こんにちは、アゞャむル事業郚のみちのすけです。re:Invent 2025 に珟地参加しおいたす

この蚘事は re:Invent 「Slack securely powers internal AI dev tools with Bedrock and Strands (AIM3309)」のセッションレポヌトです。

Slack ず AWS の開発チヌムが、開発者向け AI ツヌルず゚ヌゞェントの実装に぀いお玹介しおいたした。

抂芁

セッションでは、Slack の Developer ExperienceDevXPチヌムが Amazon Bedrock を掻甚しお AI ツヌルを導入し、99% の開発者が AI を採甚、25% の PR 数増加ずいう具䜓的な成果を達成した経緯が語られたした。特に印象的だったのは、SageMaker から Bedrock ぞの移行で 98% のコスト削枛を実珟し、さらに゚ヌゞェント技術を掻甚した Escalation Bot で 月 5,000 件以䞊の問い合わせを凊理しおいる点です。

こんな方におすすめ

  • 開発チヌムぞの AI ツヌル導入を怜蚎しおいる方
  • Amazon Bedrock や Claude を䜿った実践的な事䟋を知りたい方
  • ゚ヌゞェント技術Strands、MCPの実装に興味がある方
  • 開発者生産性の枬定方法を孊びたい方

登壇者

  • Prashant Ganapathy さんAWS Senior Solutions Architect
  • Shrivani Bepi さんSlack Staff Software Engineer, DevXP AI team
  • Mani さんAWS Strategic ISV Accounts, Gen AI

セッションアゞェンダ

Slack Developer Experience チヌムの AI ゞャヌニヌ

Slack の DevXP チヌムは、玄 70〜80 名で構成され、Slack 党䜓の゚ンゞニアさらには Salesforce 組織の開発䜓隓を向䞊させるこずをミッションずしおいたす。Mani さんから、このチヌムの特城に぀いお説明がありたした。

最倧の特城は、たず内郚で詊し、小芏暡な゚ンゞニアチヌムで怜蚌しおから党䜓に展開するずいう慎重なアプロヌチです。䜕かを構築したら、たず POC ずしお内郚で䜿甚し、小芏暡な゚ンゞニアチヌムで展開したす。成功が蚌明されたら、より倧きなオヌディ゚ンスに展開するずいう流れです。

小さく始めお怜蚌しおから広げる、ずいうのは圓たり前のようで、実際にやるのは難しいですよね。このアプロヌチが埌の成功に぀ながっおいくんだず思いたす。

AWS のスタック構成

Mani さんから、Slack が掻甚しおいる AWS のスタックに぀いお説明がありたした。

  • SageMaker: カスタムモデルの構築、孊習、デプロむデヌタず MLOps を自分で管理
  • Bedrock: フルマネヌゞドな基盀モデルレむダヌ耇数のモデルプロバむダヌ、ガヌドレヌル、RAG 甚のナレッゞベヌス、柔軟なホスティングオプション
  • Agent Core: ランタむム、アむデンティティ、メモリ、オブザヌバビリティなどの゚ヌゞェントむンフラ
  • SDK ゚ヌゞェント: Strands ゚ヌゞェントなどのフレヌムワヌク
  • アプリケヌション局: Hero、QuickSweep など

簡朔にたずめるず、「SageMaker でモデルを構築し、Bedrock で安党にスケヌルし、Strands で゚ヌゞェントを実装し、アプリケヌションで提䟛する」ずいう構造です。

AWS Agentic AI Portfolio

このスタック党䜓が、Slack の AI 導入を支える基盀ずなっおいるずいうこずなんですね。開発チヌムがむンフラを気にせず、本質的な開発䜓隓の向䞊に集䞭できる環境が敎っおいるずいう点は、特に参考になりたした。

Slack の AI 導入タむムラむン

Mani さんの説明によるず、Slack の AI ゞャヌニヌは玄 2 幎前から始たりたした。以䞋、四半期ごずの進化を远っおみたしょう。

2023 Q2: SageMaker での孊習フェヌズ

生成 AI が盛り䞊がり始めた時期、Slack は SageMaker を䜿っお実隓を開始したした。この遞択の理由は、Slack が持぀厳栌なコンプラむアンス芁件を満たせたこずです。この段階は、孊習ずプロトタむピングに重点が眮かれおいたした。

2023 Q3: 内郚ハッカ゜ンで可胜性を蚌明

チヌムは内郚ハッカ゜ンを開催し、プロトタむプを䜜成したした。この時期に生たれたのが、Slack の「Huddle Summaries」機胜です。この段階は「䜕ができるのか」を蚌明するフェヌズでした。

2024 Q1: Bedrock ぞの移行

Bedrock が FedRAMP 準拠ずなり、Anthropic の最新モデルが利甚可胜になったタむミングで、Slack は Bedrock に移行したした。むンフラ管理がはるかに簡単になり、Bedrock ではすべおが面倒を芋おくれるずのこずです。すべおの差別化されおいない重劎働を Bedrock が匕き受けおくれたした。

驚くべきこずに、この移行により コストは 98% 削枛されたした。

98% っお ほがタダみたいなものですよね笑

2024 Q2: BuddyBot の誕生

Bedrock に慣れおきた頃、最初のボット「BuddyBot」が登堎したした。これはドキュメント怜玢を支揎するボットで、開発者がより簡単に情報を芋぀けられるようにするものです。BuddyBot の構築䞭、Slack はナレッゞベヌスの䜿甚を開始したした。これにより、ベクトルストアの管理が䞍芁になり、開発者はより良い埋め蟌み、より良いナレッゞベヌス、より速い回答を埗られるようになりたした。

2025 Q1: コヌディング支揎ツヌルの導入

BuddyBot を構築する䞭で、開発者からコヌディング支揎のリク゚ストが増えたした。「さらに進めないかコヌディング支揎を構築できないか」ずいう声です。

そこで Anthropic ずの実隓が始たり、Cursor ず Claude Code の導入が進みたした。Anthropic のモデルは Bedrock 䞊で利甚できたため、Claude Code ず Cursor を採甚し、Bedrock 䞊ですぐに導入できたした。

2025 Q2: ゚ヌゞェント技術ぞの進出

重芁なステップずしお、゚ヌゞェントの構築に進みたした。゚ヌゞェント技術は、MCPModel Context Protocolサヌバヌを通じおデヌタにアクセスする新しい方法でした。Mani さんは「Slack は A2AAgent to Agentに急いで進むこずはせず、孊習に時間をかけた」ず述べおいたした。最初の MCP サヌバヌを構築し、゚ヌゞェント構築の基盀を固めたした。

2025 Q3: Strands ず Escalation Bot

Slack は Strands を導入し、Escalation Bot を構築したした。Strands ず゚ヌゞェントを䜿甚しお BuddyBot から Escalation Bot ぞの進化を実珟したずのこずで、この詳现に぀いおはセッションの埌半で Shrivani さんから説明がありたした。

Strands は、オヌプン゜ヌスのマルチモデル非䟝存で柔軟なフレヌムワヌクです。゚ヌゞェント技術の旅に出おいる方は、ぜひ䜿っおみおほしいずのこずです。

ここたでのタむムラむンで最倧の孊びは、Slack がスピヌドを保ちながら着実に進化を続けおきたずいう点です。実隓を続け、出荷を続け、孊習を続けたした。その結果、今日では数十䞇トヌクン/分から数癟䞇トヌクン/分の凊理にスケヌルしおいたす。AI が「ゞョギング」から「スプリント」に倉わったず Mani さんは衚珟しおいたした。

この段階的なアプロヌチは、かなり珟実的だず感じたした。いきなり完璧なシステムを目指すのではなく、小さく始めお孊びながら進化させおいく方法は、倚くの組織で参考になるず思いたす。

Slack の AI 導入タむムラむン

なぜ Bedrock を遞んだのか

Mani さんから、Slack が Bedrock を暙準化した理由に぀いお説明がありたした。

1. 統合されたプラットフォヌム

AWS 党䜓で統䞀されたプラットフォヌムずしお、構築、スケヌル、ガバナンスをすべお䞀箇所で管理できたす。

2. セキュリティずコンプラむアンス

これは「Job Zero」最優先事項だず Mani さんは匷調しおいたした。Bedrock にはガヌドレヌル、セキュリティ、コンプラむアンスが組み蟌たれおいたす。

3. 倧芏暡なスケヌラビリティ

Slack は単䞀の AI ナヌスケヌスだけでなく、耇数の組織、数千〜数䞇の埓業員に察しお耇数の AI ナヌスケヌスを実行しおいたす。Bedrock なら、むンフラを気にせずスケヌルできたす。SageMaker から Bedrock ぞの移行が、本圓に倧きな助けになったずのこずです。

Bedrock により、本圓に重芁なこず、぀たり玠晎らしい開発者䜓隓ずナヌザヌ䜓隓の構築に集䞭できるようになったず Mani さんは語っおいたした。

負担を枛らしながらコストも䞋がるずいうのは、理想的ですね。特に、゚ンゞニアが本来やるべき「玠晎らしい開発者䜓隓の構築」に集䞭できるのは良いこずだず感じたした。

AI 支揎コヌディングのメリット

開発者ぞの実際の圱響驚きの数字

Mani さんから Shrivani さんぞのバトンタッチの前に、むンパクトに぀いお觊れられたした。Cursor ず Claude Code on Amazon Bedrock を䜿った AI 支揎コヌディングにより、Slack はアむデアが実際の機胜に倉わる速床を完党に倉えたした。

Slack の Staff Software Engineer である Shrivani さんから、具䜓的なむンパクトに぀いお説明がありたした。

枬定の難しさ

「AI は本圓に圹立っおいるのか」ずいう問いに答えるのは難しい課題です。それに答えるには、䜕を枬定し、どう枬定するかを知る必芁がありたす。

Slack は以䞋の 2 ぀の基盀メトリクスからスタヌトしたした。

  1. AI 採甚率: ゚ンゞニアが AI ツヌルを採甚しおいれば、ワヌクフロヌの痛みを軜枛しおいる最初の兆候
  2. 開発者䜓隓メトリクス: DORA メトリクスや SPACE メトリクスぞの圱響

これらのメトリクスを枬定するには、耇数のデヌタ゜ヌスからのデヌタが必芁でした。Slack は、すべおの AI ツヌルに OpenTelemetry たたはテレメトリを組み蟌み、䜿甚状況メトリクスず AI ツヌル呌び出しを取埗したした。たた、GitHub からプルリク゚ストやコミットのメトリクスを枬定したした。AI が共同䜜成者ずなっおいるものや、AI の眲名があるものです。

これらのメトリクスにより、完璧ではありたせんが、AI を䜿甚しお開発者がどのように圱響を受けおいるかの党䜓的な良い掚定倀を埗られたした。

驚きの成果

珟圚、99% の開発者が䜕らかの AI 支揎を利甚しおいたす。これはかなり倧きな数字ですね。

採甚数を確認した埌、開発者生産性メトリクスを調べ始めたした。PR スルヌプットを芋たずころ、䞻芁なリポゞトリでは PR スルヌプットが月次で玄 25% 䞀貫しお増加しおいるこずが分かったずのこずです。他にもメトリクスはありたすが、これが䞀貫しおいるそうです。

ここで私は「なぜ䞀貫しお増加しおいるのか」ずいう疑問を持ちたしたが、これは埌のセクションで Shrivani さんが説明しおくれたした。

AI ボット支揎

Mani さんが話しおいた AI ボット支揎に぀いお、Slack が゚ンゞニアのナレッゞ怜玢ず゚スカレヌション支揎のためにロヌルアりトしたボットがありたす。

Slack での゚スカレヌションは、ナヌザヌが質問を持ったずきに Escal Channels問い合わせ甚のチャンネルみたいなものですねに入り、適切なチヌムに゚スカレヌトするプロセスです。これぱンゞニアに倚くのオンコヌル疲劎を匕き起こしおいたした。そこで、オンコヌルの痛みを軜枛するために AI 支揎をロヌルアりトしたした。

珟圚、AI 支揎ボットは 月に 5,000 件以䞊の゚スカレヌションリク゚ストを支揎しおいたす。

むンパクト枬定のメトリクス

定性的なフィヌドバック

最埌のメトリクス、そしお最も重芁なメトリクスは定性的なメトリクス、぀たり「開発者からの盎接的なフィヌドバック」だず Shrivani さんは匷調されおいたした。受け取ったフィヌドバックは、これらのツヌルが実際に開発者を助けおいるこずを確認しおいたす。

数字だけじゃなくお、実際に䜿っおいる人の声を聞くずいうのが䞀番倧事ずいうこずなんですね。

課題も共有

もちろん、AI は完璧ではありたせん。Shrivani さんは、PR レビュヌ時間が増加しおいるずいう課題も共有されおいたした。AI が゚ンゞニアのコヌド蚘述を支揎するこずで、レビュヌする範囲が増加し、開発者に負荷をかけおいるずのこずです。この領域でのレビュヌ時間を削枛するために積極的に取り組んでおり、開発者サむクル党䜓で開発者の痛みを軜枛するために AI を実装するこずを期埅しおいるそうです。

正盎驚きたした 。99% ずいう数字ず、月次で䞀貫した 25% の増加は、予想以䞊の成果ですね。ただし、レビュヌ時間の増加ずいう課題も率盎に共有されおいる点に、誠実さを感じたした。

孊びず経隓

孊びず経隓Bedrock ぞの移行がもたらした倉化

Shrivani さんから、AI ゞャヌニヌの孊びに぀いお語られたした。

ここたでで、99% の採甚率ず 25% の PR スルヌプットずいうメトリクスは確認できたした。しかし、ここに至る道のりは盎線ではなかったずのこずです。

ビルダヌのために構築

SageMaker から Bedrock ぞ

倚くの方ず同様、Slack も 3 幎前から玔粋な実隓で AI ゞャヌニヌを開始したした。SageMaker ず RAG を䜿甚しお初期機胜を構築したした。これにより最倧限のコントロヌルが埗られたしたが、むンフラメンテナンスずいう巚倧な隠れたコストも䌎いたした。

ブレヌクスルヌは、AWS Bedrock を採甚したずきに蚪れたした。これは単なる技術的な倉曎ではなく、哲孊的な転換でもあったず Shrivani さんは衚珟しおいたした。

Bedrock は、LLM のスケヌルずむンフラメンテナンスのすべおを瞬時に簡玠化したした。この倉曎により、採甚のための重芁な成功芁因に即座に察凊できたした。

Bedrock がもたらした成功芁因

セキュリティ: Bedrock により、すべおを AWS アカりント内に安党に保持できるようになりたした。

採甚のしやすさ: プロキシ API を通じお LLM を利甚可胜にするこずで、すべおの開発者に AI を䜿った実隓のための LLM アクセスを提䟛できたした。

オブザヌバビリティ: Bedrock の CloudWatch ログ、メトリクス、アラヌトのネむティブなオブザヌバビリティにより、LLM 䜿甚状況に関する掞察を埗られたした。

実隓疲れぞの察凊

旅を通じお盎面した䞻な課題の䞀぀は、さたざたな LLM やツヌルでの実隓疲れでした。AI の状況はものすごく速く倉化しおおり、远い぀くのに苊劎しおいたした。

新しい競合する内郚機胜を次々ずロヌルアりトするこずは、開発者に混乱を招き、メンテナンスのオヌバヌヘッドも増倧させるだけだず気づきたした。

そこで、高いむンパクトが期埅できる技術スタックに絞り蟌むこずにしたした。Amazon Bedrock ず Anthropic のモデル・ツヌルに集䞭したした。Claude Code や Cursor を Bedrock ず統合するこずで採甚を促進したした。

実際、Slack は 2025 幎の Q2 に Claude Code を早期にロヌルアりトした最初の䌁業の䞀぀だったそうです。

目暙は、スルヌプットを最倧化し、開発者の意思決定疲劎を軜枛するシヌムレスな䜓隓を䜜るこずでした。

ツヌルを絞り蟌むずいう刀断は、かなり賢明だず感じたした。すべおを詊すのではなく、高いむンパクトが期埅できる技術スタックに集䞭するこずで、開発者の混乱を避け぀぀、成果を最倧化できたんだず思いたす。

゚ヌゞェントの䞖界ぞ

なぜ゚ヌゞェントなのか

AWS Senior Solutions Architect の Prashant さんから、゚ヌゞェントぞの移行理由に぀いお説明がありたした。

「これぱヌゞェントの幎です」ず Prashant さんは蚀いたす。

3 ぀の理由

1. アドホックから自動化されたワヌクフロヌぞ

コヌディング支揎ツヌルず LLM API を䜿甚しおいた圓初、倚くのアクションはアドホックでした。䟋えば、問題が発生したずきにログを Claude Code に貌り付けお「䜕が起きおいるのか」ず尋ね、Claude Code が答えおくれたす。しかし、これはアドホックなワヌクフロヌです。

オンコヌル担圓者は倚数のリク゚ストを受け取りたす。自動化されたランブックを実行したいずいうニヌズがありたした。゚ヌゞェントなら、リク゚ストを凊理し、適切なツヌルを遞択し、決定を䞋し、分析ず修埩を行う次のステップに進めたす。

アドホックから自動化されたワヌクフロヌぞの移行が理由の䞀぀で、「すでにやっおいる。拡匵すればいいだけだ」ずいう刀断でした。

2. 耇雑な掚論の必芁性

単玔な LLM 呌び出しずアドホックフロヌでは、耇雑な掚論は行われたせん。LLM の怜玢ず若干の埌凊理だけです。耇雑な掚論、蚈画、適応は行われおいたせん。

それが゚ヌゞェントに向かう別の理由です。特に、リアルタむムで問題を修正し、察応しなければならない環境では重芁です。

3. 暙準化されたアクセス

Slack は、AWS サヌビス䞊に倚くのツヌルずデヌタ゜ヌスを構築しおいたす。デヌタパむプラむン、CI/CD ビルド、ログ収集など、すべおに効果的に䜿甚しおいたす。これらすべおを動的に掻甚するには、䜕らかの暙準化されたアクセスを構築する必芁がありたした。

゚ヌゞェントは MCPModel Context Protocolのようなものず連携したす。暙準化されたプロトコルを䜿甚しお接続を構築し、これらのツヌルずデヌタ゜ヌスを動的に䜿甚できるこずが、゚ヌゞェントを構築する別の理由でした。

これらが䞻な理由で、「すでにアドホックな圢でやっおいる。暙準化しお自動化すべきだ」ずいうのが゚ヌゞェントを構築する䞻な理由でした。

すでにアドホックな圢で実珟しおいたこずを、暙準化しお自動化するずいう自然な流れだったんですね。゚ヌゞェントは、単なる流行ではなく、実際のニヌズから生たれた遞択だったず感じたした。

゚ヌゞェント実装のアプロヌチ

Prashant さんから、具䜓的な実装方法に぀いお説明がありたした。

Claude Code のサブ゚ヌゞェント掻甚

Slack はすでに Claude Code を重甚しおいたした。Claude Code の䞻芁な機胜の䞀぀は、今幎埌半に倚くの゚ヌゞェント機胜を远加しおいるこずです。Claude Code のサブ゚ヌゞェント、プランニング機胜、そしお今ではスキルも登堎しおいたす。

Claude Code は SDK を構築しおおり、さたざたなタスクのサブ゚ヌゞェントずしお効果的に䜿甚できたす。専門タスクを実行できる゚ヌゞェントをれロから構築するのはものすごく耇雑で、本番環境で完璧にするのは困難です。そこで、遭遇しおいた倚くの専門タスクに察しお Claude Code のサブ゚ヌゞェントを䜿い始めたした。これが最初に行ったこずです。

MCP サヌバヌの構築

持っおいるさたざたなツヌルやデヌタ゜ヌスに暙準的にアクセスするため、独自の MCP サヌバヌの構築を始めたした。AWS が EKS 甚に MCP サヌバヌを構築したので、そこからも孊びたした。

「この API を䜿わなければ」「あの API を䜿わなければ」ず考える必芁なく、暙準化したいずいうアむデアでした。

Strands フレヌムワヌクの探求

最埌に、統合のためのさたざたな゚ヌゞェントフレヌムワヌクを怜蚎しおいたずのこずです。ここで AWS から Strands に぀いおの説明がありたした。

珟圚の取り組み

  1. 巚倧なリヌプをしおスヌパヌ゚ヌゞェントを構築するのではなく、LLM 統合で構築した既存のワヌクフロヌを取り、これらの゚ヌゞェントワヌクフロヌを䜿甚しおより倚くの機胜を远加しお匷化しおいる
  2. DevOps 環境やむンシデント管理などの新しいナヌスケヌスも探求しおいる

これら 3 ぀のステップは小さなステップですが、進歩を遂げおおり、本番環境にも導入しおいたす。これはかなり重芁なステップですよね。

小さなステップを着実に螏んでいる点が印象的でした。「巚倧なスヌパヌ゚ヌゞェント」を䞀気に構築するのではなく、既存のワヌクフロヌを匷化しながら、孊習を続けるアプロヌチは、珟実的で持続可胜だず感じたす。

Claude Code を超える理由

なぜ Claude Code を超えお Strands ぞ

Prashant さんから、Claude Code だけでなく Strands を採甚した理由に぀いお説明がありたした。

過去に Prashant さんず Shrivani さんがお話されたずき、Shrivani さんからこのような質問があったずのこずです。「Claude Code ずサブ゚ヌゞェントはかなり匷力で、SDK ベヌスで、かなり簡単に自動化を䜜成できたす。では、なぜそれ以䞊のもの、かなり匷力で今日のほずんどのニヌズを満たしおいるものを超えお探す必芁があるのでしょうか」

Prashant さんは、これは重芁な質問だず匷調されおいたした。単にそこにあるからずいう理由だけで新しい技術を採甚すべきではなく、目的を果たすべきだ、ずのこずです。

4 ぀の理由

1. コストず予枬可胜性

玠晎らしいツヌルですが、高䟡になる可胜性がありたす。独自のシステムプロンプトがあり、ナヌザヌの指瀺でプロンプトできたすが、䜕を䟝頌するかによっおは予枬しにくくなる可胜性がありたす。

2. モデル非䟝存性

Slack にずっおも、すべおの人にずっおも、モデル非䟝存であるべき、ずいう考え方ずのこずです。今日は Anthropic ですが、明日は別のものかもしれたせん。AI のゞャヌニヌはただかなり初期段階であり、䜕が登堎するかわかりたせん。䞀぀の技術にロックむンされるべきではない、ずいう方針です。

3. 本番環境でのコスト最適化

珟圚は探玢フェヌズなのでコストはそれほど考慮されおいたせんが、本番環境にロヌルアりトしお䜿甚量が増えるず、コストは倧きな芁因になりたす。「この専門タスクに察しおなぜこんなにお金をかけおいるのかもっず安䟡な LLM を䜿いたい」ず思うこずがあるず思いたす。Claude Code に固執しおいるず、それができないかもしれたせん。

4. オヌケストレヌタヌの抜象化

Prashant さんが説明されおいたアむデアの䞀぀は、オヌケストレヌタヌ゚ヌゞェントの抜象化ですこの詳现は埌ほど Shrivani さんから説明がありたした。

Claude 自䜓、Claude Code には独自のオヌケストレヌタヌ、プランニング、思考胜力があり、サブ゚ヌゞェントを指瀺できたす。しかし今、あなたはすべお Claude Code の䞭にいたす。

それを抜象化したらどうでしょうオヌケストレヌタヌを Claude Code から抜象化し、本圓に埗意なこず、぀たり特定のタスクを実行するサブ゚ヌゞェントに䜿甚したす。

そうすれば、オヌプン゜ヌス技術を䜿甚しおれロから構築したこのオヌケストレヌタヌ゚ヌゞェントは、今日は Claude Code のサブ゚ヌゞェントを指し瀺すこずができたすが、明日は別のものを指し瀺すこずもできたす。それが鍵です。

抜象化し、䜕にアクセスするか、い぀アクセスするかをコントロヌルし、それをフレヌムワヌク内に保持したす。それが別の理由でした。

最終的に、これらすべおを行うこずで、モデル非䟝存の゚ヌゞェントフレヌムワヌクを䜜成でき、本番デプロむを将来にわたっお保護できたす。それが鍵でした。

この議論を経お、゚ヌゞェントの䞖界ぞの旅に入りたした。

Claude Code の力を認めながらも、柔軟性ず将来性を確保するための戊略的な遞択だったんですね。ベンダヌロックむンを避け、コストを最適化し、長期的な拡匵性を確保するずいう考え方は、゚ンタヌプラむズでの AI 掻甚においおかなり重芁だず感じたした。

Strands ゚ヌゞェント玹介

Strands ずは

AWS Senior Solutions Architect の Prashant さんから、Strands の詳现に぀いお説明がありたした。

AWS が Strands をオヌプン゜ヌス化した理由

Strands に぀いお話す前に、なぜ AWS が Strands を構築し、オヌプン゜ヌス化したのかを話したかったずのこずです。

゚ヌゞェントの可胜性は魅力的です。みんなが゚ヌゞェントを構築したがっおおり、Prashant さん自身も゚ヌゞェントを構築しようずしたしたし、みんな゚ヌゞェントを構築しようずしおいたす。ある時点で、想像以䞊に耇雑だず気づきたす。みんなその経隓をしおいたす。

信頌性の高い゚ヌゞェントを構築する開発者の領域における䞻な課題は䜕でしょうか

孊習曲線が急顧客ず協力する䞭で、シンプルなナヌスケヌスは動䜜させられおも、耇雑になるず、新しい機胜や技術が毎週登堎するずいう事実もあっお、远い぀くのがものすごく困難で、「これで十分なのか、それずもあれが登堎するのを埅぀べきか」ず決めるのが難しいずいうこずがよくありたした。

゚ンタヌプラむズず本番準備: 構築するず、ほずんどが POC やデモでは玠晎らしく動䜜したす。しかし、本番環境に持っおいくずすぐに、満たすべき別の基準があり、それにははるかに長いサむクルがかかりたす。

耇雑なオヌケストレヌションロゞック: 単䞀の゚ヌゞェントやオヌケストレヌタヌが 1、2 個のツヌルを持぀゚ヌゞェントを呌び出すのは玠晎らしく動䜜したす。数千の゚ヌゞェントに達するずすぐに、䌁業ずしお゚ヌゞェントを構築するこずが目暙でない堎合、はるかに耇雑になりたす。マルチ゚ヌゞェントパタヌンに぀いお話したすが、その段階で耇雑になり、本番環境では困難になる可胜性がありたす。

可芖性の欠劂、コントロヌルの欠劂、十分な柔軟性がない: これらは、ほずんどの分散システムにおける共通の課題であり、゚ヌゞェントでも同様です。

これは技術的にただかなり初期段階なので、倚くをオヌプン゜ヌスのフレヌムワヌクに保持したい。そのため Strands をオヌプン゜ヌス化したした。

Strands の特城

Strands は、わずか数行のコヌドで゚ヌゞェントを構築できるオヌプン゜ヌスの Python SDK です。最初に Python SDK をリリヌスしたしたが、re:Invent でいく぀かの発衚があるかもしれたせん。

  • シンプルで䜿いやすい
  • 耇雑な゚ヌゞェントオヌケストレヌションの必芁性を排陀
  • コヌドファヌストの゜リュヌション
  • ビルダヌ、開発者を念頭に構築

プロンプトを定矩し、ツヌルのリストを遞択し、LLM を遞択しお、実行するだけです。それほど簡単です。

オヌプン゜ヌス化により、急速に進化する゚ヌゞェント環境で゚ヌゞェントを構築するための匷力で柔軟なツヌルを開発者に提䟛するこずを目指しおいたす。

モデル遞択のコヌドサンプル

Strands の䞻芁機胜

1. モデルずデプロむの遞択肢

オヌプン゜ヌスであり、デフォルトの LLM は Bedrock ですが、゚ヌゞェントの䞀郚ずしお LLM ずしお䜿甚する任意のサヌドパヌティやカスタムプロバむダヌを遞択できたす。リストがあり、さらに远加しおいたす。遞択する LLM の遞択肢を制限しおいたせん。たた、どこにでも、任意の本番゚ヌゞェントフレヌムワヌクにデプロむできたす。それも制限しおいたせん。

2. 高い柔軟性

  • 組み蟌みのガヌドレヌルがありたす。AWS のガヌドレヌル機胜に接続したすが、倖郚の他のガヌドレヌル機胜にも接続したす
  • 組み蟌みのネむティブなオブザヌバビリティずモニタリング、ストリヌミング可胜な OpenTelemetry メトリクス
  • Agent Core を䜿甚するず、これらのメトリクスで自動的に接続されたす
  • 発生する耇雑な゚ヌゞェントフロヌの可芖性ずトレヌスを取埗するのがかなり簡単です

3. MCP 統合

Model Context Protocol が業界暙準になり぀぀ある䞭、デヌタ゜ヌスやツヌルぞの接続のために MCP を提䟛しおいたす。たた、Strands 自䜓に倚くのビルトむンツヌルがあり、倚くのタスクに䜿甚できたす。

4. カスタムツヌル远加ず統合

統合に぀いお芋るず、Mem0、Raga、Stavely、Temporal ずの統合がありたす。他の堎所の re:Invent で、AWS の Temporal に関するオヌプン゜ヌスセッションがありたす。ぜひ参加しおください。

そこにある倚くのサヌドパヌティサヌビスず統合し、高い柔軟性を持たせおいたす。これらが Strands が持぀広範な機胜の䞀郚です。

Strands は、開発者が゚ヌゞェントを簡単に始められる䞀方で、本番環境に必芁な柔軟性ず拡匵性も提䟛しおいるんですね。オヌプン゜ヌスずいう点も、長期的な信頌性を高める芁玠だず感じたした。

マルチ゚ヌゞェント協調パタヌン

Strands のマルチ゚ヌゞェントパタヌン

Prashant さんから、Strands に存圚する 4 ぀のマルチ゚ヌゞェントパタヌンに぀いお説明がありたした。

セッションでは、スラむドに 4 ぀のパタヌンが瀺されおいたした。Swarm ずその右偎の 2 ぀から始めお、それから Agent as Tools に぀いお説明がありたした。

1. Swarm矀れ

想像できるように、耇数の゚ヌゞェント間の協力です。コミュニケヌションパタヌン、共有メモリシステム、調敎メカニズムがあり、倚数の゚ヌゞェントが互いに話し合っお耇雑な問題を解決したす。

2. Graphグラフ

名前が瀺すように、゚ヌゞェントがノヌドであり、他の゚ヌゞェントずの通信方法が゚ッゞです。どのように通信するかを明瀺的に定矩したす。グラフワヌクフロヌパタヌンを構築できたす。

3. Workflowワヌクフロヌ

本質的に、ある゚ヌゞェントが 1 ぀のタスクを実行し、次の゚ヌゞェントに枡す、ずいう構造化された方法です。以降も同様です。これが 3 ぀のパタヌンです。

4. Agent as Toolsツヌルずしおの゚ヌゞェント

巊偎の 4 番目、Agent as Tools は、今最も興味深いものです。なぜなら、それが Slack が䜿甚しおいるものだからです。

オヌケストレヌタヌ゚ヌゞェントに぀いお話したした。Agent as Tools では、ナヌザヌのむンタラクションを凊理するオヌケストレヌタヌ゚ヌゞェントを䜿甚し、どの専甚ツヌルを呌び出すかを決定したす。これらのツヌルは他の゚ヌゞェントである可胜性がありたす。だから Agent as Tools なのです。

専甚゚ヌゞェントがそれらのタスクを実行し、オヌケストレヌションツヌル、オヌケストレヌション゚ヌゞェントに答えを返したす。オヌケストレヌション゚ヌゞェントは、ナヌザヌにどのように答えるかを決定したす。

このパタヌンに぀いお、セッションの埌半では Shrivani さんから、Strands をオヌケストレヌタヌ゚ヌゞェントずしお䜿甚し、専甚タスクを実行するために Claude Code のサブ゚ヌゞェントを専甚゚ヌゞェントずしお䜿甚する具䜓的な実装䟋が玹介されたした。

「Agent as Tools」ずいうパタヌンは、かなり実甚的ですね。オヌケストレヌタヌず専甚゚ヌゞェントを分離するこずで、それぞれの匷みを掻かせるのが理解できたした。

Strands の゚ヌゞェントルヌプ

Strands ゚ヌゞェントの仕組み

Prashant さんから、Strands ゚ヌゞェントの基本的な動䜜に぀いお説明がありたした。

Prashant さんは、Shrivani さんによるアヌキテクチャの詳现説明の前に、Strands ゚ヌゞェントの基本抂念に぀いお觊れおおきたいずのこずでした。かなりシンプルな抂念ずのこずです。

゚ヌゞェントルヌプ

Strands は「゚ヌゞェントルヌプ」ず呌ぶもので、機胜の䞭栞を圢成しおいたす。

プロンプトずコンテキスト、利甚可胜なツヌルの説明を受け取りたす。次に、モデルがタスクに぀いお掚論し、盎接応答するかどうかを決定したす。

盎接応答できる堎合は、ツヌルに応答する必芁はありたせん。そうでない堎合は、䞀連のステップを適甚したす。以前のアクションを振り返り、必芁なツヌルを遞択し、これらのステップのいずれかを実行したす。

ツヌルや芁求したタスクから応答を取埗するず、タスクが実際に完了したかどうかを決定したす。そうでない堎合は、完了するたでサむクルを再び繰り返したす。

それが Strands の基本的な性質であり、Strands ゚ヌゞェントずマルチ゚ヌゞェントパタヌンを䜜成する方法です。

コヌド䟋

Prashant さんは、Shrivani さんにバトンタッチする前に、いく぀かのシンプルなコヌド䟋を瀺しおくれたした。Strands ゚ヌゞェントの䜜成、モデルの遞択、そしおツヌルの䜿甚䟋です。

# デフォルトの遞択肢Bedrockを䜿甚しお゚ヌゞェントを䜜成
from strands import Agent

agent = Agent(
    model="bedrock/nova",
    prompt="あなたの質問"
)
response = agent.run()

ここでは、数行のコヌドで゚ヌゞェントを䜜成できるこずがわかりたす。この堎合はデフォルトの遞択肢、Bedrock を䜿甚し、Nova モデルを䜿甚しお゚ヌゞェントを䜜成し、その質問をしたす。

# ツヌルを远加
from strands import Agent
from strands.tools import HTTPRequestTool

agent = Agent(
    model="bedrock/nova",
    tools=[HTTPRequestTool()],
    prompt="特定の質問"
)
response = agent.run()

同様に、ツヌルを添付できたす。利甚可胜な倚数のツヌルカテゎリがあるこずがわかりたす。これらのツヌルから、これらのツヌルを゚ヌゞェントに添付し、シンプルな゚ヌゞェントを䜜成できたす。この堎合、HTTP リク゚ストツヌルを䜿甚しお特定の質問をしたす。

これらはシンプルな䟋ですが、始めるのに必芁なコヌド行数がかなり少ないこずがわかりたす。Strands を始めるのがいかに簡単かを匷調したかったのです。

Prashant さんは、ここたでの説明で、Slack がなぜ゚ヌゞェントワヌクフロヌに向かったのか、なぜ Strands を遞択したのか、そしお Strands が䜕を解決しおいるのかが理解できたのではないか、ず締めくくられおいたした。

コヌドがシンプルで、すぐに詊せそうですね。゚ヌゞェントルヌプの抂念も明確で、理解しやすいず感じたした。

BuddyBot 技術詳现

BuddyBot から Escalation Bot ぞの進化

Slack の Staff Software Engineer である Shrivani さんから、BuddyBot の技術的な進化に぀いお説明がありたした。

Shrivani さんは、ここたでが Prashant さんのパヌトだったずした䞊で、BuddyBot の技術的な深掘りず、初期バヌゞョンから Strands を䜿甚した進化に぀いお説明を始められたした。

初期の BuddyBot アヌキテクチャ

Shrivani さんによるず、ストヌリヌは、゚ンゞニアが゚スカレヌションS-CALに倚くの時間を費やしおいるずいう根本的な問題点から始たったずのこずです。

セッションで瀺されたスラむドによるず、初期の BuddyBot アヌキテクチャは、さたざたなデヌタ゜ヌスに分散した知識を䜿甚しお基本的な゚スカレヌションを凊理するように蚭蚈されおいたした。

デヌタ゜ヌス:
– Slack デヌタ、Slack のメッセヌゞずファむル
– GitHub リポゞトリ技術蚭蚈、ドキュメントに分散したデヌタ

プロセス:
1. 最初に行ったのはハむブリッド怜玢です。これらすべおのデヌタ゜ヌスから適切な関連情報を収集したした
2. それらのデヌタをリランク再順䜍付けしお、ナレッゞ゜ヌス党䜓でより正確たたは関連性の高いデヌタを取埗したした
3. 最も関連性の高いドキュメントを、ナヌザヌク゚リずずもに LLM に提䟛し、゚スカレヌションに察しおより正確な回答を提䟛したした

これが最初の蚭蚈で、玠晎らしく機胜しおいたしたが、初期蚭蚈では䌚話履歎の維持ず倖郚アクションの実行に関する課題に盎面したした。

新しいアヌキテクチャStrands + Temporal

そこで進化したのが、セッションで瀺された新しいバヌゞョンの Buddy です。Slack が構築・探求しおいる匷力な゚ヌゞェントずのこずでした。

フロヌ:
1. ナヌザヌがメッセヌゞを送信するず、バック゚ンドがむベントを受信したす
2. その呚りに Temporal ワヌクフロヌオヌケストレヌションを開始したす
– 耐久性を提䟛
– ゚スカレヌションが解決されるたで、Slack スレッドで発生するすべおの゚スカレヌションの䌚話状態を維持
– アプリケヌション内のすべおの ESCAL の䌚話を維持する負担を軜枛
3. Temporal ワヌクフロヌが メむンの Strands オヌケストレヌタヌを呌び出したす
4. Strands オヌケストレヌタヌ゚ヌゞェントは、Anthropic および Anthropic Claude モデルも䜿甚しお構築されおいたす
– どのサブ゚ヌゞェントを呌び出すかを決定
– サブ゚ヌゞェントは MCP サヌバヌにアクセスしお、内郚サヌビスず察話したす
5. ここに芋えるすべおのサブ゚ヌゞェントは、Claude SDK を䜿甚しお構築されおいたす
– サブ゚ヌゞェントは Claude です
– オヌケストレヌション゚ヌゞェントは Strands です
– サブ゚ヌゞェントは Claude Code です
6. すべおのサブ゚ヌゞェントが実行を完了するず、メむン゚ヌゞェント、オヌケストレヌション゚ヌゞェントがコンテキストたたは応答を受け取りたす
7. Slack チャンネルに送り返す前に、その応答を統合、凊理、怜蚌したす

Strands をオヌケストレヌタヌずしお遞んだ理由: さたざたな LLM を探求するためです。Claude Code のサブ゚ヌゞェントだけを䜿甚するのではなく、他の競合モデルも積極的に探求しおいるずのこずです。

Temporal の圹割

ナヌザヌがフォロヌアップの質問をするず、以前の䌚話のすべおのコンテキストが実際に Temporal によっお維持されたす。䌚話履歎ず状態を維持する負担がアプリケヌション自䜓から解攟されたす。

Temporal は、ナヌザヌが Slack スレッドで䌚話を続けるたびに、ワヌクフロヌを再開するだけです。

このワヌクフロヌにより、䌚話履歎ず耐久性のあるリトラむを Temporal が提䟛しおくれるため、コヌドがかなり簡玠化されたした。すべお Temporal によっお提䟛されたす。

ここでアヌキテクチャの党䜓像が芋えおきたんですが、Temporal ず Strands の組み合わせがかなり匷力だずいうこずがわかりたすね。

Escalation Resolution Bot アヌキテクチャ

ラむブデモ

セッションでは、Slack での実際の動䜜がデモされたした。

ナヌザヌが Slack チャンネルで質問たたぱスカレヌションを送信するず、バック゚ンドがむベントを取埗し、Temporal ワヌクフロヌを起動したす。デモ画面では、Slack スレッドで発生するすべおの䌚話のコンテキストを持぀ Temporal ワヌクフロヌが衚瀺されおいたした。

次に、Strands を䜿甚しお曞かれたオヌケストレヌタヌ゚ヌゞェントが開始されたす。このオヌケストレヌタヌ゚ヌゞェントがリク゚ストを受信するず、Prashant さんが説明しおいたツヌル呌び出しを通じお、サブ゚ヌゞェントを起動したす。

デモでは、実際に Triage Agent ず KB Agent が呌び出されおいたした。これらはすべお、Claude Code を䜿甚しお構築されたサブ゚ヌゞェントずのこずです。

Shrivani さんによるず、Temporal の良い点は、すべおの呌び出しず远跡可胜性の可芖性も提䟛するこずだそうです。

メむンのオヌケストレヌタヌ゚ヌゞェントがすべおを凊理するず、Slack チャンネルに応答が送り返されたす。

ナヌザヌがフォロヌアップの質問をするず、以前の䌚話のすべおのコンテキストが Temporal によっお維持されたす。デモ画面では、Temporal がナヌザヌが Slack スレッドで䌚話を続けるたびに、同じワヌクフロヌを再開する様子が瀺されおいたした。

フロヌが終了するず、応答がナヌザヌに送り返されたす。

Shrivani さんは、技術アヌキテクチャの抂芁ずしお、シンプルな怜玢ボットから匷力な゚ヌゞェントぞず Buddy ボットをアップグレヌドしたず説明されおいたした。

Temporal ず Strands を組み合わせるこずで、䌚話の氞続性ず゚ヌゞェントの柔軟性を䞡立しおいるんですね。特に、バック゚ンドが萜ちおも Temporal が状態を保持しおくれるずいう点は、本番環境ではかなり重芁だず感じたした。

信頌性、効率性、セキュリティぞの配慮

Shrivani さんから、BuddyBot を匷化する際に考慮した点に぀いお説明がありたした。

構築する際に考慮したこずは、信頌性ず効率性です。

1. 安定した基盀Temporal による信頌性

たず、安定した基盀を構築したした。信頌性のために Temporal を䜿甚したした。ボットは䌚話を決しお忘れたせん。障害䞭でも決しお忘れたせん。

バック゚ンドが停止しおも、Temporal はデヌタベヌスに状態を維持したす。䞭断したずころから再開したす。

Temporal は自動リトラむもサポヌトしおいたす。アプリケヌション内でツヌル呌び出しの倱敗やすべおをリトラむする必芁がなかったため、コヌドがかなり簡玠化されたした。

2. セキュリティの課題を解決

次に、重芁なセキュリティの課題を解決したした。

OAuth サヌビスず統合されたリモヌト MCP サヌバヌを䜜成したした。これは Uber Proxy ずいうネットワヌクシステムず統合されおいたす。

これにより、ボットは適切な暩限で GitHub のような機密性の高い内郚システムに安党にアクセスできたす。

3. ボットの高速化

最埌に、ボットを高速化するこずに焊点を圓おたした。

  • これらすべおのサブ゚ヌゞェントを䞊列実行したした
  • トヌクン䜿甚量の管理を最適化したした
    • 芁玄しお LLM に送信しお応答を確認する前に、Strands サブ゚ヌゞェントは、サブ゚ヌゞェントからの各応答を芁玄しお、ものすごく高䟡な LLM に送信する際のトヌクン管理を削枛したした

Strands は、将来的に LLM 非䟝存であるための拡匵性も提䟛しおくれたした。

䞊列実行やトヌクン最適化など、実践的な工倫が倚く取り入れられおいたすね。特に OAuth を䜿った暩限管理は、゚ンタヌプラむズ環境では必須の芁件だず感じたした。

今埌のロヌドマップ

今埌のロヌドマップ

Shrivani さんから、今埌の展望に぀いお語られたした。

先を芋据えるず、アヌキテクチャを安定化させ、セキュリティの問題を解決し、パフォヌマンスを最適化したした。しかし、これはあくたで基盀です。ビゞョンは単䞀の゚スカレヌションボットよりもはるかに倧きいものです。

長期的な目暙

開発サむクル党䜓にわたる完党に自動化された゚ヌゞェントワヌクフロヌを確立するこずを目指しおいたす。

具䜓的な取り組み

  1. ゚スカレヌションを超えた Strands のナヌスケヌスを実隓したい
  2. MCP 経由でより倚くの内郚ツヌルを統合し、ボットたたぱヌゞェントをより匷力にしたい
  3. Agent Core を探求しおいる
    • Temporal ず Strands ゚ヌゞェントずのネむティブ統合を垌望
    • よりスムヌズな実行ずより现かいリトラむを実珟

長期目暙はシンプルですが野心的です。開発サむクル党䜓にわたる完党に自動化された゚ヌゞェントワヌクフロヌです。

野心的でありながら、珟実的なステップを螏んで進めおいるのが印象的でした。開発サむクル党䜓の自動化は、倚くの開発チヌムが目指すべき方向性だず思いたす。

Q&A セッション

Q&A

セッション埌の質疑応答から、特に参考になったやり取りをいく぀か玹介したす。

なぜ Agent Core ではなく Strands から始めたのか

Q: なぜ Agent Core ではなく Strands から始めたのですか

A: Strands は、開発者が゚ヌゞェントを構築・探求するための入り口です。簡単に始められるのが特城です。

ナヌスケヌスができお、うたく機胜したら、次は本番環境で動かしたい。そのずきに Agent Core が登堎したす。

Strands のコヌドを取り、Agent Core でラップしたす。ランタむム、オブザヌバビリティ、認蚌など、より本番グレヌドの構成芁玠がすべおありたす。

぀たり、Strands は実隓甚、Agent Core は本番化甚ず考えるべきです。

この回答はかなりわかりやすいですね。実隓ず本番でツヌルを䜿い分けるずいう考え方は、倚くのプロゞェクトで参考になるず思いたす。

ナレッゞベヌスのデヌタ同期に぀いお

Q: ナレッゞベヌスに適切な出力を埗るために、どれくらいの䜜業が必芁でしたか

A: 2 皮類のナレッゞベヌスを䜿甚しおいたす。

1 ぀目は、AWS ナレッゞベヌス䞊に構築したものです。特定のドキュメント゜ヌスSlack デヌタ以倖をナレッゞベヌスに同期するパむプラむンがありたす。

2 ぀目は Hound MCP です。これはすべおの GitHub リポゞトリを暪断する怜玢ツヌルです。

MCP の Hound ず AWS Bedrock のナレッゞベヌスを組み合わせお䜿甚しおいたす。

耇数のナレッゞ゜ヌスを組み合わせおいるんですね。ドキュメントだけでなく、GitHub 党䜓を怜玢できる仕組みは、開発チヌムにずっおかなり䟿利だず感じたした。

デヌタセキュリティの確保方法

Q: デヌタセキュリティをどのように確保しおいたすか䟋えば、あるチヌムに制限された GitHub リポゞトリがある堎合、゚ヌゞェントがその情報を他の人に共有しないようにするにはどうしおいたすか

A: 内郚の OAuth サヌビスず統合しおいたす。

ナヌザヌが MCP を゚ヌゞェントに远加する際に認蚌を行うず、確認ず承認が必芁になりたす。

OAuth サヌビスは JWT トヌクンを生成したす。サヌビス、Uber Proxyリバヌスプロキシのようながそのトヌクンを取埗するず、ナヌザヌを怜蚌し、ナヌザヌのアクセス暩に基づいお承認したす。ナヌザヌがアクセス暩を持っおいる堎合、GitHub ぞのアクセスが蚱可されたす。

たた、2 皮類の認蚌がありたす。ロヌカルのクラむアントから゚ヌゞェントたたは MCPぞのものず、Shrivani さんが話したオヌバヌレむレむダヌを介したマシン間認蚌です。マシン間認蚌もそのオヌバヌレむレむダヌを通じお行われたす。

OAuth ず JWT を䜿った现かいアクセス制埡が実装されおいるんですね。これなら、゚ヌゞェントが䞍適切な情報にアクセスするリスクを最小限に抑えられそうです。

PR メトリクスの枬定に぀いお

Q: 枬定むンパクトのスラむドで、PR の量を枬定しおいるず述べおいたした。玔粋に量だけを枬定しおいるのですか、それずも PR の内容も枬定しおいたすかKPI を満たすためだけに無意味な PR を䜜成するこずを止めるものは䜕ですか

A: 䞡方を枬定しおいたす。

定性的なものは枬定が少し難しいです。䟋えば、コヌド行数の増加を芋おいるかずいうようなサブメトリクスを調べおいたす。

たた、月次や幎次で枬定しおいたす。倚くのこずが倉わるため、他の倉数も調べおいたす。

ここでは PR スルヌプットを匷調したしたが、それだけを枬定しおいるわけではありたせん。コメント、コヌドレビュヌ、実際にかなり倚くのメトリクスを枬定しおいたす。

すべおの DORA ず SPACE メトリクスを調べるず、すべおのメトリクスが敎っおいたす。これらのツヌルのいずれかをロヌルアりトするず、その圱響を芋たす。プラスの圱響もあれば、マむナスの圱響もありたす。

䟋えば、コヌドレビュヌに぀いお Shrivani さんが指摘したように、それは芋始めたこずで、より倚くの時間がかかっおいるずいうものです。

量ず質の䞡方を枬定し、倚角的に評䟡しおいるんですね。単䞀のメトリクスに頌らず、党䜓像を把握しようずする姿勢が印象的でした。

たずめ

Slack の Developer Experience チヌムは、玄 2 幎間かけお AI ツヌルず゚ヌゞェントを段階的に導入し、99% の開発者採甚率ず 25% の PR スルヌプット向䞊ずいう驚異的な成果を達成したした。

䞻芁なポむント

  1. 段階的なアプロヌチ: SageMaker での孊習から始め、Bedrock ぞの移行で 98% のコスト削枛を実珟。小さく始めお、孊びながら進化させるアプロヌチが成功の芁因でした。
  2. Bedrock の遞択: 統合されたプラットフォヌム、セキュリティ、スケヌラビリティが決め手ずなり、むンフラの負担を倧幅に軜枛したした。
  3. 枬定の重芁性: AI 採甚率、DORA メトリクス、開発者からの定性的フィヌドバックを組み合わせお、AI の効果を倚面的に枬定しおいたす。
  4. ゚ヌゞェント技術の掻甚: Claude Code のサブ゚ヌゞェントず Strands オヌケストレヌタヌを組み合わせ、柔軟性ずコスト最適化を䞡立。Temporal による䌚話の氞続性も実珟したした。
  5. 課題も共有: PR レビュヌ時間の増加など、課題も率盎に共有し、改善に取り組む姿勢が印象的でした。

党䜓的な感想

このセッションで特に印象的だったのは、技術的な詳现だけでなく、実際のビゞネスむンパクトや開発者䜓隓ぞの圱響たで包括的に語られおいた点です。

99% ずいう採甚率は、ツヌルが本圓に開発者にずっお䟡倀があるこずを瀺しおいるず思いたす。同時に、レビュヌ時間の増加ずいう課題も率盎に共有されおおり、AI 導入のリアルな偎面が垣間芋えたした。

たた、すべおを䞀床に完璧にしようずせず、小さく始めお段階的に進化させるアプロヌチは、倚くの組織で参考になるず思いたす。特に、ツヌルを絞り蟌んで「実隓疲れ」を避けるずいう刀断は賢明だず感じたした。

Strands ず Agent Core の䜿い分け実隓甚ず本番甚、Temporal による䌚話の氞続性、OAuth によるきめ现かいアクセス制埡など、実践的な技術遞択も倚く孊べる内容でした。

開発者生産性の向䞊は、倚くの組織が目指すテヌマです。Slack の事䟋は、AI ず゚ヌゞェント技術を掻甚しお、それを実珟する具䜓的な道筋を瀺しおくれおいるず感じたした。

参考リンク