A-Frameで色々できるようになってきたので、ARとしての利用をもう少し見ていこうと思いました。
調べていると、AR.js studioなるものを見つけました。

AR.js Studioは、カスタムの拡張現実体験を構築するためのオープンソースのAR作成プラットフォームです。
(中略)
AR.js Studioを使用する場合も、コーディングの知識は必要ありません。 今すぐ最初のARプロジェクトの作成を開始できます。

との事。
今すぐ最初のARプロジェクトの作成を開始してみましょう。
ちなみに、まだアルファ版です。

これはアルファ版です。 機能が完成していない、バグが存在する可能性があります。

使い方

Step1

マーカーベースを選択します。

Step2

表示したい画像をアップロードし、Githubにパブリッシュするか、プロジェクトをzipでダウンロードします。

Githubにパブリッシュすると、Githubとの認証後に自動的にリポジトリが作成され、Github Pages用のブランチが作成されます。

動作確認

さっそく見てみましょう。
Githubにパブリッシュすると、最後にGithub PagesのURLが表示されるので、スマホでアクセスするだけです。

表示されました。
が、画像の上端がこちらを向いてしまい、なんだかよくわかりません。
コードを修正して、a-imageをx軸に90°回転させます。

rotation="90 0 0"

画像がこちらを向きました。

まとめ

AR.js studioでマーカーベースARを作ってみました。
簡単に作れましたが、その分細かい事は設定できません。

細かい事を設定するには、結局コードを書かないといけなさそうです。
コードを書くには、ある程度a-frameを把握しておく必要があります。
今回はARマーカーを生成しませんでしたが、そのあたりもAR.js studioが受け持ってくれるのは楽かもしれません。

まだアルファ版という事なので、期待して正式リリースを待ちたいと思います。

元記事はこちら

AR.js studio でマーカーベースARを作成してみた