こんにちは。デザイン事業部でデザイナーをしている野⽥と申します。
今回、アイレットにて初めての産休・育休・復職を経験したので⾃分⾃⾝の経験を紹介しようと思います。

〜復職してからの新しいワークスタイル〜

前編「〜産休直前から育休終盤まで〜」から続く記事です。

⑤復職

リモート復職

復職当⽇、通常であれば菓⼦折持って挨拶がてらチームメンバーに配り、PCの設定をしつつデスク周りの環境を整えたり、久々にチームメンバーとランチするなどで初⽇は終わりそうですが、アイレットではコロナを期にリモートワークが定着しており、復職当⽇ももちろんリモートで開始。
復職の⼀週間ほど前に、産休前に使⽤していたPCと社員証を郵送で受け取り、各種設定⼿順もメールで頂いていたので、事前に開通テストを済ませた状態で当⽇を迎えられました。

初⽇から早速案件に参加させていただける雰囲気だったので、今までのワークスタイルが良いとか悪いとかではなく、リモート復職はただただ「新しいな」と呟きたくなるほどスピーディでどこか肩の荷が降りるものでした。
こんなに緊張しなくて⼤丈夫だったのかな(?)と逆に⼼配になるほど、快く迎えてくれた上⻑とメンバーに⼤いに感謝です。
実際にメンバーと⾯と向かって話せないのは寂しいかなと思ったり複雑な思いですが、働きやすい環境が⽬の前にあると寂しさもカバーしてくれるものでした。

⑥復職後最初の1ヶ⽉

「⼦の看護休暇・介護休暇」「リフレッシュ休暇」制度について

「保育園からのおみやげは⼤量だからね!」と⼝酸っぱく周りから⾔われ続けていたので、4⽉⼊園から余裕を持って1ヶ⽉後の5⽉に復職させて頂いてましたが、1ヶ⽉経ってもやはりおみやげの量は変わる訳でも無く、⼦供の健康状態がすこぶる良好の⽇がないんじゃないかと疑うほど何かしらいつも発⽣していました。
独⾝時代、先輩ママさんから⼦の看護に有給を当てて、有給がなくなっちゃったと聞いてもピンと来てませんでしたが、まさにこれが保育園からの洗礼ってことなのですね。。

「⼦の看護休暇・介護休暇」は育児・介護休業法に定められた休暇規定のひとつで有給か無休かが会社によって異なります。アイレットは、もともと無休でしたが、ママパパランチ会をきっかけに有給に変更になりました!
2021年からは時間単位でのお休みもOKになりました。

[参考:「⼦の看護休暇」のポイント。2021年1⽉からは時間単位で取得可能に]

また、私の場合、勤続年数がちょうど5年を迎えていたようで、「リフレッシュ休暇(*2)」の対象になれ、こちらも週末に差し掛かる度にエネルギー切れで体調を崩しがちな⼦供と過ごせる時間に当てられ、正直助かりました。

*2 「リフレッシュ休暇」は、⼀定の勤続年数(5年毎)に到達した社員の⼼⾝のリフレッシュ、属⼈化解消の推進への期待を込めて、年次有給休暇とは別に⼀定期間の特別休暇です。

会社・チームからのサポート

ツールの使い⽅、仕事のスピード感、この2つが復帰直後の壁でした。ツールの使い⽅は、今まで使えていたはずのショートカットを忘れ、検索しながらの作業で⼿間取ったり。
仕事のスピード感は、1年のブランクはしっかりあるのにどこか過信があり、実際の実⼒と⾒合わず作業時間が延びてしまうことがしばしば。
そういった⾯を上⻑との復職後⾯談で相談でき、仕事量や範囲を考慮いただきながらのスタートとなりました。

アイレットのデザイン事業部では、復職後だけでなく、基本的には上⻑との⽉1⾯談(1 on 1)があり、常に相談できる場が設けられています。
また、任意で労務も交えた復職後1ヶ⽉⾯談の場もあり、プランシートに困っていることを追記してから改めて相談が可能です。(プランシートの役⽬はこれで最後です)

その他、都度「Slack」で悩む前に聞ける環境があるので、あまり悩まなくても良い復職になったのではないかなと思っています。

⑦復職後のワークスタイル

リモートワークで実現できた⼦供との時間/家事との両⽴

⼦供が産まれて⼀番驚いたことが家事の量です。今までは、週末まとめて1回やれば済むような家事が、毎⽇に変換されるとは思ってもみませんでした。
ファイルの整理に続いて、家事も苦⼿な⾝からすると悪夢です。苦⼿な分、経験値が浅いので要領も悪く、やはり時間をかけてしまいがち。

リモートワークで、通勤だったはずの往復3時間を家事とお⼦様時間に当てられることは、かけがえのない時間だなと思っています。通勤時間は⾃分時間を作るのにベストですが、合間家事をしながら1⽇を焦らず気持ちよく終えるにはリモートワークが必然でした。

会社の福利厚⽣で通勤時代は遠距離通勤⼿当があり、遠⽅に住んでいても嬉しいメリットがありましたが、リモートワークが推奨されてからは、環境設備⼀時⾦がでたり、在宅⽀援⼿当が⽀給されたりと更なるメリットにつながっています。全社員共通のメリットにもなった点には、どこか平和を感じます。
これからの制度にも期待です。

まとめ

後編は特に、福利厚⽣を使ってほとんど仕事していないんじゃないか!と思われる内容ですね、、
実際そうなんですけどね、、
感謝の気持ちを込めて、これから取り戻していきたいところです。

産休前は、引き継ぎや⼿続きが⾯倒くさそうと思っていましたが、とてもシステム化されていて、会社とのやりとりも少なく、申請⼿続きもストレスなく終えられるものでした。
リモートワークによって復職の不安も軽減、何より貴重な⼦供との時間が作れるのは嬉しいポイントです。

アイレットでは男性社員でも積極的に半年・1年間の育児休業を取得されている⽅がいます。
アイレット社員の旦那様をお持ちの⽅、羨ましい!とついつい思ってしまう記事は以下より▼

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※記載している福利厚⽣は、2022年9⽉現在に導⼊されているものです。場合によっては廃⽌されていたり、
更に良い制度が追加されている可能性もあるため、詳細につきましては予め会社へお問い合わせください。