になって便利です。
例えばRSSフィードで情報を収集するようなチャンネルがアイレットのSlackワークスペースにはたくさんありますが、そういったチャンネルを登録しておくと便利でした!英語の記事の和訳もしてくれます。
合わせてまとめに指定したチャンネルをミュートにするかも選択できます。
また、この後に紹介する機能も含め引用元となるSlack上のメッセージを参照しに行くことができます。
回答を検索する
Slackの検索バーで自然言語での質問(文末に?をつける)またはキーワード検索を2単語以上でSlack AIがメッセージを引用して回答を生成してくれます。
チャンネル単位にするなど検索範囲を絞ることで必要な情報を狭めて回答精度を上げることができます。
社内のルールや申請フローなど「あれこれどうなってたっけ?」みたいなふわっとした調べ物に便利です!
チャンネル要約
まとめ機能とは別に、オンデマンドで対象期間を選択してチャンネルを要約することもできます。
スレッド要約
スレッドの要約ができます。長くやり取りが続いてしまったスレッドを頭から読まずにキャッチアップできます。
ファイル要約
チャンネルや DM でアップされた特定のテキストベースのファイルタイプ(.pdf、.docx、.pptx、.xlsx)のファイルの要約ができます。
他言語で書かれたファイルも和訳して要約されます。
ハドル議事録
ハドルミーティングで文字起こしと、会議の議事録が生成できます。
ハドルが行なわれたスレッドに添付されるので分かりやすく、突発的に起きがちなハドルで行なわれた内容を記録、シェアするのに便利です。
メッセージを翻訳する
指定した言語のメッセージをボタン一つで指定言語で翻訳できるようになります。メッセージ引用をしている場合リンク先のプレビューもまとめて翻訳されます。
海外の方とのコラボレーションで活用ができそうです。
Tipsとして日本語を英語に翻訳することで英語の勉強に活用できそうだと思いました!(ただし自分のメッセージは翻訳できません)
エンタープライズ検索
Enterprise Grid プラン限定で、Google ドライブや Box などとアカウント連携して横断検索を行うことができます。
Slack に共有してないファイルも Slack のインターフェースから検索することができ、アプリを切り替える必要がありません!
Slack AIによるワークフロー作成支援と要約ワークフロー
ワークフロービルダーでプロンプトを入力してワークフローの作成を行うことができます。
作りたいワークフローを自然言語で依頼して、手動で微調整をすればいいのでワークフローの作成が一気に楽になります。
定期的にチャンネルを横断してメッセージの要約を行うワークフローを作ることもでき、これがプロジェクトの情報共有、周知に便利でした!
まとめ
今回、Slack AI のPoCに参加してみて、日々の業務における情報のキャッチアップや社内ナレッジの活用が一気に効率化される手応えを感じました。
特に「毎日のまとめ」や「検索による回答生成」「ハドル議事録」などは、Slack 上のやり取りを見逃さない仕組みとして非常に有用ですし、翻訳・要約機能を通じて多様な働き方にも対応できる可能性を感じました!
このまま正式導入されると嬉しいですね!