中国で書かれた伝記歴史小説『水滸伝』に登場する百八星の豪傑たちが集う『梁山泊』に例えて、cloudpackに集結するエンジニアを『梁山パック』として、ここにその個性豊かな表情を順にお伝えしていきたい。

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『達成感』が自分を突き動かす

AWS認定プログラムには、アソシエイトとプロフェッショナルの2段階あり、アーキテクト、デベロッパー、SysOps、DevOpsと全部で5つの資格に分かれている。

菊地はその5つすべての資格を持っている。菊地が最後に取った資格が日本国内で80番台だったことからも、すべての認定を持つエンジニアは決して多くはない。

AWS認定以外に持っている資格はありますか

前職ではメガバンクや損保などの金融系のオンプレミスのインテグレーション案件が中心だったこともあって、関連するベンダーを中心にいろいろと持っていますね。

AWS以外だと、Microsoft、EMC、IBM、Ciscoなどの資格と、あとPMP(Project Management Professional)を持っています。前職では資格手当があったので、お小遣い稼ぎみたいに資格を取りに行っていました。

それでもPMPはかなり本気で勉強して、試験時間も長くて、もう脳みそ溶けまくりながら受けたので、合格したときは心底嬉しかった。

試験対策の過去問があったりすると暗記でパスできる資格もあるんですけれど、AWSの認定資格って過去問とかが存在しないんです。だから、AWSの認定はある程度の実力がないと受からないんです。「受ければ受かる」なんて吹いてましたが、ナメて受けたら落ちたこともありますので、全部の認定が取れたときはちょっとだけ嬉しかったです。

認定試験に合格するためのコツとかあるんですか?

よほどの国家資格とかじゃなければ、普通にちゃんと勉強すれば合格しない資格なんてないですよ。

AWS認定資格だけで言えば、cloudpackの業務が「知らないうちにAWSのスキルがつく」状態だと思うし、お客様に鍛えられたりもするから、合格しやすい環境とも言えますね。

AWS認定資格は、まだそれほど人口が多くない気がするので、もっと広まってほしいなと思う。

資格を取ろうっていうモチベーションは何処にあるんですか?

なんだろうなぁ。資格を持っていたからって、いきなり実戦で戦えるわけじゃないし、でも何だろう「優越感」っていうとちょっと違うか。

そうだ「達成感」に近いな。自分の自信にもつながるし。

お気に入りのGARMIN vivofit 3

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ところでFacebookで見かけたんですが、活動量計リストバンドを買ったんですって?

そうそう。これね。『GARMIN vivofit 3』。

24/365で活動の記録が取れるんだ。1年間充電不要でエンドレスなのが最高にいいんだよ。

もともとジョギングするときは別のデバイスで心拍数を取るようにしていたんだけど、記録されるのが週末だけだから、アプリのカレンダーで記録をみると抜けだらけの寂しい状態だったんだ。

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vivofit 3に変えたら、ほら!毎日ちゃんと記録されるようになって大満足だよ。

このカレンダーに記録が埋まっているのを眺めていると、ものすごい達成感に浸れる。

全部埋まっての達成感なら、AWS認定資格のハナシと共通してますね

ああ、確かに。自分にとって大事なのは『達成感』だっていうことなんだな。

vivofit 3を買うときに、最も知りたかったのは自分の『睡眠』に関するデータ。睡眠時間って、どうしても曖昧になりがちなんだけど、健康維持のバロメーターでもあるので、正確に知りたいと思ったんだ。

あー眠り浅めですね。ちょっ!睡眠時間、短かすぎませんか

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確かに。それで今日はなんだか眠いのか。いつもはもう少し寝ていますよ。
昨日は帰宅が遅くなったのもあるけれど、家に帰ったらやりたいことがいっぱいあって、つい夜更かしをしてしまった。

健康維持には『1日1万歩』ってよく言われるじゃない?
その数字に根拠があるかどうかは諸説あるけれど。

自分はずっと座って仕事しているつもりだったんだけど、意外と毎日歩いているんだなーって知ることができました。週末になると、ジョギングと買い物で、だいたい2〜3万歩ぐらい歩いているみたいなんですよ。

確かに『達成感』ありそうな数字が取れていますね

まあ、でも『達成感』って言い方変えたら『自己満足』だよね。仕事も同じようなものかもしれない。

クラウドへの移行にも達成感を!

最近はお仕事での『達成感』はありますか?

ここのところオンプレミス環境をそのままAWSに移行したいという話しが増えているんだけど、相談してくださる会社お抱えのSIerさんとかは、本当にそのままオンプレからAWSに載せ替えようとしているみたいなんですよね。

たまたまクラウドの良さが活かされていない手抜きな提案を目撃したこともあって、元オンプレのエンジニアとしては残念な気持ちになることがありましたね。

そもそもエンドユーザーさんが『いかに変えずにクラウドに移行するか』を考えている様子もあるし、それをSIerさんに丸投げする体質だったりすると、仕方のないことかもしれないとも思う。とにかく残念だ。

実際そういう発想でクラウドに移行しても、メリットが減ってしまう上にコストも安くならないだろうし。クラウドらしいストラクチャーがあるので、検討段階でもっと挑戦してほしいなって思う。

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せっかくクラウドに移行するのに、もったいない話ですね

だからcloudpackの出番って、これからますます増えると思うんだ。

クラウドの良さが正しく伝わるような移行をお手伝いして、お客さんにも強烈な『達成感』を味わっていただきたい。そういう案件をご一緒したいですね。自分ばかり『達成感』を味わっていてもつまらないので。

菊地康之との個別面談を承ります

菊地康之と一緒に働いてみたいと思ったエンジニアの方は、cloudpackの採用ページ から個別相談をお申し込みください。中途採用会社説明会の『虎はち会』 に、菊地が顔を出す可能性もありますよ。

聞き手:増田隆一(marketing communication, cloudpack)
取材:2016年6月22日@虎ノ門ヒルズ