DX開発事業部 モダンエンジニアリングセクションの田村です。
今回は現地時間4/8~4/11の3日間ラスベガスで開催されたGoogle Cloud Next ’24について、参加するまでに準備したことを振り返って行きたいと思います。

セッションの様子やアップデート上については、私を含め弊社ブログ隊のメンバーが多くのブログを執筆しているのでぜひご覧ください!
https://iret.media/tag/google-cloud-next-24

申請編

Googleカンファレンスパスの個人登録

Google Cloud Next ’24の参加にあたって個人情報を登録する必要があります。
基本的には画面の指示に従って登録すれば問題なかったです。
これをやっておかないとそもそも参加できないので必須です。

セッションの登録

3月半ばにはセッション登録ができるようになっていました。
KeyNoteやLightning Talk、ハンズオンなど本当にたくさんのセッションがあるので、どれを見るか迷いどころです。
聞いた話だと3日間で500ぐらいのセッションがあるみたいです。
埋まってなければいつでも何度でも変更できるようなので、興味があるセッションは仮で押さえておくと良いと思います。
ハンズオン系は特に人気であっという間に埋まってしまうので早めに取るのをお勧めします!

パスポートの申請

いわずもがな海外渡航では必須の持ち物です。取得には2週間かかったりする場合もあるので、渡航が決まったらなるはやで申請しましょう。
学生時代にとっていた10年パスポートがまだ生きていたので今回は申請なしでしたが、期限が切れる前に出番があって良かったです。

ESTAの申請

これはアメリカに入国する際に必要で、短期の旅行や観光にはビザではなくESTAを取得して入国できます。
出発の3日前までに申請ということですが、パスポートを取得して滞在先が決まったらすぐに申請しましょう。
注意点として様々な代行サイトがありますが手数料が取られるそうなので、何もなければ本家のサイトから申請するのが無難です。
サイトでステータスを確認でき、Approve(承認)と出ていましたが当日入国するまではとても不安でした。
https://esta.cbp.dhs.gov/

Jagu’e’rへの加入

Jagu’e’rは日本中のGoogle Cloudユーザが集うコミュニティです!
Slackでユーザ同士がやり取りをしていて、もちろんGoogle Cloud Next ’24についても色々な企画がなされていたり、情報交換ができるので登録しておいて損はないです!

Home

その他の手続き

ホテルや航空券の手配、保険などは全て会社で手配いただいていましたので、小難しい手続きは特にありませんでした。
何から何までご手配いただきありがとうございます!!

準備編

ラスベガスに持っていったもの

ガジェット系

名称 用途 一言メモ
MacbookAir 会社支給端末、ブログ執筆用
iPhone 私用スマホで普段使い用
iPad 私用タブレットでサブ端末
PC用の純正充電器 PC充電用。保険のため2セット 電圧とかの規格もあるので純正品推奨。純正品の充電器は100-240Vまでの電圧に対応しているので、変圧器は不要でした!
スマホ用の純正充電器 スマホ充電用 電圧とかの規格もあるので純正品推奨。
モバイルバッテリー Ankerの20000mAhのバッテリー スマホの充電などに使用しましたがフル充電で3日間は持ちました。
モバイルWifi(会社支給) Global Wifi社の1GB/日 1GB/日だと意外とすぐ使ってしまうので、別でWifiか海外用のSIMを用意したりなどを持っておくと安心です。
モバイルWifi(自前用意) Global Wifi社の5G無制限 自分の場合はOtterなどネット環境がいるアプリを使っていて会社支給のWifiだけだと不安だったので用意しました。
プラグ変換器/変圧器 アメリカ対応の変換器と変圧器 プラグについては日本とアメリカの形状はほぼ同じです。変圧器についてapple製品で純正品の充電器を使うなら不要でした。

飛行機用グッズ

名称 用途 一言メモ
ネックピロー 機内快眠グッズその1 ネックピローのあるなしで寝心地の良さは雲泥の差があるので、絶対持って行くべきグッズです。
アイマスク 機内快眠グッズその2 ちょっと値段は張りますが、このアイマスクは全く光の漏れがなくて暗闇の世界に誘ってくれます。
耳栓 機内快眠グッズその3 これも少し高いですが、フィット感がよくつけ心地がよかったです。
腰クッション 機内快眠グッズその4 あると便利グッズですが、長時間フライトでもかなり腰が楽になりました。

その他

名称 用途 一言メモ
携帯用ケトル カップ麺やコーヒー飲む用 ブログで夜なべすると思ったので夜食とコーヒーブレイク用に持って行きました。
携帯用ハンガー ホテルでハンガーがない場合に備えて用意しました。結果的にハンガーの数が足りなくて重宝しました
ファブリーズ 衣類の匂い消し用 ホテルには置いていませんでした。外食やパーティーの次の日などは匂いが気になるのでこそっと持って行くと良いです。
常備薬 頭痛薬や胃腸薬、目薬、喉スプレーなど 食の違いでお腹下したりするので胃腸薬はあったほうが安心です。持って行く時は箱と説明書ごと。
酔い止め 長時間フライトの酔い止め 自分は酔いやすい方なので処方しました。昔長時間フライトの乗り物酔いで地獄を見たので処方推奨。
旅行用バス用品 シャンプー、リンス、ボディソープ 現地のバス用品は肌に合わない場合やそもそも置いてない場合もあるので、使い慣れたものを持って行くと安心です。
旅行用化粧水 化粧水、乳液 機内持ち込みだと100mlとかの制限があるので預け荷物に入れます。
歯ブラシセット 歯ブラシ、歯磨き粉 ホテルにアメニティがないので必須です。
ボディケア、整髪料、香水 髭剃りなどボディケアや身だしなみ用 この辺りは人によるので必要に応じて持って行きます。
喉ぬーる濡れマスク 乾燥対策 比較的に乾燥しているように感じたのであってよかったです。
携帯用スリッパ ホテルでの室内履き用 靴の文化なのでホテルには置いてないです。100均で購入したものを持って行きました。
パジャマ ホテルでの寝巻き ホテルにはバスローブがないので、寝る用の服は自前で用意する必要があります。
ウェットティッシュ 食事前のお手拭き用 これも意外と盲点で、飛行機や外食時におしぼりがでないので、気になる方は持ち歩き用にいくつか用意しておいたほうが良いです。

ポイント

  • ラスベガスの外の気温は30度近くありましたが、Next ’24の会場内やホテルは意外と冷え込むので長袖や薄いジャケットはあったほうが良いです。
  • アメリカにカップ麺を持って行く時は、必ず肉類や肉エキスが入っていないものにする必要があります。持ち込める中で有名なものはどん兵衛などがありますが、一応現地でも買えるので無理に持って行く必要はないかもしれません。
  • Wifiに関しては会場にも電波が飛んでいますが、かなり速度が遅いので基本的には自身のWifi回線を使うことになります。
  • 今回は用意できませんでしたが、モバイルモニターは余裕があれば持って行った方が良いです。資料をあちこちするとやっぱりモニター1枚だとかなり生産性が落ちます。

お金周り

名称 用途 一言メモ
クレジットカード 現地払い用 現地ではカードで支払うとスムーズです。
現金 現金出費やカジノで遊ぶ用 現金出費用で100~150ドルくらい、カジノ行くならさらに100~150ドルくらいは現金で持っていた方が良いかもしれません。

ポイント

  • ホテルでは海外で使えるクレジットカードかデビッドカードがないと、信用証明できないのでチェックインができないので注意が必要。(※必要有無は滞在先によるかもしれません)
  • 出費のほとんどはカード払いが基本ですが、現地でイベント参加したりなどで現金出費があるので用意しておくと良いです。今回はJagu’e’rのイベント参加で85ドルの現金出費があったので用意しておいて助かりました。
  • Uberタクシーやホテル清掃、そのほかレストランのチップで1~5ドルの紙幣を割と使うのでそれぞれ用意しておいた方が良いです。
  • 東京だと低い金額の紙幣は金券ショップで在庫が残ってないことがあるので、見つけたら早いうちに換金しておくことをお勧めします。
  • それにしても円安の影響でドルがめちゃくちゃ高い!(自分が換金した時は手数料含めて1ドル153円くらいでした)

使ったサービス

名称 用途 一言メモ
Otter(おすすめ) 英語のAI文字起こしサービス 2548円/月
ポケトークAI翻訳 アプリタイプの翻訳ツール 120円/週と週契約できるので、かなり使い勝手が良いです。
ポケトークライブ通訳 同時通訳できるアプリ セッションをリアルタイム日本語訳で視聴できると思ってワクワクしていましたがうまく動作してくれず、、月額3300円の高い出費でした。
Google Cloud Next ’24公式アプリ 事前登録したセッションや会場のマップ確認などができます

ポイント

  • 現地ではなるべく自分の言葉で伝えようとしていましたが、ちょっと言葉にできないときやどうしても聞き取れないときにポケトークAI翻訳が役に立ちました。
  • ポケトークライブ通訳は、かなり安定した通信状況でないと使用がなかなか難しかったです。家の回線だとうまく使えていたので、モバイルWifiでも5Gなら使えるかなと思いましたがうまく活用できず残念でした。。
  • Otterは拾った英語音声を文字起こししてくれるアプリです。ほぼリアルタイムで画面上に英文を表示してくれるので、セッション中に見るスクリプトとして内容理解にかなり貢献してくれました。また、自動的にサマリーを作ってくれたり標準機能のチャットボット機能を使うと内容に関して色々回答をしてくれるのが、かなり画期的で感動しました。

英語学習

名称 用途 参考金額
AI英語教材 abceed 英語学習アプリで、映画を日本語と英語のW字幕で見ることができます。フレーズ学習もできるので値段は張りますが使いやすいです 2548円/月
mikan これも英語学習スマホアプリで、豊富な学習教材が揃っています。アカデミックな教材の方が多いかなと思います Premiumは800円/月
Next ’23のKeynote 去年のオープニングキーノートがYouTubeにあるので、雰囲気を掴んだりするのに何度か視聴しました

ポイント

  • 1週間という海外滞在としては短い期間なので、そこまで英語をメインで話す機会は少なかったかなと思います。
  • それでも買い物をしたり、会場で道案内を聞いたりなどで英語を使うタイミングは多々あるので、シチュエーションごとの必須フレーズぐらいは押さえておいた方が良いかなと思います。
  • リスニングに関しては一朝一夕では身につかないので、セッション中はフィーリングとOtterアプリに頼り、対人で聞き取れない場合はSorry?やCould you speak more slowly?などで聞き直すと、かなり丁寧に教えてくれますので安心して良いと思います!

その他に準備しておいた方が良いこと

  • 紛失対策と持ち歩き用にパスポートのコピーをとっておく
  • ホテル滞在先情報を印刷しておく(飛行機のチェックインでホテルの住所を使用しました)
  • 航空券の情報を印刷しておく
  • 名刺を多めに持って行く
  • インフルエンザなど最低限のワクチンは打っておく(大切!!)
  • Uberアプリを入れておく(ラスベガスの移動ではUberタクシーを使うことがほとんど)

さいごに

ここまでご覧いただきありがとうございます。
海外渡航2回目、アメリカ初上陸の身でしたが、上記にあげた準備物で割と快適に1週間を過ごすことができました。
アメリカの道中記録やNext ’24の会場の様子は別のブログにて紹介いたします。
Google Cloud Nextに参加する方や興味のある方にとって少しでも有益な情報があれば幸いです。

【iret presents】Google Cloud Next’24 Recap 4月19日16時より「【iret presents】Google Cloud Next’24 Recap」を開催します。4月9~11日にラスベガスで開催される Google Cloud が主催する「Next’24」のポイントを解説する Recap イベントです。

詳細はこちら:
https://cloudpack.jp/event/googlecloud-next-2024-recap.html