はじめに
こんにちは!第一開発事業部で開発エンジニアをしています森田です。
現在、アイレットでは社内プロジェクトとして「会議室予約システム」の開発を進めています。このプロジェクト、平野副社長がPM(プロジェクトマネージャー)、コーポレート統括本部の三品さんがPO(プロダクトオーナー)という体制で動いており、私も開発メンバーとして参加しています。
プロジェクトは要件定義を終え、現在は基本設計・詳細設計のフェーズ。私は今回、画面デザインの設計に携わらせていただいたのですが、デザイン未経験ながらに多くの気づきがありました。今回は制作で使ったツールや、プロジェクトの中で得た学びについて共有したいと思います!
プロジェクトの概要は以下記事をご覧ください。
#副社長と社内開発|生成 AI フル活用、アイレット “超本気” 内製化革命の軌跡 〜ゼロメンテという壁を越えろ!若き精鋭たちの壮絶な闘い〜
開発しているシステムの概要
今回作っているのは、Googleカレンダーと連携して、各会議室のドア横に設置したiPadで予約・退室管理ができるシステムです。主な目的は、「予約されているのに誰も使っていない会議室」という社内あるあるの課題を解消することにあります。
主な機能は以下の通りです。
- リアルタイム連携:iPadとGoogleカレンダーを同期し、予約状況をリアルタイムに表示。
- ワンタッチ予約:急な打ち合わせでも、その場のiPad操作ですぐに空き部屋を予約。
- 退室処理(予約解放):予定より早く会議が終わった際、iPadで退室ボタンを押すと即座に予約が解放される。
設置対象は10部屋ほど。これが実現すれば、会議室の回転率がぐっと上がりそうですね!
デザイン未経験でも形にできた「Figma AI」
実を言うと、私はこれまでデザイン業務の経験が全くありませんでした。そんな私がどうやって画面を形にしたのかというと、Figma AIをフル活用しました。
Figma AIを使うと、プログラミングの知識がなくても、頭に思い描いたイメージをすぐに具体的なデザインとして具現化できます。これにより、スピード感を持ってPMやPOとコミュニケーションを行うことができ、「こんな感じですか?」「そうそう!」といったやり取りをスムーズに進めることができました。


プロジェクトの中で得た「2つの金言」
設計を進める中で、PMを務める平野副社長からいただいた言葉が非常に印象に残っています。特に衝撃を受けたのが、次の2つの考え方です。
「デザインはロジックだ」
これには驚きました。これまでデザインとは「センス」で決まるものだと思い込んでいたからです。しかし、「デザインはロジックだ」と言われ、改めて色々なサイトを分析してみると、そこには確かに論理的な根拠があることに気づかされました。要素の配置や色の選択一つひとつに理由があるのだと分かり、デザインに対するハードルが少し下がった気がします。
「顧客を正しい方向へリードしろ」
これも非常に深い言葉でした。顧客(今回でいえばPOや利用者)から出た要望をすべて鵜呑みにするのではなく、開発チームのリソースやシステム全体の整合性を俯瞰して、「その機能がお客様にとって本当に必要なのか」を見極める。ただ作るだけでなく、プロジェクトを正しい方向へ導く重要性を改めて実感しました。
実務を通して見えてきた設計ポイント
こうしたアドバイスを意識しながら実際に設計を進める中で、自分なりに学んだポイントが3点あります。
- 利用環境の考慮:今回は「会議室のドア横」という固定された場所で使われます。そのため、周囲の照明や視認性を考慮した色味の選定が必要でした。
- 利用者導線の徹底:文言一つ、ボタン一つにしても、利用者が迷わずに操作できる導線を考え抜く作業は、非常にパズル的で面白いものでした。
- 第三者視点の重要性:開発メンバー以外の人に触ってもらうことで、自分たちでは気づかなかった「使いにくさ」が浮き彫りになります。客観的なフィードバックこそが、クオリティを上げる鍵だと実感しました。
- 要件定義の重要性:デザインに着手する前に「行動デザイン」のすり合わせを徹底したことで、単に「どんな機能が欲しいか」を聞き取るだけでなく、ユーザーが実際にどう動くかを事前に定義できていたため、スムーズに画面へ落とし込むことができました。
感想
今回のデザイン業務を通じて、エンジニアとしての視野が大きく広がりました。「デザインはセンス」という先入観が消え、ロジカルに画面を構成していく楽しさを知ることができたのは大きな収穫です。
平野さんや三品さん、開発メンバーと共に、アイレットの皆さんが毎日便利に使えるシステムを完成させたいと思います!実装フェーズも頑張ります!