「AIインテグレーター」として産声を上げた KDDIアイレット。
その舵取りを行う 髙木 秀悟 社長が、これから社会に出る学生たちに向けて、次世代のビジネス環境と求める人財像について熱く語りました!

未来は「いい意味でわからない」。カオスな時代を生きる楽しさ

よく「3年後、5年後の未来はどうなりますか?」と聞かれるのですが、私の答えはいつも決まっています。「数年先の未来なんてわからない。でもそれは、いい意味でわからない」ということです。私たち KDDIアイレットは、お客様の AI 実装をお支えすべく、 AI インテグレーターを標榜し、スタートしました。グループ内の最先端 AI 領域を突っ走る精鋭たちとも日々、本気の議論を重ねていますが、現場のトップランナーたちの共通認識は非常にシンプルで、数ヶ月先の未来が本当に次から次へと塗り替えられていく、ということ。

それほどまでに、私たちが牽引している AI の進化スピードは凄まじく、わずか3週間も経てば、これまでの常識が一昔前の話になってしまう。それほど刺激的でカオスな最前線に、いま私たちは立っているのです。しかし、そんな正解のないカオスな時代だからこそ、最高にエキサイティングだと思いませんか?これから訪れる本格的な AI 社会において「ロボット」や「通信」という物理的なリアルアセットは絶対に外せない要素になります。私たちは、その刺激的な最前線の中心にいるという事実を、まずは知ってほしいと思います。

お客様の「実業務」に飛び込み、ビジネスを劇的に変える KDDI × アイレットの唯一無二の強み

競合他社がどれだけ壮大なビジョンを掲げようとも、私たちの強みは明確に別にあります。それは、お客様の隣に寄り添い、現実に成果を出す「地に足のついた AI 実装」ができることです。かつて、ある大手企業様と DX(デジタルトランスフォーメーション)でコラボレーションした際、「貴社の提案は他社と違って『地に足がついている』」と評価をいただきました。これは私たちにとって最高の褒め言葉でした。私たちは、理想や机上の空論を語るだけの集団になりたくはありません。

常にお客様と寄り添い、「地に足のついたAI実装」を実現するには、強固な通信インフラと確かな信頼性を併せ持つ KDDI に、圧倒的なスピード感と高度なクラウドインフラ構築・開発力を誇る「アイレット」の技術が合わさったことに、大きな価値があるのです。

巨大インフラ × 卓越した技術力がもたらす「一気通貫」の破壊力

この二つの DNA が融合したことで、何が可能になったか。それは、KDDI グループが持つ国内最高峰の巨大なアセット(データ・インフラ基盤)のうえで、アイレットの敏捷かつ最先端のテクノロジーを走らせ、企業のビジネスを上流から下流までご支援できる体制です。ただ画面のなかで完結する AI ではなく、リアルな社会やビジネスの現場をダイナミックに動かす AI。巨大なインフラだけでも、ただのシステム開発だけでも成し得ない「本当にお客様のビジネスを劇的に変える次世代の AI 実装」が、実現できるようになりました。

私たちは、お客様の「実業務・実部門」を動かしている現場の人たちと直接、ディスカッションができる強みを持っています。例えば、ある大手企業様とのプロジェクトでは、私たちのエンジニアが最先端の生成 AI を使った新規事業アプリケーションの開発に深く入り込みました。そこに KDDI グループが保有するマーケティングデータを掛け合わせることで「アプリを作って終わり」ではなく、お客様の事業全体を本気で盛り上げるマーケティング戦略までを提案できるようになる。単体の企業では届かなかった現場の奥深くまで、グループの力を結集してアプローチできるのです。

現場でしか手に入らない、エンジニアとしての「血肉化する経験」

もちろん、AWS、Google、Oracle、Microsoft といった世界中の最先端プラットフォーム技術をすべて熟知し、お客様の環境に合わせた「最適化提案」を実践することは、生半可なことではありません。勉強しなければならないことは山ほどあり、非常に難しいし、とても大変です。だからこそ、ここで自らを鍛え上げるエンジニアには「本当の価値」が生まれます。座学で勉強しただけ、資格を取っただけでは意味はありません。現場に飛び込み、お客様や上司、先輩に揉まれ、実業務の中で自らのスキルを試す。その経験のすべてが、皆さんの「血となり肉となる」のです。

空論を語るだけの集団でもなければ、ただコードを書くだけの集団でもない。圧倒的な事業基盤と卓越した技術力が結集した「KDDIアイレット」だからこそ、唯一無二の価値をお客様に、そして社会に提供できる。そして、ここで培った実力があれば、将来的に業界を問わず、世界中のどこへ行っても「どうしても欲しい」と渇望される人財になれる、と思っています。

「バーチャル×リアル」を持つ、いい意味での “ズルい” ポジショニング

これからの AI 社会のテクニカルな行く末を見据えたとき、日本の勝ち筋の一つは「フィジカルAI」の領域にあると言われています。日本の製造業には、長年培われてきた職人たちの「阿吽の呼吸」や、明文化されていないベテランの凄まじい技術(形式知化されていない暗黙知)があります。これがデジタルに変換され、AI に組み込まれたとき、日本の産業は世界を相手に大逆転を起こせる。例えば、自動車メーカーの生産ラインを想像してください。これまでは、作る車種を変えるたびにラインを止め、部品を替え、膨大なプログラムを組み替える必要がありました。しかし、フィジカル AI が極まったとしたら、部品さえ綺麗に揃っていれば、動いているロボットが AI の指示を受けて自律的に判断し、ラインを止めることなく異なる車種を次々と組み上げていく。そんな未来が来るかもしれません。

そんなフィジカル AI の時代において、KDDIアイレットグループは「稀有なポジショニング」を築いていると言えます。なぜなら、KDDIでは全国に張り巡らされたリアルな通信基地局を持ち、現場へ駆けつける「現場力」や、リアルなお客様接点、現場である「LAWSON」などをグループ全体で抱えているからです。これからの AI 社会は、現場にあるカメラ、センサー、ロボットといった「エッジ(末端)」から上がってくるリアルなデータが命になります。

画面の中だけでコードを書いている IT 企業には、現場環境でテストを繰り返したり、ハードウェアに直接触り、ネットワークの先にあるデバイスを保守・修理するリアルな足腰はありません。エンジニアが最先端の AI を開発し、その AI が現場社会に実装された後、メンテナンスやエッジの運用までをすべてグループ内のアセットで完結できる。そんな強みが、私たちにはあるのです。このダイナミズムは、エンジニアとしての知的好奇心をこれ以上ないほど刺激するはずです。

AI 時代に求められる「人間力」。ソリューション力ではなく「課題提起力」で走る

AI が進化し、定型のコーディングやシステム構築を自動で代替していく時代だからこそ、私たち人間に求められる「人間力」の定義は大きく変わります。これまでは、お客様の悩みを解決する「解決力(ソリューション力)」が大事だと言われてきました。しかし、これからはソリューション自体を AI が瞬時に出してくれるようになります。つまり、ソリューション力だけを持った人間は必要とされなくなる。今、本当に必要なのは「課題を自ら提起していく力」です。

自分たちやお客様の「現在の立ち位置」を分析し、目指すべき理想のゴールを圧倒的な熱量で具現化、「双方のギャップ」を自らの言葉で表現、周囲を巻き込み、それを埋めるべくリードしていく力。これこそが、これからの時代に必要な本質的な人間力。

この課題提起力は、エンジニアだけでなく営業やビジネス職にとっても最大の武器になります。過去の巨大な成功体験やレガシーなシステムに縛られていては、これまでの営業スタイルをガラリと変えることはとても難しい。しかし、生まれたばかりの KDDIアイレットには古い縛りがありません。「自分たちでゼロから作っていける」という、面白さがあります。今や営業の現場でも、自分のアバター(分身)を構築し、AI に自らの知識を学習させて顧客対応を自動化・高度化させるような、最先端の取り組みが始まっています。文化も、仕組みも、世界最先端のものを自分たちの思いで、スピード感を保ちながら作っていける。これほど刺激的な環境はなかなかありません。

私たちが立ち向かうべき難題は、日々のビジネス現場だけに留まりません。例えば、AI を用いたサイバーセキュリティの最前線、つまり「次世代の AI 攻撃」や「未知の脆弱性を突く脅威」との戦いも、皆さんを待っています。世界の危機とも言えるこのサイバー脅威を、日本にいながらにして「世界規模の課題」としてリアルに肌で感じ、どう守るべきか、どう仕事をしていくべきかを日々「ヒリヒリ」しながら模索していく。KDDIグループという巨大なアセットがあるからこそ、この戦いは国内に留まらず、海外をも巻き込んだ壮大なスケールになり得ます。この状況をただの『脅威』と捉えて怯えるか、それともエキサイティングな『機会』と捉えて挑むかは、その人次第。挑戦心に溢れた人間にとって、これほど退屈とは無縁な、真の意味での最先端の舞台はないでしょう。

熱い野心を持つ学生へ。世界に通用する圧倒的なスキルと、自ら未来を切り拓く実力を身につけろ

最後に、これから私たちの仲間になってほしい学生の皆さんに、私の本音をお伝えします。

皆さんには、将来どうなりたいのかというキャリアプランをしっかり持って入社してほしい。なぜなら KDDIアイレットは、ここで身につけた力を武器に、将来的に世界を舞台に活躍することも、日本のデジタル変革をド真ん中で牽引する存在になることも十分に可能にする場所だからです。それほどまでに、市場価値を極限まで高められる圧倒的なスキルと環境を、私たちは皆さんに提供する覚悟があります。その代わり、入社したら自らの成長のために「圧倒的な熱量で学びを重ね、貪欲に吸収して」ください。

IT 業界を目指す上で「資格を取得すること」は素晴らしいスタートラインです。しかし、そこで満足してほしくない。その知識やスキルセットを、私たちのリアルな現場に飛び込んで実践し、本当の血肉に変えていく。その覚悟を持って飛び込んできてほしいのです。KDDIアイレットには、ただ座学で学ぶだけの教育環境ではなく、それをプロとして対価を得ながら爆速で試せる、最高の実践舞台が最初から用意されています。挑戦への意欲を受け止める器の大きさと、若手が打席に立てるチャンスの多さは、どれほど巨大な組織や大企業であっても負けない、素晴らしい環境です。ここは、熱い情熱と野心を持った皆さんにとって「最高かつ最強の発射台(プラットフォーム)」になるはずです。「自らの技術と圧倒的な熱量で、誰も正解を知らないデジタル社会の勢力図を塗り替える」という強い野心を持って、この第二の創業期とも言える変革のフェーズへ、ぜひ果敢に飛び込んできてください。

本物の力を自らの手で掴み取る、
皆さんの挑戦を楽しみに待っています!

・【密着ドキュメンタリー】SIerで働くエンジニアの裏側に完全密着(TECH WORLD コラボ動画)
https://www.youtube.com/watch?v=uSy6gIBrrsg
・【新卒向け】挑戦の一歩を踏み出す、会社説明会・セミナー情報
https://www.iret.co.jp/newgraduate/recruit/event/