グーグル・クラウド・ジャパン合同会社(Google Cloud Japan)は、 パートナー企業所属のエンジニア個人の活躍を表彰する「Google Cloud Partner Top Engineer」を毎年開催しています。2回目となる今回のアワードでは厳正な審査を経て計50名が選出され、アイレットからは3名が受賞しました。

プレスリリース:https://cloudpack.jp/info/20221128-2.html

受賞者の廣山豊、村上桃子、堂原竜希に、選出の経緯や今後の意気込みについて聞いてみました。

クラウドインテグレーション事業部 副事業部長
廣山 豊

クラウドインテグレーション事業部
村上 桃子

クラウドインテグレーション事業部
堂原 竜希

Google Cloud の資格取得数や普及活動、開発実績、ビジネス拡大への情熱において、突出したエンジニアを表彰

— Google Cloud Partner Top Engineer 選出、おめでとうございます。これはどのような制度なのでしょうか?


2021年にスタートした Google Cloud Japan の公式アワードプログラムで、今年で2回目の開催となります。同社のパートナー企業に所属するエンジニアを対象に、下記4つのポイントに基づいて書類審査を行なわれます。

①Google Cloud 認定資格/Google Cloud Certified Fellow 資格の所有数
②技術ブログ執筆や勉強会開催など、普及への貢献
③案件やソリューション開発への貢献
④Google Cloud ビジネスに対する情熱や今後の取り組み


— みなさんはどのような経緯で応募されたのですか?


私は第1回のアワードに選出していただけたので、2年連続の受賞を目指して応募しました。また、今年はアイレット社員の受賞者を増やすためのサポート活動にも注力し、Google Cloud に関する登壇依頼をいただけた時は他のメンバーを誘ったり、書類の書き方のコツを教えたりもしました。


2021年のアイレット入社後から Google Cloud を扱うようになったのですが、アイレットが Google Cloud Partner Advantage プログラムのスペシャライゼーション認定を取得する際、英語が得意という理由で監査メンバーに入れてもらえたことがきっかけで、さらにGoogle Cloudを勉強するようになり、今回の応募に至りました。


私も2021年入社で、もともと大学で機械学習を学んでいたので、データ分析に強みを持つ Google Cloud に興味がありました。社内で Google Cloud 関連の案件がある時は参加したいと積極的に手を挙げたり、ブログ執筆やイベント登壇などの課外活動も行ない、資格も取れるものはすべて取得しました。このアワードを受賞することが今年の目標だったと言っても過言ではありません。

Google Cloud 公式イベントへの登壇や新たな企業認定の取得など、社内外の活動に注力

— ご自身の活動を振り返ってみて、どのような点が評価されたと思いますか?


普段はマネージャーの仕事が中心で案件に直接携わる機会は少ないのですが、イベントや勉強会への登壇や各種監査への対応を評価していただけたのかなと思います。個人的にはアプリケーション開発のスペシャライゼーション認定、マネージドサービスプロバイダ認定などの企業認定資格の取得を頑張った1年でした。


私も Google Cloud 認定資格 において Professional レベルの全資格を取得しました。それから社外活動に注力し、技術ブログを10件ほど執筆したほか、Google Cloud Japan 公式の「二刀流エンジニア」というイベントに登壇しました。社内では勉強会を一人で主催したこともあります。おそらく、こうした社内外の活動に取り組んだことや、Google Cloud へのモチベーションも評価していただけたのではないかと感じています。


ベータ版認定試験を受けて Google Cloud 認定資格を取得したり、それから先ほど申し上げたように、企業認定の監査対応をした実績を評価していただけたのではないかと思います。

Google Cloud 認定資格の保有社員数は300人超え。
自社勉強会はもちろん、Google Cloud Japan との合同勉強会も定期的に開催

— アワード選出に向けて、アイレットとして注力やサポートしたことはありますか?


Google Cloud Partner Top Engineer 選出を目指す人が自由に参加できる Slack チャンネルを作り、社員同士で積極的に情報交換できる環境を用意しています。

また、アイレットは Google Cloud プレミア パートナーとして Google Cloud Japan と良好な関係を築かせてもらっています。例えば、定期的に合同でオンライン勉強会を開催したり、他社も含めた勉強会でも Google Cloud Japan のオフィスに訪問し、Google 社員の方と会話させていただく機会が多いと感じています。


私は同期に資格や勉強方法の情報共有やアドバイスを定期的に行なっています。社内勉強会を主催した際も40人ほどの社員に参加してもらえたので、全社的に Google Cloud への関心が高まっているのかなと思います。


そうですね、Google Cloud を扱える社員はどんどん増えていますよね。実際、社員の Google Cloud 認定資格の保有者数は300人、保有数は600を超えます。さまざまな部署で Google Cloud を扱うようになるなど、着実に普及が進んでいるのではないでしょうか。


私の所属するセクションでは、Google Cloud のセキュリティサービスや新しい機能が出ると、チャットで盛り上がったりします。周りの社員も積極的に資格取得やスキルアップを目指している環境が、モチベーションにつながっていると思います。


堂原さんも村上さんも入社歴が浅く、Google Cloud の案件に携わる機会も決して多くはない中で受賞できたのは本当にすごいことだと思います。これからも社内外の活動をサポートしたり、モチベーションを高められる環境をみんなで作っていきたいですね。

Google Cloud のサービス普及とお客さまのビジネス発展に貢献し、ともに成長し合う好循環を作りたい

— 最後に、Top Engineer として今後挑戦したいことや意気込みをお願いします。


Google Cloud のコミュニティ「Jagu’e’r」で運営に参加させていただいているのですが、最近もパネルディスカッションに参加したり、人材育成の分科会の運営に携わるなど、Top Engineer になったことで活動の幅が広がっていると感じています。ただ、社内では Google Cloud の案件にまだそこまで携われていないので、所属部署で案件を増やすための橋渡し的な役割も担いたいと思います。今年は Top Engineer になることが目標でしたが、これからどのように活動し継続していくかが重要なので、来年も選出していただけるように社内外の活動を継続していきたいです。


私の専門はセキュリティ領域なので、Google Cloud サービスを使ったセキュリティ系の開発に注力していきたいと考えています。アイレットとして Google Cloud の実績や認定取得に取り組むことで業界での認知度が高まれば、Google Cloud Japan やお客さまと一緒に仕事する機会をもっと増やしていけると思います。その活動がまた新しい開発や認定につながり、それらの活動に関わったエンジニアの中から Top Engineer が出てくるというふうに、良い循環につなげたいですね。


ありがたいことに2年連続で選出していただきましたが、来年、再来年と今後も継続して受賞し続けることが一つの目標です。もう一つ、Top Engineer の社員を増やすことも自分のミッションなので、そこにも力を入れていきたいと思います。


— みなさんのご活躍を今後も楽しみにしています。本日はありがとうございました!