エンタープライズクラウド事業部の黒野です。
今回は AWS re:Invent 2023 に現地参加しており、Amazon QuickSigh の Generative BI に関するセッションに参加してきました。

スピーカー

  • Ashok Dasineni
  • Karthik Tharmarajan

セッションレベル

  • 200 – Intermediate

概要

Discover how Amazon QuickSight can help you visualize data insights faster.
In this workshop, learn how to build beautiful dashboards and paginated
reports using the latest authoring capabilities in QuickSight including
Generative BI. Discover how you can distribute insights in various formats
to your users across the organization. You must bring your laptop to participate.
Amazon QuickSight がどのようにデータ・インサイトの迅速な可視化に役立つかをご覧ください。
このワークショップでは、Generative BI を含む QuickSight の最新のオーサリング機能を使用し
て、美しいダッシュボードとページ分割レポートを構築する方法を学びます。また、組織全体の
ユーザーに様々な形式でインサイトを配布する方法をご紹介します。
参加にはノートパソコンが必要です。

セッション

QuickSight について

Amazon QuickSight は AWS で提供されるビジネスインテリジェンス (BI) サービスになります。
QuickSight の機能として以下のようなものが挙げられます。

  • あらゆる分析ニーズに対応する統合BI
  • 自動スケーリングによる一貫した高いパフォーマンス
  • 生成的 AI 機能を備えた拡張分析
  • 必要最低限の料金を支払うことでコストを削減する

ワークショップ

作成したダッシュボード

Generative BI 機能

Generative BIとは同じく AWS の生成系 AI サービスの Amazon Bedrock を通じて以下のような生成、設定を行なうことが可能となった機能となります。
※11/29現在、プレビュー機能となっています。

ビジュアルの作成

Generative BI を使用するには画面トップのBuild visualをクリックすることで使用できます。

今回は以下の文章を入力して、年毎のインバウンド観光客のグラフを作成しています。

create line graph for inbound tourism count by year

書式設定

書式を設定する際には設定を行ないたいビジュアルの左上に表示されるQを選択することで可能となります。
今回はカラーフィールドにリージョンを追加しています。

add region to color

追加後:

計算フィールド

計算フィールドを記述する際に Generative BI を使用する場合には計算フィールド追加画面でそのまま使用することが可能となります。
今回は以下の文章を入力し、年毎の乗客のトータル%を表示するクエリ言語をジェネレートします。

percentage of total passenger by region


ジェネレート後:

まとめ

  • 今回の WorkShop では前半が手動によるダッシュボードの作成で、後半が Generative BI を使用したダッシュボード作成となっていたため、かなり恩恵を感じることができました。
  • 今回初めてダッシュボードを作成しましたが手動は大変な部分もあるというのを実感しました。
  • 現在はプレビュー機能となっていますが、これからもアップデートされてより良いものになるのを期待しております!
AWS re:Invent 2023 re:Cap presented by iret 2023年12月7日 (木)「AWS re:Invent 2023」のポイントを解説する「AWS re:Invent 2023 re:Cap presented by iret」を開催します。

詳細はこちら:https://cloudpack.jp/lp/aws-reinvent-recap-2023/